外資系広告代理店|世界売上高ランキングTOP10!スキル・転成功法も紹介

今回は、外資系広告代理店の売上高ランキングTOP10とその特徴についてをまとめました。

外国系広告代理店企業の事業内容・規模・特徴
日本広告代理店との違い
外国系広告代理店へ転職するために求められるもの
外国系広告代理店へ転職する方法

上記の内容に加え、外資系広告代理店への転職情報やおすすめの転職エージェント情報も併せてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ではご紹介していきます。

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外国系広告代理店の売上高ランキング

まずは外国系広告代理店の売上高ランキングです。

WPPグループ

売上高第1位のWPPグループは、イギリスのロンドンに本拠地を置く広告代理店グループで、売上高は約2兆円です。

111ヶ国において事業を展開しており、従業員は10万人以上です。

元々はワイヤー&プラスチック社という名前でワイヤー製買い物かごの製造を行っており、現在の社名はその略称になっています。

事業内容としては、広告及び投資管理事業、消費者インサイト事業、広報公務事業及びブランディング・アイデンティティ、ヘルスケア・専門通信事業といったものを中心に展開しています。

オムニコムグループ

売上高第2位のオムニコムグループは、アメリカのニューヨークに本社を置く広告代理店グループで、売上高は約1.6兆円です。

100ヶ国以上の国で事業を展開しており、従業員は7万人以上、「BBDO」や「TBWA」などの世界的な企業をグループ傘下に持っています。

事業内容としては、子会社を通じて広告企画及び制作・ブランド・企業イメージ構築、モバイルマーケティング・データベース管理等といった、マーケティング関連サービスの他、企業広報や投資家向け広報活動・人材募集等のコーポレートコミュニケーション関連サービスをなど幅広く展開しています。

ピュブリシス・グループ

売上高第3位のピュブリシス・グループは、フランスのパリに拠点を置く広告代理店グループで、売上高は約1.1兆円です。

100ヶ国以上で事業を展開しており、従業員は8万人以上、1926年に設立された老舗企業で、第二次世界大戦後に急成長を遂げました。

事業内容としては、クリエイティビティとテクノロジーを活用し、コミュニケーションズ・メディア・サピエント・ヘルスケアの4つのサービスを中心に展開しています。

インターパブリック・グループ

売上高第4位のインターパブリック・グループは、アメリカのニューヨークに拠点を置く広告代理店グループで、売上高は約8,300億円です。100ヶ国以上で事業を展開しており、従業員は5万人以上です。

キャンエリクソンやオクタゴン・ワールドワイドといった企業を傘下に持ち、日本の博報堂と業務提携を行っています。

事業内容としては、広告宣伝・マーケティングサービス・スポーツ・エンターテイメントマーケティング・コンサルティング等を展開しています。

電通

売上高第5位の電通グループは、日本の東京に拠点を置く広告代理店グループで、売上高は約6,900億円です。従業員は6万人以上です。

日本国内では最大規模の広告代理店であり、売上高は国内2位の博報堂の約4倍。「広告界のガリバー」という異名を持っています。

事業内容としては、マーケティング・クリエイティブ・プロモーション・メディア・コンテンツ・PR・ショーケース等を展開しています。


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アクセンチュア

売上高第6位のアクセンチュアは、アイルランドのダブリンに拠点を置く企業で、売上高は約3,000億円です。

フォーチュン誌が毎年発表する、世界中の会社を対象とした総収益ランキングである「フォーチュン・グローバル500」にも選ばれており、世界120ヶ国以上の国の企業を顧客として持つ多国籍企業です。

事業内容としては、戦略・IT・デジタル広告などのコンサルティングの他、システム設計・開発・運用等のITサービスも展開しています。


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ハバス

売上高第7位のハバスは、フランスのパリに拠点を置く企業で、売上高は約2,600億円です。

母体となった元の企業は1835年に設立されたため、累計で180年以上となる老舗の企業です。

事業内容としては、広告、マーケティング、デザイン等を展開しています。


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アライアンス・データ・システムズ

売上高第8位のアライアンス・データ・システムズは、アメリカのテキサスに拠点を企業で、売上高は約2,350億円で主にアメリカとカナダに顧客を持っています。

事業内容としては、顧客ロイヤルティー・プログラム及び航空会社マイルプログラム・マーケティング戦略のコンサルティング・クレジットカード等を展開しています。

IBM

売上高第9位のIBMは、アメリカのニューヨークに拠点を置く企業で、売上高は約2,340億円です。

戦略コンサルタント・組織変革プロジェクトマネージャー・UIデザイナー等幅広い職種の人材を抱えています。

事業内容としては、グローバルテクノロジーサービス・ITコンサルティング・ソフトウェア等を展開しています。

博報堂DYホールディングス

売上高第10位の博報堂DYホールディングスは、日本の東京に拠点を置く広告代理店グループで、売上高は約2,000億円です。

日本国内では、電通に次ぐ2番目の規模の広告代理店です。

事業内容としては、マーケティング・クリエイティブ・アクティベーション・PR・コンサルティング等を展開しています。


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外国系広告代理店の魅力って?

