デジレカでは、デジタルマーケティング業界特化の転職支援を展開しています。ご相談に来られる方の内訳は、業界経験者5割、未経験者5割で、未経験者の方の転職支援も積極的に行っています。
未経験者の方を支援する場合、やはり業界や仕事内容に関するイメージがクリアになっていないことに課題意識をお持ちになられているケースが多いので、業界全般、業態や企業毎の違い、具体的な仕事内容についての講義を実施して、その後の面接対策まで、かなり手厚くご支援させていただいています。
面接対策においては、事前に想定質問集を送付し、その後対面もしくは電話で模擬面接を実施します。
その際に未経験者の方が最も作成に困ってしまうのが「志望動機」です。
そこで今日は、未経験からデジタルマーケティング業界への転職を検討している方向けに、「デジタルマーケティング業界への転職活動で志望動機を作成する方法」についてまとめました。
志望動機を作成する際に、理解しておきたい前提条件
志望動機を作成する際に、理解しておきたい前提条件があります。
それは、「企業への志望動機」より、「デジタルマーケティング業界への志望動機」の方がよっぽど重要ということです。
志望動機は、大きく分類すると以下3つに分類できます。
・企業志望動機
・業界志望動機
・職種志望動機
この3つの志望動機の中でも、デジタルマーケティング業界の中途採用面接においては、圧倒的に「業界志望動機」を聞かれる・重要視される場合が多いです。
理由は、ミスマッチを起こさず入社後活躍できる人材を見極めるうえでは、「業界志望動機=業界に対する熱量」を確認するのが最も手っ取り早いからです。
未経験でデジタルマーケティング業界への転職を目指す際にオススメの面接対策方法
こちらの記事でも述べていますが、
デジタルマーケティング業界は専門性が高く、市場変化のスピードも速い為、常に自学習が必要な業界です。それを前提とした際に、デジタルマーケティング業界で活躍できる人材は、「デジタルマーケティングに興味関心が高く、常に情報収集を続け、自走できる人材」です。
理解の不十分な企業への志望理由を聞くよりも、デジタルマーケティング業界への志望動機を聞くほうが企業にとってモチベーションが高く入社後活躍できる人材を見つけやすいのです。
その為、業界志望動機がもっとも重要です。
企業や職種についても志望動機を作成しておくに越したことはありませんが、業界志望動機や転職理由などと混同してしまい、ロジックに一貫性がなくなるくらいなら無理に準備しないほうが良いでしょう。実際の面接においても、出題頻度は多くありません。
志望動機を作成する際に、あわせて作成すべき他項目
業界志望動機を作成する際に、あわせて作成すべき他項目があります。それは、
・転職理由
・キャリアビジョン
この二点です。転職理由とキャリアビジョンは、中途採用面接で必ず聞かれる項目になります。志望動機を作成する際にも、この二点と関連付けて作成する必要があるため、志望動機を作成する際に、あわせて転職理由とキャリアビジョンについても作成しましょう。面接官から転職理由を聞かれているのに、気づいたら志望動機を語ってしまうケースがよくありますが、このように、志望動機と転職理由が混同してしまっているが故に起こり得てしまうリスクを防ぐのにも役立ちます。
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キャリアビジョンを最初に作成する
上述の通り、志望動機を作成する場合、転職理由、キャリアビジョンも一緒に作成するわけですが、一番最初に作成すべき項目はキャリアビジョンです。
下記のイメージ図を見てください。
弊社では、この図のようにキャリアビジョンを終着点=ゴールとして、業界志望動機や転職理由を作成することを推奨しています。
中途採用においては、ポジティブで説得力のある志望動機・転職理由が存在しているかどうかが非常に重要です。当たり前ですが、ネガティブで説得力に欠ける志望動機や転職理由を述べる人材を採用しようとは思いません。
キャリアを通して自分なりに明確なゴールを設定し(=キャリアビジョンを持ち)、そこに向けて一貫性のある行動を選択している(転職を決意し、デジタルマーケティング業界を志望している)ことを面接官にアピールできれば、ポジティブで説得力の高い動機を持つ人材であることを印象づけることができます。
そのため、キャリアビジョンをゴール地点に設定し、志望動機と転職理由を作成することを推奨しています。
そして、ゴール地点であるキャリアビジョンを最初に作成する方が、一貫性を持つ志望動機や転職理由を作成しやすくなるため、最初にキャリアビジョンを作成することを推奨しています。
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キャリアビジョンの例
とはいっても、明確なキャリアビジョンを持っている人など、早々いるわけではありません。いきなり言語化しろと言われても、ハードルが高く感じてしまいます。しかし、どうしても中途採用面接においては、面接官から「キャリアビジョン」を聞かれます。そこで、例を交えながら、キャリアビジョンの作成について解説します。弊社で実際にご支援した方のキャリアビジョン例を2パターン見てみましょう。
例1)動物愛護関連のソーシャルビジネスに関与したい
例2)ビジネスを自ら創造できる能力を持った人間になること
例1)は、具体的で、例2)は抽象的な内容になっています。
要は、抽象的でも具体的もどちらでも良いのです。ただし、前提として「なぜキャリアビジョンがそれなのか」に対する明確な回答を用意しておく必要があります。特に抽象的なキャリアビジョンの場合、その背景や理由が具体的かどうか次第で、説得力を持つキャリアビジョンか否かが決まります。
例えば、例2)の場合、
Q:ビジネスを自ら創造できる能力とは具体的にどんな能力か?
