ストックマーク株式会社は、自然言語処理によるイノベーションを支援するスタートアップ企業です。
この記事では同社の評判をもとに、転職に必要な情報を解説していきます。
- 仕事内容
- 待遇
- ワークスタイル
- 転職方法
転職前の情報収集にぜひ、ご活用ください。
ストックマーク株式会社ってどんな会社?
【ストックマーク株式会社 企業情報】
(引用:ストックマーク株式会社 公式HP)
企業名 | ストックマーク株式会社 |
代表者 | 代表取締役CEO 林 達 |
設立 | 2016年11月15日 |
本社 | 〒107-0062東京都港区南青山 1 丁目12-3 LIFORK MINAMI AOYAMA S209 |
事業内容 | 自然言語処理を活用した企業文化変革の支援をおこなうサービスの開発・運営 |
ストックマーク株式会社は自然言語処理を活用して、クライアントの支援をおこなうスタートアップ企業です。
現在、多くの企業ではイノベーションを生みだすために、膨大な量の情報から必要な部分を取り出していますが、情報量やスピードが早く、人だけでは対応しきれないのが実情です。
ストックマークでは、膨大なテキストデータを自社プロダクトによって解析をおこない、Saasプラットフォームを通じてクライアントに提供するサービスを展開。その中にはSoftBank・三井UFJ銀行・三菱商事などを始め、さまざまな業界のエンタープライズ企業があります。
【エンタープライズ企業】 大企業・中堅企業・官公庁などの公的機関 |
最近ではシリーズBで10億円超の資金調達の成功や経済産業省とNEDOが主催する、生産AIの開発を強化するプロジェクト「GENIAC」への採択を受けるなど、成長が止まりません。
目まぐるしい成長を遂げる企業に身を置き、スピード感のある事業へ貢献していきたいと考える人にはやりがいを感じられるでしょう。
ストックマーク株式会社の仕事内容
ストックマーク株式会社の仕事内容は多種多様です。
中でも自然言語処理に特化している企業のため、業務の中では、ノウハウ・経験・最先端の技術などに触れられます。
個人の裁量によっては業務の幅を広げられるため、さまざまな領域の仕事が経験できるでしょう。
「Research Nester Private Limited」の調査によると、国内のNLP(自然言語処理)市場規模は2030年までに473億円まで成長すると予想されているため、ストックマークの事業も引き続き需要の高まりが見受けられます。
成長予測が高い市場に身を置くことで、自己のキャリア形成や技術力向上が見込めるでしょう。
ストックマーク株式会社の年収・待遇
年収
ストックマーク株式会社の年収待遇は次のようになります。
【ストックマーク株式会社 職種ごとの年収一覧】
職種 | 年収 |
技術職(エンジニア) | 500万円~1500万円 |
営業職 | 579万円~1529万円 |
企画・管理 | 579万円~2000万円 |
(参照:doda)
年収レンジに幅があるのは、応募者のスキル・経験に加えて扶養家族などによって金額が決定されるためです。
国税庁調べの令和4年の平均年収は1人あたり458万円となっているので、平均よりも高い待遇と予想できるでしょう。
エンジニアの場合、地方からのフルリモートも可能となっているため、居住地によってはゆとりある生活が見込め、将来へ向けた資金を貯蓄できます。
勤務時間・休日・残業時間
<ストックマーク株式会社の勤務条件>
◼️就業時間Biz系職種 フレックス制度(標準労働時間 月160時間、コアタイム 10:00 -14:00) Dev系職種:裁量労働制残業あり(平均10〜20時間) ◼️就業場所 本社または自宅そのほかリモートワークが可能な場所 フルリモート可(職種ごとに異なる)業務によっては 関東圏の通勤可能エリアの居住必須 ◼️就業形態 基本的にフルリモート体制(居住地は日本国内に限る) リモートか出社は選択自由(出社回数規定/制限なし) ◼️休日・休暇 年間休日123日 完全週休2日制(土日祝) 年末年始休暇 有給休暇(入社時付与 ※付与日数は入社月による) 産前産後休暇育児休暇 |
(参照引用:公式HP)
出社とリモートが選択可能となっており、国内限定ですが、本社がある東京都外からフルリモートで働いている従業員も在籍しています。フレックスタイム制を利用した柔軟な働き方が可能と言えるでしょう。
フレックスタイム制を利用した、朝の混雑時間帯の回避や、子供の送迎など、柔軟な時間の使い方が可能です。
自己都合による時短勤務や中抜けも可能なため、ワークライフバランスが取りやすい環境となっており、事情により出社が困難でも安定した収入を得ながら、仕事とプライベートの両立ができます。
福利厚生
ストックマーク株式会社の福利厚生は下記のようになります。
<ストックマーク株式会社 福利厚生一覧>
通勤交通費 各種社会保険 関東ITソフトウェア健康保険組合加入 健康診断、インフルエンザ予防接種、産休・育休制度 顧客と向き合う費(月2万円を一律支給) 研究日制度(Dev系職種のみ月1 回、技術向上・学習目的) フリードリンク |
「顧客と向き合う費」や「研究日制度」など、自己研鑽を目的とした福利厚生が多く中でも、書籍やPCなどの備品を購入でき、自身のスキル習得やリモートワークの準備などが自己負担なくできます。
