デジタルエージェンシー(インターネット系広告代理店)は全国で約5,000社以上もあり、企業からの需要が高まる中で、増加の傾向を見せています。それぞれの企業で強みや特徴をもっており、いざ依頼してみよう!と考えたとしてもかなり悩んでしまう方が多いのではないでしょうか?
今回は、デジタルエージェンシーの中でも未上場で「現在急成長を遂げている」おすすめ会社をピックアップしていきます!これから企業への依頼を検討する方は、是非参考にしてみてください!
デジタルエージェンシーとは?
そもそもデジタルエージェンシーとは、別名インターネット広告代理店のことです。
デジタルエージェンシーの大手会社といえば、amebaブログなどを運営しているサイバーエージェントなどがあります。デジタルエージェンシーは実際に企業として名前をだして直接消費者に届く商品を販売することはない会社です。しかし、サイバーエージェントの様に名前を聞いてみると、デジタルエージェンシーと知らなくてもニュースやCMで名前を聞いたことがある会社もたくさんあるのです。
インターネットを媒介として宣伝を行う広告会社
テレビ・新聞・雑誌などの媒体を通して宣伝する会社を「総合広告代理店」というのに対して、デジタルエージェンシーはインターネット広告代理店の名前の通り、インターネットを媒介として商品の宣伝を行います。
インターネット広告の種類もリスティング広告やSNS広告など様々な種類があり、なにをどう運用するかで、消費者への届き方に影響するため、デジタルエージェンシーの会社選びは非常に重要になります。
国内広告費の3分の1を占める
株式会社電通発表の「2020年日本の広告費」によると、国内の総合広告費は6兆1,594億円。
その中でデジタルエージェンシーの広告費は2兆2,290億円。全体の約3分の1を占め、マスコミ四媒体広告費に次いで2番目に多い広告費となっています。国内の総合広告費も年々増加する中で、インターネット広告費も同様に右肩あがりになっており、今後ますます増加の意図をたどると予想されています。
おすすめデジタルエージェンシー4選
今回ご紹介するのはこちらの4社。
現在急成長中ということで今回は未上場のおすすめ会社をピックアップ致しました。
- アナグラム株式会社
- オーリーズ株式会社
- デジタリフト株式会社
- 株式会社sizebook
おすすめ1.アナグラム株式会社
会社名 | アナグラム株式会社 |
創業 | 2010年 |
代表者 | 阿部 圭司 |
社員数 | 60名 |
アナグラム株式会社の特徴はリスティング広告やFacebook広告などの運用型広告の運用とコンサルティングに特化しています。
もうひとつの特徴として、いくつもの著書の発行をてがけており、特に代表取締役が執筆した「新版 リスティング広告 成功の法則」はAmazonやキンドルなどで販売されており、リスティング広告の基本をわかりやすく書かれていることで人気の書籍でもあります。
社員数60名という数で大手と比べると少なくはなりますが、ひとつずつの取引先との付き合いを深く長くできるよう、利益至上主義的な取引は絶対にしないという考えのもと、着々と実績を積み上げている会社になります。
また、2020年1月にフィードフォースに買収をされたことでも注目を浴びました。
おすすめ2.株式会社オーリーズ
会社名 | 株式会社オーリーズ |
創業 | 2011年 |
代表者 | 鈴木 多聞 |
社員数 | 30名 |
Google AdsやFacebook広告などの広告運用支援の運用に特化した株式会社オーリーズ。
株式会社オーリーズの特徴のひとつとして、他社とはちがう「報酬制度」があります。
株式会社オーリーズの報酬制度は「タイムチャージ」、「テーブル変動」、「リスク&リワード」、「レベニューシェア」、「エクイティ」の5つにわかれており、量よりも質を重視したサービスを提供できるよう意識しているそうです。
代表である鈴木さんは、企業のCMOやブランドマネージャーなどを中心に約5000名規模が来場するイベントの「宣伝会議サミット2019」でセミナーを開催されており、若年ながらも非常に力のある人物だと感じられます。
今後は広告運用以外にも視野を広げていくことを考えており、まだまだ発展途上な部分が魅力的な会社となります。
おすすめ3.株式会社デジタリフト
会社名 | 株式会社デジタリフト |
創業 | 2012年 |
代表者 | 百本 正博 |
社員数 | 61名 |
株式会社デジタリフトは2021年にCriteoが提供する認定代理店制度である「Criteo Certified Partners」や、YahooやFacebookの認定代理店としても認定された、運用実績を有する広告代理店に認定された企業になります。
ウェブマーケティングを駆使しながら、企業に対してマーケティング支援とコンサルティング業務を主として行い、「アジャイル型広告運用」をモットーに、常に新しいやりかたを改善しながら日々精進していくアプローチで業務を行っています。また「CdMO」と呼ばれるコンサルティングサービスも提供をされています。
株式会社デジタリフトの特徴として、代表取締役である百本さんとNo2である取締役の鹿熊さんの年の差にあります。
当時、49歳の百本さんと26歳で代表取締役へ抜擢された鹿熊さんとの年の差は2回りもあり、経営上での方針の違いなどの懸念もある中で、今日まで株式会社デジタリフトを発展させてきました。
代表2人の考えがうまく取り入れられているのか、社員も年齢に関わらず実力や考え方で採用・活躍できる方針となっているようです。
株式会社sizebook
本社 | 東京都港区 |
設立年数 | 2014年 |
資本金 | 約1億6千万 |
事業内容 | WEBコンサルティング事業通信販売事業採寸アプリケーション開発事業 |
株式会社sizebookは設立7年目、平均年齢27才と設立年数・社員ともに若い会社にも関わらず、全国約2,500社程ある広告代理店の上位1%に選ばれるという異例の成長スピードを誇る会社です。
さらに、2019年は40名の社員数で売上70億を達成しており、社員の実力も少数精鋭と言えるでしょう。
株式会社sizebookの特徴としては、新規営業に力を入れるのではなく、既存顧客のコンサルティングに力を入れている点です。新規営業担当は現在1名のみで、あとは既存顧客の営業をいかに伸ばし、深いコンサルタントをできるかに注力しています。
社内の特徴として、残業が多いイメージなデジタルマーケティング業界ですが株式会社sizebookは月平均20時間と、業務内で生産性の高い仕事ができる様、心掛けているそうです。
女性比率も5割と、年齢や性別の差がなくプライベトとの充実がはか理ながら活躍できる会社と言えるでしょう。
まとめ:これからどんどん増加していくデジタルエージェンシー
今回は現在急成長している、デジタルエージェンシー4社をご紹介しました。
どの会社もそれぞれに強みと特徴があり、これからまだまだ発展途上な部分が見られます。デジタルマーケティング業界自体、日々情報が変わり変化が多い業界になるので、今回ご紹介した会社以外にも急成長が見られる会社はたくさんあるでしょう。今回ご紹介した会社も企業選びの1つとして、ぜひ参考にしてみてください。