今回はSEOのスペシャリストとして活躍するSEOコンサルタントについてご紹介していきます。
初めてSEOコンサルタントを目指す人のため、基礎的な情報から転職ステップまでまとめました。
同時に、現在SEOコンサルタントを募集している企業情報も集めていますので、転職前の情報収集としてぜひ参考にしてみてください。
SEOコンサルタントとは何をする仕事?
SEOコンサルタントは、Webサイトの集客力を上げることがメインの仕事です。
自社サイトのホームページやECサイトにおける、閲覧数を増やしたい・集客から購入へ繋げたい・認知度を高めたいなど、クライアントの希望しだいで細かい仕事内容は変わります。
近年はインターネットからの購入が当たり前となる時代であるため、企業がSEO対策をすることが必然となると同時に、SEOコンサル企業も多数設立されています。
SEOコンサル会社は、業界特化したケースや、サイト制作から運用まで一環して請け負う企業など様々で、中にはコンサルタントとして独立している人もめずらしくありません。
【結論】SEOコンサルタントの将来性は高い
「SEOコンサルタントなんて、今だけの職業では?」と考える人もいますが、結論としては将来性が高い職業であると考えられます。
理由は、Googleの利用度の高さに加え、SEO自体の認知が高まってきたこと・SEOコンサルタントに必要なスキルにあります。
今や企業がSEO対策をするのは当たり前
10年ほど前までは、企業は自社サイトを作れば満足くらいの時代でしたが、インターネット広告費がテレビ広告を抜く時代となって「SEO対策」というものが浸透し、競争に勝ち残るにはSEOを駆使してサイトの流入を高めることが必然となりました。
そこで活躍するのがSEOコンサルとなるのですが、「今だけ」と言われない理由は、Googleのアルゴリズムの難解さが大きな要因です。
Googleのアルゴリズムは機械での予測が難しく、AIに頼りきりではなく、どうしても人間の経験則が必要となってくるのです。
SEOは一度身につけば一生モノのスキル
将来性の高さの理由は、SEOコンサルのスキルからもわかります。SEOコンサル業務で必要となる分析力・ツールを使用するためのスキルは、一度身につけると、一生活躍することができるものです。
一度転職できれば成功ではなく、Googleのアルゴリズムは常に変化し続け、SEO対策の手法も様々なものが考えられるので、常に情報収集して自身で勉強していく必要はあります。
ですが、SEO分析やアプローチの方法を一貫して一人称で完結できたのなら、フリーランスでの活躍もできるので職に困らないという点と、SEOに困る企業は小さいところから大きいところまで幅広いので、自分次第で活躍の場をいくらでも広げられる可能性を持っているのです。
生き残る難易度が高いことも事実
将来性が高い中でも、注意点はあります。SEOは需要が高まると同時に、SEOコンサル会社が大幅に増加してライバルも複数いるのが現実です。
企業はSEOに関しては、何よりも「目で見てわかる結果」を求めるので、契約を継続できず、他社へ乗り換えられることもめずらしくはありません。
常に結果を出せる能力や努力が必要となることは理解しておきましょう。
SEOコンサルタントの具体的な仕事内容
SEOコンサルタントの主な仕事内容は次のようになります。
- ビジネスモデル解析
- リサーチ
- メディア立ち上げ(準備)
- サイト設計
- 運用方針施策・決定
- サイト運用、レポート、改善
コンサル企業であれば、どこから参入するかでSEOコンサルタントの業務内容は異なりますが、サイトの立ち上げから始める場合は上記の内容がほとんどです。
上記はおおまかに6つの項目に分かれていますが、ひとつひとつでかなり作業量が多く、知識や時間が必要となる仕事です。
SEOコンサルタントになるには?
SEOコンサルタントを目指すにはいくつかの選択肢があります。
【SEOコンサルタントとして活躍できるケース】
・Webマーケティング会社
・SEOコンサル会社
・フリーランスとして独立
・副業
初めてSEOコンサルタントとして転職するのであれば、企業への転職をして経験を積んでから独立することが通常です。
コンサル経験がなくとも、SEOとマーケティングの経験がある場合は独立も視野にいれてもいいかもしが、企業に勤めることで、個人では関わることがむずかしい規模のクライアントや多数のビジネスモデルを経験することができるのもメリットです。
SEOコンサルといっても必要なのは分析力以外にも営業力・繋がり・プレゼン能力なども必要とされるので、一貫して学ぶという観点でも、転職するならWebコンサル・SEOベンダーなどを経験することがおすすめでしょう。
コンサル会社・マーケティング会社に転職する場合は、直接求人に応募する・転職エージェントの2択となります。経験が浅い場合は、業界の知識や転職のアドバイスを受けられる転職エージェントの利用がスムーズです。
面接対策などもおこなってもらえるのでぜひ利用してみましょう。
SEOコンサルタントに必要なスキルは?
