ダイレクトマーケティング支援企業の求人についてまとめました。
ダイレクトマーケティングとは
ダイレクトマーケティングとは、広告接触ユーザーから商品の購入や申込、問合せや資料請求などのレスポンス(CV)をダイレクトに得る事を目的としたマーケティングです。
従来はチラシや紙媒体で行われてきた手法でしたが、インターネットの発展により、ネット広告においてもダイレクトマーケティングが取り入れられるようになりました。
リピート型の通販業者・ECや、ダイレクト販売型の保険会社などに多く活用事例が見られます。
ダイレクトマーケティング支援企業の仕事内容について
ダイレクトマーケティング支援企業の職種は基本的にネット広告専業代理店と同じです。
アカウントプランナー
いわゆる営業職です。企業によってはアカウントエグゼクティブやコンサルタントと呼ばれることもあります。
主な仕事内容は、新規案件の獲得・既存クライアントのフォローです。
会社によっては新規営業と既存営業を分けている代理店もいます。
新規案件は主にテレアポや問い合わせ、コンペによってリードを獲得後、企画提案を行いクライアントから発注をもらうまでが仕事です。
既存のフォローは、施策結果に応じたクロスセルの提案が主な仕事内容です。
提案はもちろんダイレクトマーケティングを用いた顧客獲得戦略になります。
広告主の規模は中小企業から大手企業までさまざまです。
業種もECや健康食品を中心に、保険・不動産・人材・アパレルなど多岐にわたります。
会社の規模や体制によっては、営業がプロモーション全体の舵取りを行う場合もあります。未経験でもチャレンジ可能です。
メディアプランナー
メディアプランナーはキャンペーン予算に応じて、媒体社に対し広告発注を行う職種です。
ダイレクトマーケティングでは、選定したメディアの配信結果がそのまま成果として返ってきます。
そのため、メディアプランニングの精度がキャンペーンの成功を左右すると言っても過言ではありません。
また、広告の成果が合わないと感じた時はプランナーが自ら値下げの交渉を行うこともあります。
案件規模は数十万~数千万の規模までさまざまです。会社の規模にもよりますが、未経験でもチャレンジ可能な職種の一つです。
広告運用職
インターネット広告では、TVCMのように広告を掲載して終わりではなく、広告の掲載面や広告文を日々チューニングし効果改善を目指しています。
そのチューニングを行っているのが広告運用職です。
ダイレクトマーケティングではCPAが指標になる場合が多いので、CPAを合わせるためにメディアプランナーと連携しながら広告配信の強化、停止をデイリーで行います。
広告運用が必要なプロダクトは、リスティング広告やアドネットワーク、DSPやSNS広告など多岐に渡ります。
バナーや広告文の文言を変更するだけで、成績が大きく変わる場合もあるので、広告運用担当はデザイナーと連携を取りながら運用を行います。
企業によっては未経験でもチャレンジ可能な職種です。
クリエイティブディレクター/デザイナー
クリエイティブディレクターやデザイナーはクリエイティブの制作、ディレクションを担当する職種です。
クリエイティブディレクターは、制作物のイメージを考え、デザイナーへ共有し、スケジュール通りに制作が進行しているかを管理することが職務です。
デザイナーはディレクターから指示を受け、バナーやLPをディレクターが求めるレベルで制作することが主な業務になります。
ダイレクトマーケティングにおけるデザイナーは、購買につながる広告を作成することが目的なので、感性やセンスというよりは、行動経済学を用いた知識や購買までのロジックを分析できる思考力を求められる場合が多いです。
未経験での募集は少なく、ディレクターの場合は広告業界での就業経験、デザイナーはデザイン経験を求められる場合が多いです。
ダイレクトマーケターのキャリア
ダイレクトマーケティング支援企業に在籍した場合、ダイレクト領域に精通するマーケターとしてキャリアを歩んでいくことになります。
事業会社のマーケターの中でも、ECや健康食品を扱う企業からは貴重な人材として受け入れられる可能性が高いです。
ダイレクトマーケティングを専門的に支援している企業や代理店はあまり多くはありません。
ダイレクト領域に精通したマーケターを目指す場合は、企業や部署がダイレクトマーケティングを専門に支援しているのかを事前に確認しておきましょう。
ブランドマーケティングとの違いについて
ブランドマーケティングの目的はブランドや認知の向上に対して、ダイレクトマーケティングの目的は顧客の獲得です。
もう少し詳しくお話すると、ブランドマーケティングは、自社商品が属するカテゴリ内で第一想起を獲得することが目的であり、コカ・コーラでいうと、炭酸が飲みたいと思った時に一番にコーラを検討してもらえるか、になります。
対して、ダイレクトマーケティングはその場で商品を購入してもらうことが目的です。
その為、広告クリエイティブも全く異なるものになります。
ブランドマーケティングは、TVCMの放映、Web上では動画を使ったリッチコンテンツの配信によって認知・ブランドイメージを形成します。
一方ダイレクトマーケティングの場合は、折込チラシやWeb上のバナー広告、ネイティブアドを用いて商品の金額や値引き率、特典などを強く訴求する広告クリエイティブが多いです。
ダイレクトマーケティングのやりがい
業界を問わず、「やりがい」は個人の価値観や経験から定義されるものなので、人によって様々だと思います。
筆者はダイレクトマーケティング支援企業に在籍し、コンサルタントとしてECや健康食品を取り扱う企業のマーケティング戦略を企画・実行していました。
当時、私が感じていたやりがいは以下です。
成果が数字で可視化される点
やればやるほど結果に表れる点
一概には言えませんが、ブランドマーケティングは、基本的に結果が「数字」で反映されにくく、自分で企画したアイデアがどのくらいの結果をもたらしたのか、あまりイメージ出来ません。
対して、ダイレクトマーケティングにおけるクライアントが求める成果は「数字」であることが多いです。
企業や案件にもよりますがどれだけ売れたのか、が指標なので、自分が企画・実行したプロモーションの結果が明確に数字として返ってきます。
勿論、提案した企画が不振に終わることもありますが、商品購入率が2倍に上がるような企画を提案した場合は追加予算をいただくこともありました。
ちなみに、業界全体として華やかなイメージを持たれがちですが、実際の業務はとても地味で細かい作業ばかりです。
ミスマッチが起こらないよう、事前の情報収集が重要です。
ダイレクトマーケティング支援企業の求人まとめ
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