やりがいが強い

外国系広告代理店は学歴・経験などでふるいわけされるため、採用のハードルは高く、在籍者はハイスペックな人材ばかりです。

転職ができれば周囲から技術や知識を学ぶことができる環境が整っているでしょう。

また転職後は成果次第で報酬や仕事内容も変わってきます。これまで培ってきた能力を存分に試すことができる環境にあるため、必然的にスキルも伸び、成功したときの達成感が大きいでしょう。

クライアントが大手企業が多い

国内と比べ、外資系広告代理店のクライアントはM&Aなどによる経営統合が進んでいる影響で大手のグローバル企業であることがほとんどです。

そのため、案件ひとつひとつの単価も大きく、人員や作業量も膨大になるため、1つのプロジェクトで得られる経験値は膨大です。

今よりも規模の大きいグローバルなプロジェクトに携わりたい、という方は外国系広告代理店への転職を検討してみましょう。

国内と外国系広告代理店の具体的な違いは?

仕事の進め方

仕事の進め方として、クライアントに対する対応の違いは大きく異なるでしょう。

日本ではクライエントが主体となりできるだけクライエントの意向に沿う形でプロジェクトを進めます。

一方、外資系広告代理店では、クライアントと対等に意見を交換し無理なことはNOと言えるスタンスで仕事をすることが多くあります。

給料形態

国内と外国系広告代理店は給与形態が以下の様に異なります。

企業の種類制度名内容
国内広告代理店コミッション制度クライアントの予算が基準で報酬が決まる
外国系広告代理店フィー制度必要なコストをもとに報酬額が決まる

これに加え成果ごとにインセンティブがつく成功報酬型をとる企業が多いため、実力主義・即戦力を求められる外国企業ならではです。

外国系広告代理店で求められるのはどんな人材?

ビジネスレベルの英語力がある

外国系広告代理店では、ビジネスレベルの英会話は当たり前のスキルであり、さらに言えば広告業界の専門用語を英語で使用する(会議などにスムーズに参加できる)ことが求められます。

書類作成などの事務処理はもちろん、社内外コミュニケーションもすべて英語が必要なので、転職を叶えるには必須スキルとなります。

向上心・闘争心・自己発信力が強い

外国系広告代理店では常に闘争心を持って戦える人間が求められます。

日本の様に謙虚なメンタルでは、ライバル意識や昇進意欲が強いコンサルが多い中で勝ちのこることは難しいでしょう。

またクライアントに対しても、YES・NOがはっきり言える自己発信力がないと交渉が難航するため、自己発信力も必要とされます。

即戦力となるスキルを持っている

外国系広告代理店では未経験採用はほぼないため、転職後すぐ活躍できるスキルが必要です。

これまでのスキルを存分に活かしたい、さらに飛躍させたいという気持ちを持って転職にのぞむ人材こそ転職後に活躍できるチャンスを掴めるでしょう。

外国系広告代理店への転職でおすすめの転職エージェント

JACリクルートメント

JACリクルートメントのおすすめポイント

✓ 外資系転職に強い
✓ 転職支援実績43万人
✓ ハイキャリア転職も得意とする

イギリス外資系企業発祥の『JACリクルートメント』は、グローバルなハイキャリア向け転職に強く、ハイスペックな人向けの転職支援を行います。

在籍コンサルタントは400名と一見多く見えますが、リクルートやエン転職の同列の規模感である転職エージェントにしては少数精鋭だと言えるでしょう。

ハイキャリア向けなため30代以降の利用が推奨されますが、20代後半であれば経験により求人の紹介も可能です。

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エンワールドジャパン

エンワールドジャパンのおすすめポイント

✓ 英語力を活かした転職支援に強い
✓ 大手エングループの安心したサポート
✓ 独自のコンテンツが充実

エンワールド・ジャパンは、国内人材業大手のエンジャパン株式会社の子会社であり、外資系企業・日系グローバル企業の、主にハイクラス層の転職支援を得意とする転職エージェントです。

英語力が必要とされるグローバル求人を多く取り扱っており、取引業数はまだ多くはありませんが、利用者満足度97%と高品質なサポートが期待できます。

また基本的なサポート以外にも、転職コラムなどの独自コンテンツも充実しています。

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まとめ

今回は外国系広告代理店についてご紹介していきました。

採用基準が高く、転職するまでにはいくつものハードルを超えなければいけない外国系広告代理店ですが、転職が叶えばこれまで培った力を試せるフィールドで活躍ができます。

YESNOがはっきり言える、闘争心を持つ、クライアントにも物おじせず対応できるなど、求められることは国内広告代理店とはことなりますが、環境が合えば非常にやりがいのある職場となるでしょう。

外資系広告代理店の転職には、転職エージェントも上手に活用しながら、自信のアピールを上手に行い、内定を勝ち取りましょう。

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