デジレカでは、Webマーケティング領域特化の転職支援を実施しています。今回は、Webマーケティング業界への転職を検討している方に向けて、転職エージェントの選び方や、おすすめ転職エージェント12選をご紹介します。実際にデジレカがお付き合いのあるエージェント様の情報を中心に記載しているため、情報量が多くなっておりますが、是非参考にしてみてください!
デジレカがおすすめする転職エージェントの選び方
デジタルマーケティング業界特化で転職支援を行う「デジレカ」が、いつも求職者様にオススメしているのは、
大手転職エージェント一社、業界特化型の中小転職エージェント一社の計二社を活用する方法です。
勿論、情報量を最大化する=転職エージェントを複数社利用するという方法もありますが、
・管理出来ない(重複応募などのリスク)
・正しい情報と誤った情報が混在する
などのリスクがあります。その為、管理が出来て、情報の取捨選択が自分で出来る方に限定してオススメ出来る方法です。
大手転職エージェント一社、業界特化型の中小転職エージェント一社の計二社を活用する方法ですが、
・大手転職エージェントで求人数を最大化する(情報量を最大化させる)
・ブティック型の中小転職エージェントで価値観のすり合わせ、業界情報や企業情報の深掘りを実施する(情報を取捨選択する)
・ブティック型の中小転職エージェントで手厚いサポートを受ける(選択肢に対する通過率を高める)
といったメリットがあるかと思います。
デジタルマーケティング職に関しては、先端・専門領域且つ業態の細分化(分業)が進んでいる為、深い知見がキャリアアドバイザー側になければ、ミスマッチのリスクが極端に高くなります。
その為、インプットする情報の質を高め、適切な対策を実施する事が重要です。とはいえ、大手転職エージェントと比較した際にはどうしても求人数で見劣りするのも事実です。
上述した方法であれば管理工数をかけずに、大手転職エージェントによって量を担保し、中小転職エージェントによって質を高めることができます。
大手転職エージェントを活用するメリット・デメリット
大手転職エージェントを活用するメリット・デメリットについて具体的に見ていきましょう。
【メリット】
・保有求人数が多い
【デメリット】
・キャリアアドバイザーが業界や職種に関する理解に乏しい可能性が高い
・面接対策などにおいて、手厚いサポートが受けにくい
やはり、大手転職エージェントを活用する最大のメリットは「保有求人の多さ」と言えるでしょう。
保有求人が多い=求職者に対する提案求人数が多い という事になるので、求職者の方にとっては、それだけ選択肢が広がることになります。
一方、大手企業の転職支援においては、現場のキャリアアドバイザーの業務は「仕組み化」されており、属人的な要素に乏しい事も事実です。
どんなキャリアアドバイザーが面談・案件紹介を行っても「決定」を生み出せるような仕組み=「求人×求職者のマッチングシステムの精緻化/業務フローの標準化」になる為、キャリアアドバイザーに特別なスキルは要求されません。その為、現場のキャリアアドバイザーはデジタルマーケティング業界/職種に対する知見を殆ど有しておらず、支援内容もシステマチックに感じてしまう、といったことに繋がります。
中小規模の転職エージェントを活用するメリット・デメリット
中小規模の転職エージェントを活用するメリット・デメリットについては、下記のような点が挙げられます。
【メリット】
・面接対策などにおいて、手厚いサポートを受けられる
・業界特化や職種特化などのブティック型転職エージェントの場合、独自のネットワークと豊富な情報提供を得られる
【デメリット】
・求人数で大手転職エージェントに見劣りする
中小規模の転職エージェントと言っても、玉石混合ですが、ブティック型と呼ばれる業界や職種などに特化した小規模エージェントの場合、独自の業界ネットワークを保有しており、「大手経由では書類選考に落ちる求人」でも面接を受けられる、などの恩恵を受けれる可能性があります。
あえてセグメントを絞って事業運営することで、深くまで業界に入り込み、独自のネットワークや情報を仕入れているからです。
また、大手のように大量の求人を提示することは難しいため、その分手厚いサポートを実施しているエージェントが多いのも特徴です。
