ここでは、不動産業界へ特化したDX支援を行うSREホールディングス株式会社（旧ソニー不動産）の転職情報をまとめていきます。
ソニーグループ株式会社のグループ企業であるため、転職を志望する方も多いですが、実際の口コミや年収情報はどうなっているのでしょうか。
転職後の後悔をなくすために、本記事では、SREホールディングスの情報を徹底解説していきます。
・SREホールディングスの事業内容や経営状況
・転職後の待遇面
・実際に働く人の口コミ情報
・転職の難易度やポイント
SREホールディングス株式会社への転職は当サイトdigireka!経由でもサポートが可能です。転職相談はこちら（https://digireka.jp/lp/）ご相談フォームに転職希望の旨をご記載ください。
SREホールディングス株式会社ってどんな会社？
（引用：SREホールディングス株式会社 公式HP）
まずはSREホールディングスの企業情報をご紹介していきます。
【SREホールディングス株式会社 企業情報】
| 企業名 | SREホールディングス株式会社 |
| 代表者 | 西山 和良 |
| 設立 | 2014年4月14日 |
| 本社 | 東京都港区 |
| 従業員数 | 195 人 |
| 事業内容 | AIクラウド＆コンサルティング事業ライフ＆プロパティソリューション事業 |
| 株主 | SREホールディングス株式会社（100％） |
SREホールディングスとは、元々はソニー不動産という名前で、ソニーグループ株式会社のグループ会社として設立。
設立当初は不動産売買仲介業をメインとし、売却と購入の担当者を完全に分けた「エージェント制」をもってサービス展開を行っていました。
その後、不動産事業を自ら手掛けることでより深い不動産ノウハウを蓄積し、現在のクラウドソリューションサービスへと事業を拡大していきました。
経営としては、2019年にマザーズ・2020年に東証一部上場と市場価値は年々上昇しており、2023年度の売上高も18,541万円と数値的にも順調な結果を見せており、まさに右肩上がりの企業と言えるでしょう。
不動産業界を中心とした3つの事業展開を行う
SREホールディングス株式会社のメイン事業は次の3つが代表的なものとなります。
- 業務支援型のクラウドソリューションの提供
- AIコンサルティングサービス
- 不動産仲介コンサルティングサービス
いずれも不動産業界をメインとした事業ではありますが、事例としては金融・サービス業界を担当したものもあります。ソニーグループのノウハウを活かしたIT技術を駆使しながら、企業のDX化を図り「10年後の当たり前」をミッションに事業展開を広げています。
設立5年を機にソニー不動産から改名、事業展開を広げてきた
SREホールディングス株式会社が現在の社名へと改名したのは2019年。
設立5周年となるタイミングで、創業時からの不動産事業に加え、ITプラットフォーム事業とAIソリューション事業を加えた新事業の展開を決定したことがきっかけとなりました。
同時に本社も創業地の銀座から青山へと移転し、現在の形となっています。
SREホールディングス株式会社の待遇
次は、SREホールディングスの待遇面をみていきましょう。
年収
まず、各口コミサイトの年収情報は下記のようになります。
【SREホールディングス株式会社 会社全体の平均年収一覧】
日本の会社員の平均年収が461万円（国税庁参照）であることに対し、SREホールディングス株式会社の平均年収は約700〜830万円と大幅に上回る平均値となっています。
不動産業界を対象としている事業であること、クラウドソリューションやAIコンサルタントなどの案件単価が高い事業内容であることもを踏まえると、納得のいく年収レンジです。
転職者の年収に関しては経験・スキルを考慮して決定されるとのことですが、SREホールディングスの待遇は満足のいくケースが多いと考えられるでしょう。
【SREホールディングス株式会社 職種別年収一覧】
| サイト名／職種 | 営業職 | 企画・事務職 | 事業企画 | 専門職 | 建築・土木系エンジニア職 | 戦略コンサルタント |
| indeed | − | 712万円 | 810万円 | − | − | 1,172万円 |
| ライトハウス | 708万円 | 750万円 | − | 950万円 | 650万円 | − |
| doda | 800～1,200万円 | 800～1,000万円 | 1,000～1,200万円 | − | 600～900万円 | 1,300～2,000万円 |
次に職種ごとの年収待遇を見ていきましょう。
現在募集のある職種は様々ですが、特に高待遇な職種は事業企画や戦略コンサルタントなど、案件の上流を担当する役割が多くなる傾向です。一番高待遇な年収としては、戦略コンサルタントの2000万円でした。
営業職の場合はインセンティブ制となるようで、営業目標達成率と顧客満足度の評価により変動し評価により最大300%まで支給されます。
月給には固定残業時間込みとなり、31万円〜のスタートとなるため、経験と実績によって差がでるのではと考えられます。公式の情報では40代で1000万円以上の年収待遇の方もいるようです。
また、SREホールディングスではオープンポジションの募集もしているようです。
現在募集している職種に該当するものがなく、幅広い業務に適応できる経験があり、ある程度の希望年収やポジションがある場合はこちらの職種で応募するのもひとつの手段です。