また、保険は協会健保(全国保険協会)ではなくIT業界独自の「関東ITソフトウェア健康保険組合」に加入しています。スポーツや旅行などを楽しめるため、プライベートを充実させられ、仕事へのモチベーション確保や、ストレス解消ができるでしょう。
ストックマーク株式会社のキャリアアップ
ストックマーク株式会社はAI特化の企業であり、その中でも自然言語処理を研究・開発しています。
在籍社員の中には、東大特任准教授や東京大学博士など、高い技術力を持つエンジニアが在籍しています。ビジネス面においても、パナソニックやIBM・ゴールドマンサックスなどの大手の経歴を持つ在籍社員と仕事をすることで、ハイスキルな技術を学べるでしょう。
ストックマークは、従業員の裁量に任せる社風のため、プロダクトのフルスクラッチ開発や体制作りなど、熱意があればさまざまな領域の仕事ができる体制があります。
また、経済産業省が生成AIの開発力の強化を目的として開始したプロジェクト「GENIAC」の採択事業者に、ストックマークが採用されました。
行政の企画を経験できる企業は限られているため、今後のキャリア形成のための実績作りもできるでしょう。ストックマークへの転職は、今後のキャリアアップに役立つ技術力や経験・つながりが持てることが期待できます。
ストックマーク株式会社の評判
- 能動的に動けるなら良い環境
- 一定の知識や経験がある人には仕組みづくりから決められる
- 風通しが良いため声を上げやすい
ストックマークへの転職は、総評から見て自立的に動ける人物がおすすめです。
同社では個人の裁量権が大きく、風通しも良い環境のため、声を上げればさまざまな仕事や仕組みづくりがおこなえることが、口コミから見受けられます。
福利厚生には、個人の研鑽に充てられる費用も毎月支給されるため、スキルアップしながらAIに関するさまざまな経験が積める、良い環境だと言えます。
悪い評判
- 評価基準がたびたび変更されるためモチベーションが上がらない
- 人材育成の面は個人の裁量に任せているため能動的に動く必要がある
- スタートアップ企業特有の不十分な制度が多い
ストックマークでは、人材育成を個人の裁量に任せていることが特徴です。
育成カリキュラムは最初のオンボードのみとなっており、それ以外は基本的に現場で実際に仕事をしながら覚えるようです。
評価制度は半期に一度あるようですが、評価基準が度々かわるため、成果に対する評価に納得いかず、退職をする従業員の存在が口コミからわかります。
従業員同士の研究会や懇親会は定期的に開催されるため、そこでつながりを作り、困ったことや質問事項などがある場合は、すぐに相談するなどして、早く業務をこなせるようにしましょう。
良い評判
- ワークライフバランスを自分で調整しやすい
- 同業他社があまりいない
- 育休や有給などは取得しやすい
ポジティブな意見の多くは、ワークライフバランスに対するものがありました。
ストックマークの勤務形態は従業員がリモートか出社を選べる上に、フレックスタイム制の採用や、休暇に関しても取得しやすさが口コミから見受けられます。
柔軟な時間の使い方が可能なため、通勤時間を育児などの時間に充てたり、仕事のペースを調整しながら旅行を楽しむなど、プライベートと仕事の両立を可能にできるでしょう。
注意点として、コミュニケーション不足や仕事のオンとオフの切り替えなど、自己管理能力が必要となってきます。
堅実なスケジュール作成や、会社のメンバーとコミュニケーションを取るなどして、生産性や効率を下げないようにしましょう。
ストックマーク株式会社への転職方法は?
面接フロー
ストックマークでは、カジュアル面談を採用しています。
企業やメンバーの雰囲気など、実際に働いたときのイメージがつかみやすく、質問などもできるため、入社後のミスマッチを防ぐために積極的に利用しましょう。
カジュアル面談は選考とは関係ないと言われていますが、結果によっては一次選考を飛ばして最終選考へ進んだ事例も存在しているため、次の内容を意識しておきましょう。
- 最低限のビジネスマナーを身に付ける
- 企業の情報を記憶する
- 質問したい内容を用意する
- 自身の強み・経歴を話せるようにする
面接回数は基本的に2回、応募から2週間前後で結果が出るようです。面接の日程がいつ組まれても大丈夫なように、予定を空けておきましょう。
当日は開始の1時間前に近くのカフェなどで、提出書類や質問事項への回答などの確認をおこなうなど、余裕を持った行動が大切です。
必要な資格や経験
ストックマークへ応募をするためには、必須資格や経験年数が必要な職種があります。中には3年〜5年ほどの経験年数や、必須資格の取得にも長い期間が必要です。
経験者が検討する場合は、いまの実績で選考可能かを確認した後、応募に進みましょう。
未経験の場合は、現状で応募可能なほかの求人を探し、必要な経験年数を積みながら資格取得をおこなって、段階的にストックマークへの転職を目指すことが得策です。
その際、エージェントサービスを利用して、キャリアプランを一緒に考えながら行動すると、計画的な行動ができ、ストックマークへの転職率を高めることができるでしょう。
業界に精通している転職エージェントであれば、未経験でも就職可能な求人や、的確なアドバイス・相談など、転職を有利に進められます。焦らずに長い目で見た転職を検討してみましょう。
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