LPOという用語があるように、商品購入ページの最適化が進んでいますが、購入後に表示されるサンクスページにも効果を上げるポイントがたくさんあります。
そこで本日はサンクスページについてまとめました。
サンクスページとは、ユーザーがコンバージョンした際に表示されるページのこと
「サンクスページ」とはECサイトで購入ボタンを押した際に、「ありがとうございました」などと表示されるページのことです。
アクセス解析ツールのタグをサンクスページに設置することでコンバージョン率を分析することができます。
詳しくは次項で説明しますが、最近のサンクスページの役割は御礼とアクセス解析だけでなく、SNSのシェアなどサンクスページ周りのマーケティング手法も注目されています。
効果の高いサンクスページの特徴
次のアクションまで記載されたサンクスメッセージ
サンクスページですので、まずは「ありがとう」の気持ちを伝えましょう。
サンクスページが表示されたとは言え、お客様は確実に購入が完了しているかどうか不安ですので、「注文が確定しました」あるいは「別途お送りする受領メールをもって注文確定」等、今後の流れを記載しておくとお客様も安心するでしょう。
また、ショッピング系のサイトであれば商品の到着目安、資料請求であれば視認性の高いダウンロードリンクを貼る事も重要です。
クロスセルを促している
Amazonで商品を購入した際に「○○を購入した方はこんな商品を買っています。」の文言に加えて商品のリンクが表示されます。
例えば、懐中電灯を買った際に「懐中電灯を購入した方は電池も買っています。」と電池のリンクが表示されれば、うっかりして電池を買い忘れた方へ効果的なアプローチが出来ます。
SNSアイコンの設置している
Facebookやtwitterなどのソーシャル共有ボタンを設置することで、継続的なつながりを持つことが出来ます。
お客様のフィードに企業や製品の情報が流れることにより、一元客だったユーザーが製品のファンになる可能性もあります。
自社コンテンツ(ブログ、別サービス)に誘導している
LPや他サイトから遷移してきたユーザーは、そのページしか閲覧していない可能性が高いです。
ブログ記事や別サービスへの導線を設置することで、企業の魅力をアピールする事が出来ます。
友達紹介リンクの設置している
欲しかった商品を購入した時、SNSにアップして承認欲求を高める人がいるように、購入直後のサンクスページはお客様にとって一番自慢したくなる瞬間です。
そこで、TwitterのシェアボタンやLINEでの友達紹介などのリンクを貼っておきましょう。
ZOZOTOWNなども実際にサンクスページにTwitterのリンクを貼っており、お客様がシェアしてくれれば、無料の広告宣伝になります。
しかしながら、バストアップなどのコンプレックス系商材とは親和性が低いので、友達紹介のリンクを控えておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
CRMの概念も業界に浸透しており、商品の購入がマーケティング活動のゴールではありません。
マーケティング活動は商品購入後もCRMという形で続きますので、お客様が魅力と感じるサンクスページを作成することが重要になりそうです。