CPRとは-デジタルマーケにおける意味とCPAとの違い、改善方法について-

英語の略称が頻発するデジタルマーケティング業界ですが、広告に対しての獲得単価を計算するうえで大事な3つの指標が「CPR」と
「CPA」、「CPO」になっており、どれも似たような意味合いになっています。そこで本日は、CPRについてまとめました。

CPRとは、注文を1件獲得する為にかかる費用のこと

CPRとは、Cost Per Responseの略で、顧客からのレスポンス1件を獲得するにあたり必要となる費用です。
CPOは「受注(実際の売上)」に対しての費用対効果を考える際に用いる指標で、
CPRは問い合わせやサンプル注文などの「反響(見込み顧客の獲得)」1件に対しての費用体効果を考える際に用いる指標です。

CPRの計算方法

CPRを算出するには、下記の計算式を用います。
計算式:広告出稿費用÷レスポンス総数=CPR
例えば、商品Aのサンプル品を拡販するために100万円の広告費を使い、100件の注文を獲得した場合はCPR10,000円になります。

CPAとの違い

CPAとCPRもよく混同される指標にはなりますが、基本的には同じ指標となります。
CPAは主にネット広告で使われることが多い指標であり、今ではCPRではなくCPAで算出するのが一般的になっています。
意味合いはほぼ同じでトライアルセットや本商品の購入、問い合わせなどあらゆる種類のレスポンス1件あたりにかかった広告宣伝費をあらわしています。

CPR改善は指標の改善だけでなく、アフィリエイト広告の出稿もあり!?

基本的にCPRはCVRCTRなどの指標を改善することによって向上しますが
CPR改善のため、アフィリエイト広告出稿を行うのも有効です。
アフィリエイト広告とはASPを介して、アフィリエイターに広告を出稿できる仕組みであり、
成果報酬でアフィリエイターに掲載してもらえることがメリットです。
しかしながら、昨今の漫画村問題等アフィリエイターが自由に広告を掲載してくれる分
知らない間に危険なサイトに掲載されていてしまったなどのリスクも高い為
アフィリエイターとのルールやリレーション等しっかりと整備した上で、広告を出稿することが大事になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回紹介したCPRなど、デジタルマーケティング業界において横文字の指標はたくさん存在するため
どの指標がどんな意味を持っているのか、また改善するためには別のどの指標を改善すれば良いか、まで覚えておくと良いでしょう。

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