マーケティング業界で働いていて、一つの業種に関しては知識もスキルも学んで先を悩まれている方。より幅を広げていきたいや、より収入を得ていきたいと思われる方もいらしゃると思います。そんな方に向けて、マーケティング業界でよりキャリアアップできるような転職に関してお話していきたいと思います。具体的にまだ考えていないような方でも、将来的にキャリアアップする際に活きてくる知識にはなりますので、ぜひ最後までお読みください。
Webマーケティング業界について
Webマーケティングとひと括りでいっても様々な職種が存在します。
そもそもどんな仕事を行うのかというと、Webを通してお店や商品の認知向上、売上を促進していくものです。PCかスマホか、WebかSNSかによっても施策が変わってきます。専門性を突き進める方もいれば、総合性を突き進める方もいます。近年の副業解禁や、YouTubeでの情報発信する人の影響もありWebマーケティング業界はかなり注目が集まっております。そんなWebマーケティングだからこそ、いま実際に仕事をしている方はより将来性を感じながらキャリアプランを考えることが大切になってきます。
現状の位置付け
2019年に日本におけるインターネット広告費がテレビメディア広告費を追い抜いたことから、かなりWebマーケティングという言葉を聞くようになってきました。インターネット広告費に関しては、年々右肩上がりで上昇しておりますので、今後はよりインターネット広告費とテレビメディア広告費の差も広がっていくのではないかと思います。
現状の業界としては、人手不足が挙げられます。この人手不足の「人」とは、具体的な知識やスキルを持っている人間のことを指します。年齢は問わずに仕事につける業界ですが、未経験からの採用はそこまで多くありません。現在Webマーケティングの仕事に就いており、そこそこの知識やスキルがある方は転職の際も困ることは基本ないと考えて良いでしょう。
今後の将来性
今後のWebマーケティングにおける将来性はかなり高いです。もちろん業界における人手不足も理由のひとつです。それ以上の理由として考えられているのが、今後の日本の傾向として、年功序列や終身雇用が無くなるに伴って「個人で稼ぐ力」が重要視されているからです。そんな「個人で稼ぐ力」に年齢関係なくなり得るのが、まさにWebマーケティングの知識やスキルです。PCさえあれば場所を問わずに仕事をすることができ、その時代の流行によって多少の左右はあるものの、根本的なマーケティングの考えは一生使うことができる知識になります。Webマーケティングを学ぶことは自分の個人で稼ぐ力を手助けしてくれます。
webマーケティング業界でのキャリアプラン
細かく分けると様々な職種が存在しますが、将来的な方向を大きく分けると、大きく3つ存在します。
webコンサルタント・PMでの転職
1つ目が、Webマーケティングを極めた先の道です。WebコンサルトはSEOやWeb広告を問わずにクライアントに合った様々な施策を提案する仕事になりますので、一つに偏ることなく幅広い知識と経験が必要になります。PMことプロジェクトマネージャーでは、プロジェクトにおける責任者となり、プロジェクトの全体を管理する仕事になります。期限や予算はもちろんのこと、計画立案、人員管理、品質管理、顧客管理を行うため、経験値だけでなくマネジメントの能力も重要になってきます。WebコンサルタントもPMも、経験年数によっては変わってくるものの、年収は600万〜1000万以上を狙える高収入な仕事になりますので、転職を機に挑戦してみるのもオススメです。
幅広い知識、スキルを求め、別職種での転職
2つ目が、より幅を広げた知識やスキルを求めての転職になります。SEOやHP・動画等のコンテンツマーケティングや、リスティング広告・ディスプレイ広告運用のWeb広告、SNSのアカウント運用から広告運用など沢山の仕事が存在します。一つの分野を極めることも重要ですが、将来的にWebコンサルタントやPMを目指したいのであれば、知識やスキルの幅を広げるために別分野を学ぶこともオススメです。分野を変えたとしても、培ってきたものは活きることばかりなので、気軽に幅を広げることができるのもWebマーケティングの魅力の一つです。
独立、フリーランスになる
会社で学んだことがそのまま個人の仕事としても通用するので、独立やフリーランスになりやすい業界です。その特徴を活かし、フリーランスになることで大幅に年収を上げることも可能になります。いきなり独立やフリーランスになるのが不安といった方でしたら、まずは会社に属しながら副業にて経験を積む事をオススメします。副業にて本業と同等以上の収入を得られるようでしたらそのまま独立、フリーランスになってみてはいかがでしょうか。
内定を貰う面接とは
内定を勝ち取る方法としては、今までの業務や実績を具体的に伝えられるかどうかが重要になってきます。良い意味でも成果を数値化できる業界となるので、どのくらい改善する事ができたのかや、どのくらいの売上に貢献することができたのかを示すことができればかなりの差別化になります。仮に、まだ数値として実例がない方でも、将来的なビジョンを中心に話し、そのための予備知識を事前に学習して伝えることで転職には有利に進めることができます。そのため、まったくの無知ではなく多少はその職種の知識をつけた上で転職活動に臨むことで内定を勝ち取っていけます。
まとめ
将来的にも、個人の可能性にも魅力の多いWebマーケティング業界です。流行に敏感なため常に学んでいくことは重要になってきますが、しっかり自己成長することで市場価値は上がっていく一方ですので、日々の積み重ねを意識して目先の仕事、転職した先の仕事に取り組んでいきましょう。