博報堂DYグループのデジタル部門への転職を考えているなら、Hakuhodo DY ONE(博報堂DY ONE)は最初に押さえておきたい企業の一つです。2024年10月にDACとアイレップが完全統合して誕生した新会社で、約3,000名が在籍するグループ最大のデジタルマーケティング専門会社です。
ただ、「新しい会社で実態がよくわからない」「年収はどのくらい?」「難易度は高い?」という声をよく聞きます。この記事では、就職難易度・年収・評判・WLBを、データと口コミをもとに整理しました。
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Hakuhodo DY ONEってどんな会社?

Hakuhodo DY ONEは、2024年4月に設立され、同年10月に完全統合が完了した博報堂DYグループのデジタルマーケティング専門会社です。前身はDAC(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム)とアイレップ(irep)という、それぞれ異なる強みを持つ2社。DACはトレーディングデスク・プログラマティック広告、アイレップはSEO・コンテンツマーケティングで業界をリードしてきました。この2社が統合したことで、運用型広告・データ分析・SEO・コンテンツの総合力を持つ国内最大規模のデジタルマーケ専門会社が誕生しました。
【Hakuhodo DY ONE 企業概要】
| 企業名 | 株式会社Hakuhodo DY ONE |
| 代表者 | 代表取締役会長 田中雄三 / 代表取締役社長 小坂洋人 |
| 設立 | 2024年4月1日(完全統合:2024年10月) |
| 従業員数 | 約3,000名 |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂5-3-1 |
| 事業内容 | デジタルマーケティング全般にまつわる企画・コンサルティング・代行事業、投資事業 |
博報堂DYグループ内のデジタル関連会社としては、博報堂テクノロジーズ(システム・テック開発)や博報堂プロダクツ(制作・プロモーション)なども存在しますが、Hakuhodo DY ONEは「デジタル広告の運用・コンサルティング」に特化したポジションです。マーケ職・広告運用職での転職を狙うなら、グループ内でも最もマッチする会社といえます。
Hakuhodo DY ONEの年収事情
複数のデータを比較すると、Hakuhodo DY ONEの年収水準が見えてきます。
年収データ比較(2026年時点)
OpenWork:平均514万円(口コミ回答者ベース)
OpenMoney:平均574万円・レンジ380〜750万円
ワンキャリア転職:平均589万円・レンジ290〜1,760万円
ソースによって50〜80万円の差があります。これはサンプルの年齢構成や職種の偏りによるもので、実態の中央値は520〜560万円前後とみるのが妥当です。デジタルマーケ系の専門会社としては標準的で、前職が中小〜中堅の広告代理店であれば年収が上がるケースも十分あります。
職種別では、広告運用・プランナー職が526〜600万円、企画・マーケティング職が550〜603万円程度。ポジションが上がるにつれて年収レンジが広がり、マネージャー以上では1,000万円超えも現実的です。
ボーナス・昇給の実態
年収アップの可能性は、スキルと成果次第で大きく変わります。OpenWorkの口コミでは「年次よりも成果を重視した評価制度」という声が複数あります。統合直後の現在は組織体制の整備が進んでいる時期でもあり、ポジション定義が明確になるにつれて昇給機会が増える可能性もあります。
Hakuhodo DY ONEの中途採用実態
中途採用で求められるのは、デジタルマーケティングの実務経験です。具体的には、Google広告・Meta広告などの運用経験、SEO・コンテンツマーケの知識、GA4・BI等のデータ分析スキルが評価の軸になります。クライアントとの折衝経験や、チームをまとめたプロジェクト管理の経験があればさらに有利です。
選考フローは「書類選考 → 一次面接 → 最終面接(役員)」が標準的な流れです。統合後の2024〜2026年は採用が活発で、新卒採用実績は2026年100名・2025年109名・2024年124名と規模感があります。中途も同様に積極採用が続いています。
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デジタルマーケ未経験でも転職できる?
正直、難しいです。広告運用の実務経験がない状態での応募は書類で落とされる可能性が高い。まずインハウスマーケやスタートアップで2〜3年の実績を作ってから挑戦するのが現実的です。
Hakuhodo DY ONEの転職・就職難易度
難易度は「高い」です。博報堂DYグループのブランド力・業界内での認知度から応募者数が多く、選考は全体的に厳しくなっています。
採用大学の傾向として、ワンキャリアの内定者データによるとMARCH層が採用の中心で、明治大学が最多。とはいえ学歴より実務スキルが重視される傾向があり、「どこ出身か」より「何ができるか」を見られる会社です。
転職で内定を取るポイントは3つです。
1つ目は数値で語れる実績。「CPAを30%改善した」「オーガニック流入を月3万PVから8万PVに伸ばした」のような定量実績が選考での差別化になります。2つ目はツールの具体的な習熟度。Google広告・Meta広告・GA4・BigQueryなど、実際に何をどのレベルで使えるかを面接で具体的に話せるかが鍵です。3つ目はDACとアイレップの統合背景への理解。「なぜHakuhodo DY ONEなのか」という志望動機の説得力が、他の広告代理店との差を出します。
Hakuhodo DY ONEの激務度・ワークライフバランス
WLBについては「部署によって差が大きい」というのが正直なところです。ただ、OpenWorkの口コミ(2026年時点)を見ると、残業・業務量への不満は一定数あります。広告運用系の部署はキャンペーン対応で繁忙期と閑散期の波があり、月末・期末は特に忙しくなりやすい構造です。
フレックスタイム制・リモートワーク制度は整備されており、制度面では柔軟な働き方ができる環境です。育児休業後の時短勤務事例も多く、女性が長く働きやすい組織づくりも進んでいます。「繁忙期は追われる感覚があるが、閑散期は比較的余裕がある」という二面性が、Hakuhodo DY ONEのWLBの実態です。
Hakuhodo DY ONEの口コミ・評判
OpenWorkでの総合評価は3.65点(5点満点)。広告会社の中では中程度の評価ですが、口コミの内容を読むとリアルな実態が見えてきます。
口コミ
「前職は中小の広告代理店でしたが、大規模プロジェクトに関わりたくて転職を決めました。扱うデータ量・予算規模が全然違います」
ポジティブな声として目立つのは、最先端のデジタル広告技術に触れられる環境・大手クライアントとの仕事経験です。博報堂グループの看板を活かした大型案件への参画機会は、中小代理店にはない魅力です。28歳からの無料人間ドック制度など福利厚生も充実しています。
一方でネガティブな声には、業務量の多さ・評価制度への不透明感が挙がります。「頑張りが年収に反映されにくい」「統合期で組織の動きが読みにくい」という声も複数あります。DAC・アイレップ統合から間もない今は、組織体制や評価制度の整備が途上にある部分もありそうです。
まとめ:Hakuhodo DY ONEへの転職に向いている人
デジタル広告・マーケの実務経験があって、大手グループのブランドと大型案件の両方を手に入れたい人には、Hakuhodo DY ONEは非常に魅力的な選択肢です。年収は業界標準〜やや上の水準で、スキルと成果を出せれば1,000万円も現実圏内に入ります。
逆に、ゆるやかなペースで仕事をしたい人・未経験からデジタルマーケに挑戦したい人には向きません。統合後の組織再編が続く時期でもあるため、変化への適応力が求められます。
「入れるかどうかわからないけど可能性を探りたい」という方は、応募前にエージェントで自分のスキルセットとの適性を確認してみることをおすすめします。デジタルマーケ転職に強いエージェントの選び方もあわせてご覧ください。