Webマーケティングの知識
そもそもSEOとは、Webマーケティングにおける手法のひとつです。
そのため、まずWebマーケ全体を学び、そこから基本的なSEO対策に必要とされる用語の意味を理解する必要があります。
さらに、SEOの解析に必要なツールの使用方法や解析結果から分析するまでのノウハウも理解してやっとコンサルタントとして歩み出せるレベルなので、Webマーケティングの知識は必須であると言えます。
コミュニケーション能力
SEOコンサルタントにおけるコミュニケーション能力とは下記を意味します。
- 案件を取るプレゼンテーションスキル
- クライアントの要望を的確に聞き取る力
- 企業へ施策をわかりやすく伝える力
- 他職種と円滑に仕事を回すコミュニケーションスキル
社内外を問わず、円滑なコミュニケーションが取れる会話力や、提案をクライアントに魅力的に伝えるプレゼンテーションスキル、他職種とスムーズに作業を進めるための管理能力が必要となります。
論理的な思考力
SEOに関わらず、コンサルタントは悪い現状をどう解決すべきなのか、必要な材料から客観的に把握し対策を考える職業です。
客観的な視点でロジカルシンキングを繰り返し、問題抽出〜実行へとチャレンジします。もちろんその上で結果を出すことも求められるのです。
現状から瀬作を繰り返し、何度も挑戦する必要があるので、忍耐力が必要とも言えるでしょう。
SEOコンサルタントの年収は?
SEOコンサルタントは、上流から関わることが多いので、一件ごとのの単価が高く平均年収は高めとされています。
SEOコンサルタントのみの平均年収はありませんでしたが、dodaではITコンサルタントの平均年収は590万円となっており、1000万円プレーヤーもめずらしくはないと言われている職種とです。
ただし能力・活躍する場所によって大きくことなることが事実でもあります。
企業に勤めるのであれば350〜800万円程度は可能、フリーランスであれば1000万円を目指せるイメージを持っておくといいのでしゃないでしょうか。
会社の予算規模や地域差でも年収は変わってくるので、自分がどれくらいの収入を目指すかによって転職先の決め方も異なるであろうことも考えておきましょう。
SEOコンサルタントによくあるQ&A
最後はSEOコンサルタントへの転職でよくある疑問を解決していきます。
SEOコンサルタントに資格は必要?
SEOコンサルタントへの転職は、無資格でも可能です。しかし、必要な知識やノウハウは多数ある上に、常に勉強していくことが求められる職種であるので未経験からの転職は難易度がかなり高くなると言えるでしょう。
Webコンサルタントと何が違うの?
WebコンサルタントとはWebサイトにおけるマーケティング支援を行うことです。
SEOはWebマーケティングの一部であるので、Webマーケ全般をコンサルティングするWebコンサルタントは、SEOコンサルよりも領域が広くなるイメージとなります。
未経験からでも転職可能?
未経験と言っても、【SEOやマーケの知識はあるがSEOコンサルは未経験】の人と【SEOもなにもまったくそちら業界をしらない未経験】では難易度が全く異なります。
前者であれば転職することも可能で選択肢も広いでしょう。
後者は20代〜30代であればスクールに通って経験積むと転職を目指すことは可能、40代・50代は求人数の少なさ・学習量から難易度は高い可能性があります。
SEOコンサルを行う企業はかなり増えているので、一概には言えませんが、状況により転職の方向性を適切に判断することが大切です。
SEOコンサルタントの求人情報
最後は現在SEOコンサルタントの求人が出ている企業をピックアップしました。
- サイバーエージェント
- アイレップ
- GMOTECH
- ナイル株式会社
上記企業はデジレカからもサポートが可能です。人気なSEOコンサルタントへの転職を叶えたいのであれば、ぜひ利用してみましょう。
関連サイト
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