UUはWebメディアや特定のページにどれだけアクセスが発生しているかを計測する上での指標の一つです。今日はそのUUについてまとめました。
UU(ユニークユーザー)とは、webサイトに訪れたユーザーの数を指します。
UUとは、Unique user(ユニークユーザー)の略語で、特定期間内にwebサイトに訪れたユーザーの数になります
アクセスした「人」でカウントされるので
特定の期間内においては、1人のユーザーが何度サイトを訪問しても、UU数は1になります。
ただし、Cookieを用いてブラウザ単位で計測される為、1人のユーザーが複数端末(スマホとタブレット)でそれぞれ流入した場合や、
ブラウザを切り替えて流入した場合は、複数としてカウントされてしまいます。
PVやセッション数との違いは?
PV(ページビュー)
PVはアクセスした「ぺージ数」でカウントされます。
たとえば、1人のユーザーが該当サイトで10ページ閲覧した場合、PV数は10増加するがUU数は1としてカウントされます。
仮にPV数が低くてUU数が高いメディアの場合はサイトへの集客は出来ているが
ユーザーがサイトを回遊せずに離脱している点が課題なので、コンテンツの見直しやUIの改善が重要になります。
逆にPV数が高くてUU数が低いメディアの場合は良質なコンテンツが多くサイトを回遊しているが、
新規ユーザーの来訪が少ない事が課題なので、サイトへの流入口である広告やSNSの導線などを改善することが重要になります。
セッション数
セッション数とは、ユーザーがそのサイトを訪れ離脱するまでの一連を行動をカウントしたものであり
特定期間においての訪問回数とほぼ同義の意味です。
その他の指標について
AU(アクティブユーザー)
AUはアクティブユーザーの略であり、ある一定の期間においてサービスやアプリを1回以上利用したユーザーを指します。
期間に関しては様々ですが、以下の指標を用いる場合が多いです。
・DAU(Daily Active User)
一日のうちに該当のサービスやアプリを1回以上利用しているユーザーの数
・WAU(Weekly Active User)
1週間のうちに該当のサービスやアプリを1回以上利用しているユーザーの数
・MAU(Monthly Active User)
1ヶ月のうちに該当のサービスやアプリを1回以上利用しているユーザーの数
どの指標を重要視するかは、サービスやアプリの特徴によって様々です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アクセス数を分析する場合、UUという指標だけを重要視せずに、
PVやセッション、AU等の指標にも注目して分析・その後のアクションを策定することが重要です。
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