福利厚生
各種社会保険（健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険）
法定外労災保険
団体保険
確定拠出年金制度
クラブ活動
資格取得支援制度
従業員持株会
人間ドック補助
ベネフィットステーション
M3PSP（専任担当にいつでも相談でき、エムスリーの豊富なデータベースより最適な医療方針を提案してもらえる制度）
オフィスでやさい（置き型社食）
SREホイールディングス株式会社の福利厚生は上記のようになります。
ソニーグループであるため団体保険や拠出年金の加入が可能となっており、かなり手厚い待遇であることがわかります。
また、法定外労務保険の加入ができるのも特徴的で、企業が選ぶ内容によって多少差がありますが、労災で休業した場合の給料支給や業務外の病気の手術・入院費の保証が受けることができます。
その他にも、社員持株制度やベネフィットなど、全体を通して非常にバランスがよく、社員がメリットを感じる内容が充実している待遇であると言えるでしょう。
SREホールディングス株式会社の評判
次にSREホールディングス株式会社の実際の評判を解説していきましょう。
成長意識が強く自主性を求められる社風
忙しいながらプライベートも充実させられる
全体を通して「成長意識」「ソニーグループ」といったワードが非常に多く含まれており、良い面でも悪い面でも大手企業のグループ会社である恩恵を感じつつ、発展途上な部分も感じられる企業であるようです。
では、悪い評判・良い評判に分けて詳細を解説していきましょう。
悪い評判
業務量が多く、バランスが調整しづらい
売上次第で業務量が変動する
業務に求められるスピード感と内容のギャップがある
SREホールディングスの口コミでは、悪い評判が少なく、いくつか共通して挙げられているのは働き方に関する内容でした。
業務量が多くなってしまい、有休消化がしづらい・残業が増えてしまうといった内容が上がる一方で、良い口コミにもライフワークバランスに関するものが上がっていることから、職種や部署によって差が出ることがわかります。
エンジニア職などの納期が発生したり、営業職のようにクライアントワークである職種は忙しくなるタイミングが出てしまうことが多いのではないでしょうか。
残業や休日バランスを重視した転職の場合は、面接で必ず残業時間や有給取得について確認をしておきましょう。
良い評判
成長思考が強く個人の業務裁量が多い
多彩な経歴を持つ人が多いので勉強になる
忙しいながらもメリハリをつけて働くことができる
良い評判としては、業務姿勢についての内容が多くありました。
SREホールディングス株式会社は上場以降、採用にも積極的で社員数も増加傾向にあるようですが、採用方針として自主性や向上心を重視している傾向にあります。
そのため、在籍社員は業務に対し積極的でコミュニケーションも取りやすい社風にあるようです。
経歴や年齢・性別での棲み分けも少ないようで、垣根を低く、様々な職種とコミュニケーションが取れる環境であることが見受けられます。
SREホールディングス株式会社の転職の難易度
SREホールディングスの転職難易度は比較的高い傾向です。
現在、採用活動自体は積極的に行われており、様々な職種・ポシジョンの募集がかけられていますが、どれをとっても一定以上の実務経験や必要な資格が求められており、応募の必須条件を満たせずに諦めてしまう場合も多いと考えられるでしょう。
さらにそこから書類選考に進んだとしても、SREホールディングスは近年売上が急上昇しており注目の集まる企業であるため、応募数も多数あることが考えられます。書類・面接と突破していくのはかなりの難関であると考えられます。
SREホールディングス株式会社への転職方法は？
最後はSREホールディングス株式会社への転職ポイントを解説していきます。
採用フロー
SREホールディングス株式会社の採用フローは下記のようになっています。
- 会社説明会参加
- エントリーシート提出
- 面接
- WEB 試験（適性検査）/面接複数回
- 最終面接
中途採用の場合、面接回数は1〜2回となりポジション・職種によって回数は異なります。
また適正試験が基本的に実施されますが、こちらも職種によって内容が変わると予想されるでしょう。
面接では長所・短所やこれまでの経験などの基本的な質問に加え、業務を進める上で意識していることや転職後にそのスキルをどう活かすかといった内容が質問されます。
基本的にオーソドックスな質問内容が多い傾向であるため、スキルの棚卸しを細かく行いつつ、応募職種に対しどのようなアプローチをかけていくか対策を練っておくといいのではないでしょうか。
転職のポイント
SREホールディングス株式会社の採用では「自主性」や「成長思考」に関しての思考が意識されやすい傾向です。
これまでの仕事の中で、悩みや問題にぶつかったときどのように対策し成長してきたかといったエピソードをひとつもっておくと面接で活躍するのではないでしょうか。
また、普段から成長するために心がけていること・継続していることがあればそちらも書き出して整理しておくと良いでしょう。
「計画性」「課題解決力」などをキーワードにしつつ、自己PRを作成することがポイントです。
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