デジタルマーケティング業界には、三文字専門用語が嫌になるほど(笑)沢山存在します。今日は、その中の一つ、CPVについてまとめました
CPVとは、動画広告視聴/1回に対するコストのこと
CPVとは、Cost Per Viewの略語で、動画広告における課金・評価方式であり、広告視聴/1回に対するコストのことです。通常ネット広告におけるクリックやインプレッションを基にしたメジャーな課金形式とは違い、「見られること」に重きを置いた課金形態です。
動画広告においては、認知目的で広告が出稿されることが多く、CPVが重要な指標となります。
CPVの定義は媒体毎に異なります。
例)
媒体Aでは最後まで視聴した場合のみ課金
媒体Bでは一定時間視聴したら課金
媒体Cでは再生時間に応じて課金価格が異なる 等
CPVの計算方法
CPVを算出するには、下記の計算式を用います
計算式:広告出稿費用÷再生回数=CPV
300,000円の広告出稿費用をかけて、20,000回の再生があった場合、CPVは15円ということになります。
類似指標であるCPCVについて
CPVの類似指標として、CPCVが挙げられます。CPCVは、Cost Per Completed Viewの略語で、動画が最後まで再生された回数に応じて発生する広告コストのことです。
計算には、下記の計算式を用います。
計算式:広告出稿費用÷完全視聴完了数=CPCV
より「しっかり見てもらう」に重きをおいて広告を出稿するケース、例えば、商品やサービスなどの説明に重点を置いた広告などと相性が良いとされています。
まとめ
如何でしたでしょうか?動画広告市場は近年、大きく成長しています。今後も通信環境の向上によって、より市場規模の拡大が見込まれます。デジタルマーケターの皆さんは、動画広告における重要指標について確実に理解しておきましょう。
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