転職エージェントを活用し転職活動を行っている方や、これから利用しようと考えている方の中には、イマイチ賢い活用方法が分からず、困っている方がいらっしゃるかと思います。また、使ったもののなかなか思うようなコミュニケーションが取れずにフラストレーションを抱える方も多いのではないでしょうか?正直企業の担当者によりけりといったところで質に偏りがあるのは事実です。今回は、あくまで「転職エージェントを上手に活用する」ためのポイントをまとめた記事になります。キャリアアドバイザーとのコミュニケーション上の留意点を中心にご紹介します。
転職エージェントの選び方
転職エージェントは大きく2種類に分類できます。具体的には、リクルートやマイナビ等の大手転職エージェントと特定の業界の求人に注力した中小転職エージェントに大別することが出来ます。
■大手転職エージェント
【メリット】
保有求人数が多い
選択肢が広がりやすい
【デメリット】
キャリアアドバイザーの業界や職種の知識が乏しく、選考対策のサポートが充実していない場合がある。
■中小転職エージェント
【メリット】
特定の業界や職種に関する膨大な情報量やネットワークを有しているため、手厚いサポートを受けること出来る。
【デメリット】
応募企業の選択肢が少ない場合がある。
転職エージェントとのコミュニケーションをする上での留意点
■キャリアアドバイザーとビジョンを共有する
企業によっては、専任のキャリアアドバイザーは求職者を100人以上を抱えている場合もあります。その為、常に一人ひとりに対し密にコミュニケーションをとれている可能性が低く、情報量が不足してしまっているケースがあります。そこも含めて転職エージェントに仕事になりますが、念のため必要以上に自身の経験やスキル、希望などしっかり共有できているか、言語化のうえ確認を取っておくに越したことはありません。
■細目に連絡を取る
上述の通り、なるべく転職活動の進捗状況は、情報のミスリードが起こらないように、細目に連絡するようにしましょう。また連絡頻度を増やすことで、潜在的に転職エージェントの中で優先度を高める効果も期待できます。
■複数のエージェントを利用する
まれに複数利用に効率性を感じず懸念を示される方もいらっしゃいますが、出来れば複数のエージェントを活用し情報の偏りが起こらないようにすることをお勧めします。
ただし、情報の信ぴょう性に懸念を感じるようなエージェントはミスマッチリスクを高めるだけなので、活用を中止して問題ないと思います。
■虚偽の申告をしない
応募書類に嘘の情報を記入するのはおすすめできません。企業とのミスマッチが起こる可能性が高くなったり、キャリアアドバイザーとの信頼関係を損なってしまうリスクがあります。転職活動はアドバイザーとの信頼関係が非常に大切です。虚偽の個人情報や発言は、その後の転職活動に支障をきたします。場合によって、求人紹介をしてもらなくなります。また、エージェント側にとって、パートナー企業とのトラブルのもとになります。
■期限や時間を守る
多忙な中での転職活動につき、仕方がない事ですが、なるべく提出物等の期日は守るように心がけるのがよいと思います。転職エージェント側も多忙で全体の進行が大きく遅れ、選択肢が減少してしまうなどのリスクがあります。
まとめ
転職エージェントとの積極的なコミュニケーションを行う上での留意点を、いくつか紹介しましたが、転職活動を成功させるためには、キャリアアドバイザーとの関係が何よりも大事です。なので、これまで紹介した点に留意して、転職活動を成功させましょう。
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