スマホの普及が当たり前となり、今や幅広い世代でSNSを利用する人は増えています。そんな中でSNS運用に興味をもち「SNS運用ができる仕事に就きたい!」と考える人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、SNS運用担当者の仕事内容や平均年収・就職先などを徹底解説!転職に悩む方やSNS運用担当の仕事をあまり知らない方の参考となるような記事にまとめました。転職活動中の方や、仕事探しに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
SNS運用とは?
SNSと一言に行っても様々な種類のSNSがあります。日本では主にTwitter・Facebook・Instagram・LINE・Yotubeの5つの利用者が多く、年々増加傾向にあります。
SNSの運用で商品販売・宣伝するのが目的
SNS運用とは、SNSアカウント使用して会社の宣伝・ブランド化や商品販売などを行うマーケティングの手法のひとつです。
SNS運用では、ただSNSに記事や写真を投稿するだけではなく、ターゲット層や流行などを細かく分析し、そこからアクセス数を増やすことで商品販売へと繋げるのです。
さらにそれぞれのSNSによって運用方法や利用者は異なるため、SNSに合わせた運用方法が求められる仕事となります。
SNS利用率上昇が背景となり導入
マーケティングの手法としてSNS運用が欠かせないものになった背景としては「SNS利用者の増加」にあります。
スマートホンの普及が当たり前となり、今や小学生がスマートフォンを手にしていても違和感のない時代です。それに伴ってSNS利用者も増加しており、中でも10代のSNSの利用は特に多く、平成30年度の平均利用時間も増加している傾向にあります。
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/ (引用|令和元年9月 総務省情報通信政策研究所)
SNS運用者には、流行に遅れることなく的確にターゲットを捉えることが大切なポイントと言えるでしょう。
増加に伴い専門とする部署も増設
SNSの利用が増加するとともに、これまで注目していなかった企業もSNS運用重要性に気づき、マーケティング専門の部署や役割を作るようになりました。
そこで誕生したのが、SNS運用をメインとして行う「SNS運用担当者」というものになります。
「SNSを利用する仕事に就きたい」という方は、この「SNS運用担当者」を目指す方も多いのではないでしょうか。
しかしSNS運用自体簡単なものではなく、これまで全くSNSに触れていなかった企業担当者がにわか知識でできるものでは無いため、専門の会社に依頼する場合もあります。
SNS運用に特化した会社も近年増加傾向にあるため、SNS運用担当者を目指している方は【企業のSNS運用担当者】か【SNS運用の専門会社】のどちらかに就職することがゴールとなるでしょう。
SNS運用担当者の仕事内容
SNS運用を仕事とするSNS運用担当者の仕事内容はどんなものなのでしょうか?
会社によって仕事内容やどこまで行うか業務内容に多少差がありますが、主に以下のような内容になります。
・SNSでの投稿・ターゲットの分析・各部署との打ち合わせ |
SNSでの投稿
SNSでの投稿・そこに書かれたコメントの返信や管理などを行います。
投稿する画像もただ写真を撮って画像を投稿するのではなく、見栄えがよくなるように編集したり、投稿する際の文章・タグなども考える必要があります。
ターゲットの分析
SNSに投稿する目的は、その投稿を見て会社の認知をしてもらうことや商品販売につなげることになります。
したがってその投稿をより多くの人に見てもらうために、「どんな年齢層に人気があるのか?」「何時頃によく見られているのか?」などSNSのアクセスを解析することも仕事の一つとされています。
各部署との打ち合わせ
PRしたい商品やブランドにより、営業や広報との打ち合わせをしてどのようにSNSで告知していくかを打ち合わせします
SNS運用者の考えだけではなく、SNSを見た後に商品販売につなげる営業部署や広報担当と連携することでスムーズなブランディングを狙うことが目的です。
SNSの投稿方法や投稿内容ももちろんですが、その他にもYouTubeの企画を考えたりする内容も業務に含まれます。
SNS運用担当者になる条件は?
SNS運用担当者になるには、基本的に無資格でなることが可能です。しかしSNS運用担当はこれまでの実績や自分自身のスキルが必要とされるため、実力主義なところがあります。
未経験でも就職は可能
先ほどもお伝えしたように、無資格未経験でも就職することは可能です。その場合、教えてくれる環境が整っている会社や部署への転職を考えましょう。
新設部署や会社であれば、周りに頼れる人がいない中で成果もあげる必要があるので、かなりハードルが高いと考えられるのであまりおすすめではありません。
個人SNSアカウントの開設は必須
SNS運用担当者の仕事に就くからには、個人でもSNSアカウントの開設は必須と言えるでしょう。
面接でも、そのSNSアカウントを持っているか質問される可能性が高いです。
さらにSNSの内容が特化しているものであったり、フォロワーの数が多いほど面接でのアピールポイントになります。
業界知識があるとなお良い
未経験でも転職は可能ですが、マーケティングの知識があるとなお良いでしょう。転職まで時間がある方はスクールや書籍で基本的な知識を勉強するのもおすすめです。
SNS運用担当の平均年収は?
SNS運用担当者の転職を考えている方は、実際のお給料も気になりますよね。
会社や仕事内容によって差があるため、平均的な内容になりますがSNS運用担当者のお給料は以下のようなものになります。
個人のスキルや会社によりかなり差がある
SNS運用担当は先ほどもお伝えしたように、実力主義な仕事になります。
そのため、スキルや実績により年収にはかなりの幅があり、平均年収は300万円〜800万円までの幅があると考えられます。
さらに、SNS運用担当者の仕事内容は「SNS運用をする」だけのものはほぼなく一般企業であれば広報や総務が兼業・SNS運用会社であってもSNS以外のマーケティングの仕事を
任されるため、その仕事内容によっても年収に差が出るため、一概にいくらとは決め難い職業になります。
従って、転職を決める際は内定通知書や雇用条件通知書に書かれている給料をよく見て入職を検討しましょう。
人気急上昇のSNS運用担当者は条件や仕事内容をみて転職をしっかり判断しよう!
現在SNSの普及と共に、人気が高くなっている「SNS運用担当者」の仕事は、仕事内容によって年収にかなりの差があり、全くの未経験で就職する場合は専門知識やマーケティングについてかなり勉強する必要があります。
「SNSをよくやっていて好きだから!」「自分でもできそうだから」という理由だけではなく、条件面や仕事内容の下調べを怠らずしっかりと判断した上で就職を決めるのがおすすめです。