一方、求人数では大手に見劣りする事も多々あります。ブティック型であれば、特化している業界や職種などにおいては豊富に求人を有していることが多いですが、「20代特化」「IT特化」「営業職特化」などの、比較的対象が広いセグメントで転職支援を実施している中小規模の転職エージェントにおいては、大手と比較して求人数が見劣りするケースが多いです。
Webマーケティング業界特化が中小転職エージェントではおすすめ
ここまでは大手転職エージェントと中小転職エージェントに二分してメリット・デメリットを紹介してきました。ただ、実際にはWebマーケティング業界で働くなら、Webマーケティング業界特化のエージェントを選ぶのがおすすめです。希望する業界に特化しているエージェントには以下のようなメリット・デメリットがあります。
【メリット】
・Webマーケティング業界の様々な企業と太いパイプラインがある
・マーケティング担当としてのキャリアパスに詳しい
・スキルアップのためのアドバイスを得られる
【デメリット】
・求人数が厳選されてるので少ない
・Webマーケティング以外の職種への対応力が低い
・対応企業の守備範囲が狭い
転職エージェントはただ求人を紹介してくれるだけのサービスではありません。転職志望者が何をしたいのかをヒアリングし、希望を叶えられるようにコンサルティングをするのも転職エージェントの重要な役割です。
Webマーケティング業界特化のエージェントはWeb業界にもマーケティングにも詳しく、Webエンジニアをしてきた人やオフラインマーケティングに力を注いできた人のサポートにも長けています。関連業界も含めて多様な知識を持っているので、キャリアコンサルティングのレベルが高いのが特徴です。どのようなキャリアパスを選べるのか、自分にはどの道が合っているのかをじっくりと考えて、納得できる方向に進むことができるでしょう。
ただ、Webマーケティング業界はトレンドになっているとはいえ、まだ新しい業界です。企業の数も多いわけではなく、紹介できる企業の範囲は狭くなりがちです。どのようなパイプラインを持っているかはエージェントによって違うので、相談を始める時点で確認しておきましょう。
しっかりとしたつながりを持っている企業に対しては強い推薦力を持っていることがよくあります。難しいかもしれないと思っていた企業からも内定を受けられる可能性が十分にあるので、転職エージェントを厳選しましょう。
Webマーケティング業界では新しいベンチャー企業も登場している一方、大手企業が肥大化してさらにシェアを広げている傾向があります。その中道でニッチを埋める仕事をしている中小企業も少なくありません。どのような企業が自分に合うかを考えてから登録先を選ぶと、希望を叶えられるサポートを受けられるでしょう。
おすすめ大手転職エージェント4選
リクルートエージェント
✓転職支援実績No.1
✓業界最大級の非公開求人数
✓各業界に精通したアドバイザーによる、充実した転職サポート
「リクルートエージェント」は、業界でも知らない人はいない老舗の転職エージェントです。他の転職エージェントと比べて求人の量が圧倒的に多く、幅広いポジションや職種の案件があります。
業界No.1の転職実績があり、今まで支援してきた転職者の成功・失敗データを活用したサポートが強みです。
doda
✓ 求人件数が多く、選択肢に困らない
✓ 広告・Web・マスコミ職種に強い
✓ 書類の添削・面接対策といった実践的なサポートの評判が良い
「doda」は国内最大手の転職エージェントです。
リクルートエージェント同様老舗の大手人材紹介エージェントで、ブティックを利用しない企業でもとりあえずリクルートとdodaは依頼しておこう、といった企業は多い為、保有求人数も多くなっています。
WORKPORT
✓転職決定人数No.1
✓IT・ゲーム業界に強い
「ワークポート」は、IT・ゲーム業界に強みを持つ総合エージェントです。
15年以上前からIT・ゲーム業界を専門に扱っているため、蓄積されたノウハウや企業との強いパイプがあり、当該領域における求人数は非常に多くなっています。ケースバイケースですが、時たま「担当者のサポートがしっかり受けれなかった」等のネガティブな話を聞く事もあります。