A:物事の本質を理解し、知識を応用する事ができる能力。
Q:なぜこのキャリアビジョンか?
A:だれもが容易に身につけられる能力ではないと考えているため、身につけることによって自分の市場価値を上げられると考えている為
等、具体的な回答が容易されていました。このように、抽象的でも具体的でも良いので、「仕事を通して実現したいこと、在りたい自分」について言語化し、「なぜキャリアビジョンがそれなのか」に対する答えを用意しておきましょう。
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志望動機の作成方法と例文
キャリアビジョンが完成すれば、次はいよいよ志望動機の作成です。ゴール地点は決まっているので、「この駅を経由することで最短でゴール地点に到達できると考えている理由」が必ずあるはずです。それが志望動機になります。極端な話、人事を目指している人が人材系の会社に入社することに疑問を呈する人は少ないと思います。これはさすがに極端な例ですが、目指しているキャリアビジョンに対しデジタルマーケティング業界が最適である理由を述べるということです。
例文1:)
デジタルマーケティング領域でキャリアアップをすることが自身の中長期的なキャリアビジョンにおいて重要であると考えている為。
中長期的に、動物愛護関連のソーシャルビジネスに関与したいと考えている。
今迄の意思決定(大学、留学先など)も全て動物愛護関連のソーシャルビジネスに関与したいという想いが軸になっている。
現在、その為に必要なスキルがオンラインプロモーションに関する知見であると考えている、
動物愛護関連のソーシャルビジネスの動向を踏まえた際に、
プラットフォーム、webメディアなどオンラインに人を集める、出会いの場を創る事が重要になっているのを感じる。
実際に自身も、動物愛護関係のソーシャルビジネスを調べている際に、それを痛感する体験を得た。
ソーシャルビジネスの現場に関与するというのは、中長期的な計画且つ、社内からなのか、社外からなのかについては先の話だと考えている。
しかし、早いタイミングでオンラインプロモーション業界に身を置き、スキルを得ていく事が重要だと考えている。
例文2:)
ビジネスを創造できる能力を持ちたいと考えている自分にとって、必要な力が身に着く業界だと考えているため。
ビジネスを創造できる能力とは、物事の本質を理解し、知識を応用する事ができる能力と捉えています。デジタルマーケティング業界においては、クライアントのマーケティング課題の本質的課題を、日々アップデートされる最新情報をキャッチアップし、応用することで解決していく必要があると考えています。まさに自身が得たいと考えている能力を要求される環境であることから、デジタルマーケティング業界を志望しています。
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転職理由の作成方法
最後に、転職理由の作成方法ですが、ここまでこれば自然と回答が出来上がっています。転職理由は、キャリアビジョンが終着駅だとすれば、始発駅です。「このバスに乗車することで最短でゴール地点に到達できると考えている理由」を述べれば、それが転職理由になります。言い換えれば、「ゴール地点に到達したいと考えているから」を言えばよいのです。すなわち、「キャリアビジョン達成のために転職を考えました」が転職理由であることがベターです。
しかし、さすがに面接で嘘をつくのは良くありません。他に確固たる理由がある場合、その理由がポジティブなキャリアビジョンの実現と紐づく内容かどうかを検討し、言語化・整理していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?志望動機の作成は、転職活動において非常に重要です。しかし、単体で作成すればよいものではありません。転職理由やキャリアビジョンと一貫性のある内容で作成することが重要です。
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