アクセス解析を行う際は、ユーザーの流入経路を分析することが重要です。
リファラーを取得することで、ユーザーがどのような経路でサイトに流入してきたのか等の分析が可能です。
そこで本日はリファラーについてまとめました。
リファラーとは、別サイトへのリンクをクリックして遷移した際の、リンク元のページのこと
リファラーとは、webページのリンクをクリックして別のページに遷移した際の、リンク元のページの事です。
Webサーバのアクセスログに記録されます。
リファラを参照することで、ユーザーの行動経路を知る事が出来ます。
アクセス解析ツールを使用した分析時に用いられることが多いです。
リファラーが取れない要因について
リファラーが取得できない、いわゆるノーリファラーの場合の要因をまとめました。
リファラーが取れない要因は主に以下です。
・ブラウザに直接URLを入力し、ページへ飛んだ場合
・お気に入りなど、ブラウザのブックマークからサイトに訪問した場合
・メーラーアプリ本文に添付されていたリンクから訪問した場合
・ブラウザの設定で、リファラを表示させない設定をしている場合
・メタタグにより、強制リダイレクトをかけられた場合
・セキュリティソフトの設定でリファラを表示されないような設定にしている場合。
・httpsからhttpページへ訪問した場合
・Flashを使用したコンテンツのリンクでサイトへ訪問した場合
Googleアナリティクスにおけるリファラーの確認方法
Googleアナリティクスを用いたリファラーの確認方法は以下です。
1.Googleアナリティクスを開き、「レポート」の下の「集客」を開く。
2.「すべてのトラフィック」の「参照元/メディア」をクリック。
3.右側に参照元/メディアの結果が表示されます。
「参照元/メディア」の欄には「Google / organic」のような2つに分けた分析結果が書かれています。
前半が参照元、後半がメディアを表しています。
例えば、「Google / organic」の場合、Googleの検索結果から訪れたユーザーです。
後半のメディアの項目にreferralがあり、どのサイトからユーザーが訪れているのかを確認することが出来ます。
「A.co.jp / organic」と表示されていた場合はA.co.jpから計測対象のサイトに飛んできたユーザーになります。
また、noneの場合は流入元が不明のノーリファラーを表しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リファラーは自社のアクセス解析に役立つ情報です。
ユーザー側の設定で取得できない場合もありますが、メディア側で改善できる点は早急に改善を行い、より多くのリファラを取得し、アクセス解析に役立てましょう。