Geekly
✓IT・Web・ゲーム業界に特化
✓非公開求人が10,000件以上
「Geekly」も、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントの1つで、一般には公開されない非公開求人を多数有しています。
直近ではCMも放送され、年々認知度が高まっている印象です。ワークポートとかなり似ている印象を受けます。とにかく大量の求人を保有しているため、当該領域での転職を検討されている方は、情報収集の意味でも多くの求人に目を通せるので、登録しておくと良いでしょう。
Webマーケティング業界特化のおすすめ中小転職エージェント4選
デジレカ
✓デジタルマーケティング領域に特化
✓業界出身のコンサルタントが在籍
✓無料講座・書類選考対策・面接対策当も充実
「デジレカ」はデジタルマーケティング業界特化の転職エージェントです。
現役でデジタルマーケティング業界の採用担当として活躍しているコンサルタントや、業界経験豊富な人材で構成されていることから、業界に対する深い理解と豊富な情報量が強みです。
未経験者向け業界講座、書類選考対策、面接対策等のサポートも充実しており、豊富な知見やノウハウを基に完全無料でサポートを受けることができます。
主に外資系広告代理・IT系企業のマーケター求人・国内代理店、ツールベンダーあたりの求人に強みを持ちます。
プロの転職
✓広告・IT/Web業界に特化
✓業界出身のコンサルタントが多く、業界知識が豊富
✓マッチング精度が高い
「プロの転職」は、株式会社ホールハートが運営する広告・IT/Web業界特化の転職エージェントです。
IT/Web業界出身のコンサルタントが多数在籍しており、業界に対する理解が深いです。
新卒採用支援の領域でも広く知られており、新卒~中途までワンストップで価値提供出来る基盤を有しています。どちらかというと若手レイヤーに強い印象です。
在籍コンサルタントの中でも特に、野崎さんは業界の中でも広く知られており、MarkeZineなどの業界紙においてもインタビュアーやファシリテーターを勤められています。
ウィンスリー
✓デジタルマーケティング・広告業界に完全特化
✓豊富な業界経験ゆえの、圧倒的な決定率
✓採用担当経験者のノウハウを活かした面接対策
「ウィンスリー」は、広告・デジタルマーケティング業界に特化した転職エージェントです。電通系のデジタル広告代理店で活躍された黒瀬さんが代表を努める同社。
外資系企業や日系大手企業などのハイエンド人材向けのマーケター求人を多く取り扱っており、デジマケ領域特化型エージェントの先駆け的存在として圧倒的な地位を誇ります。
akahai agent
✓Web広告運用職に完全特化
✓業務内容やスキル不足などによるミスマッチが少ない
「akahai agent」 は、株式会社Heart Fullが運営するWeb広告運用職に完全特化の転職エージェントです。
実際に自社で代理店事業を展開しており、それ故に業界のみならず業務に関する知見やノウハウも豊富に有しています。コンサルタントの中には、代理店事業と兼務で業務を担当されている方もおり、職種に関する理解をつけたい人に非常におすすめのエージェントです。
その他の広告領域に強みを持つ転職エージェント4選
マスメディアン
✓4万人超えの転職支援実績
✓Web広告代理店の転職に強い
✓宣伝会議グループならではのネットワークで圧倒的な求人数
「マスメディアン」は、広告・Web・マスコミ職種に強みを持つ転職エージェントです。
クリエイティブ・マーケティング関連の専門誌を発行する宣伝会議のグループ会社であり、グループが培ってきた業界の人的ネットワークや情報力を生かしたコンサルティングが可能です。
アクシス
✓質の高い転職支援
✓特に20代の支援に特化
✓大手からベンチャーまで幅広いネットワークがある
「アクシス」は、リクルート~サイバーエージェントで活躍された末永さんが代表を務める渋谷初の転職エージェントです。
「すべらない転職」というwebメディアは月間トラフィックが非常に多く、この規模の転職エージェントとしてはめざすらしく他媒体でのスカウト活用をせずに自社媒体のみで転職事業を運営されています。
代表の末永さんの人柄やお考えが素晴らしく、それが社内メンバーにも深く浸透している会社です。丁寧な支援を受けれること間違いなしなので、若手の未経験者の方は一度ご相談に行くことををお進めします。
マテリアルパートナーズ
✓広告、PR、Web、コンサルティング領域に特化
✓業界出身のコンサルタントが多数在籍
✓大手からベンチャーまで幅広いネットワーク
「マテリアルパートナーズ」は、広告PR・WEB業界に強みを持った転職エージェントです。業界出身のコンサルタントが多数在籍しており、豊富な業界知識やノウハウを活かした転職支援を行っています。
PR代理店であるマテリアルグループのグループ会社で、特にPR領域における知見に富んでいます。
デジマージョブ
✓広告・IT・Web業界専門のハイクラス向け転職エージェント
✓特別求人や未公開求人あり
✓専門知識を持った業界出身のコンサルタントが在籍
「デジマージョブ」は、株式会社デジタイズが運営する、広告・IT・Web業界専門のハイクラス向け転職エージェントです。
役職や年収の高めなハイクラスの求人を多く扱っており、広告、IT、WEB業界のミドルレイヤーでキャリアアップしたい人にはおすすめの転職エージェントです。
迷ったときの転職エージェント選びのチェックポイント
大手と中小規模の転職エージェントを12か所も見てみると、どれも個性があって魅力的だと感じた人も多いのではないでしょうか。迷ってしまって1つか2つに絞り込めないという人のために、候補を選定するためのチェックポイントを紹介します。
どんなサポートを受けたいかを明確にする
転職エージェントで受けられるサポートは個々に内容も質も異なります。今後のキャリアパスをプロと相談して決めたいのか、自分のキャリアを客観的に見て適性のある求人を紹介してもらいたいのか、手厚い面接対策を受けたいのかなど、必要なサポートは人それぞれです。
転職エージェントによるサポートとして何を期待するかを明確にしましょう。そのサポートを強みにしている転職エージェントを選べばきっと転職を成功させられます。
希望する業界や職種に対応しているかを確認する
中小規模の転職エージェントは太いパイプラインを持っている業界に違いがあります。職種特化型のエージェントも多いので、業界と職種についての自分の希望を明確にすると候補を絞り込みやすくなります。
全ての業界や職種を候補にしたい場合もありますが、興味を考えるとできればこの業界が良い、適性を考慮するとこの職種が合いそうだというものが見つかるでしょう。その業界や職種に特化している転職エージェントを選べば手厚いサポートを受けられます。もし適性がわからないなら大手のエージェントでまず相談してみるのも良い方法です。全体を理解している総合型の大手なら客観的な視点から活躍できる可能性が高い業界や職種を挙げてくれるでしょう。
自分自身のキャリアにふさわしいかを見極める
自分自身のキャリアを考慮するのも転職エージェント選びでは重要なポイントです。エージェントによっては未経験者への対応が苦手だったり、ハイクラスの転職に使えるようなパイプラインがなかったりする場合もあります。業界未経験か職種未経験か、経験が数年か管理職候補くらいに経験を積んでいるかによっても対応力が異なります。
マーケティングにおいて自分の経験がどの程度のものかを客観的に考え、キャリアにふさわしい転職エージェントを選べば紹介される求人も多くなり、キャリアを生かした働き方ができる職場を選べます。未経験の場合にもマーケティング業務に携われる仕事を紹介してもらえる可能性が高まります。キャリアの棚卸をして、自分の経歴に合う転職エージェントを選びましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、大手転職エージェントを利用するメリット・デメリット、中小規模の転職エージェントを利用するメリット・デメリット、デジレカおすすめの転職エージェントの選び方、おすすめ転職エージェント12選をご紹介しました。
Webマーケティング業界への転職を検討されている方は、是非参考にしてみてください。
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