こちらの記事(未経験からデジタルマーケティング業界への転職を志望する人にオススメな対策方法)でもおすすめしたGoogleのデジタルワークショップ。
今回は、デジタルワークショップを実際に受講してみた筆者が、その中身と効率的な学習方法についてご紹介します。
デジタルワークショップとは?
Googleが提供する無料eラーニングサイトで、デジタルマーケティングの基礎を動画と確認テストでわかりやすく学び、最終試験に合格すれば認定証を取得できるプログラムです。
⇒デジタルワークショップ
下記が実際の認定証です。
デジタルワークショップの修了認定は履歴書に記載でき、未経験からデジタルマーケティング業界に就職・転職する際には、企業に対して未経験ながら自ら学習する姿勢とやる気をアピールすることが可能です。
何が学べるの?
インターネットに関する基礎知識から、SEO、広告運用やSNSといったデジタルマーケティングの基本が学べます。
本当に基本的なことを広く浅く学べる内容なので、新卒入社者や未経験中途入社者、部署異動してきた未経験者といった方向けなイメージです。
網羅的・体系的に学べる点と、Google AnalyticsやSearch Consoleといった自社サービスはもちろん、ほかの有益なサイトも教えてくれる点は参考になります。
【収録されているコンテンツの学習目標】
実際のデジタルワークショップの学習目標は下記のとおりです。
・ビジネスでオンラインを活用する
・ウェブ上で簡単に見つけてもらえるようにする
・ソーシャル メディアやモバイルで、近隣地域のユーザーにより多くリーチする
・広告掲載でより多くのユーザーにリーチする
・ウェブ トラフィックをトラッキングして分析する
・オンラインで商品やサービスを販売する
・ビジネスをグローバルに展開する
学習の流れ
コンテンツは、全26章・106個の動画に分かれています。
各動画(3~5分)終了後に確認テストを受験し、章が終わると章末問題が受験します。
全問正解するまで何回でも受験ができます。
全て終わると最終試験が待っていて、これだけは7割の合格率と3回の受験制限があります。
章末問題に合格すると、バッジがもらえます。
所要時間
頑張れば1日で終わりますが、動画だけでも6時間あるので、なかなかハードです。
通勤中の学習や1日1学習目標(1~2時間)終わらせるなどとコツコツ進めれば、無理なく1週間程度で終了します。
オススメの学習方法
知っていそうなコンテンツは、動画を見ずに確認テストを受験する
動画視聴は必須ではないので、この方法が可能です。
間違えた部分だけ、動画視聴することで、学習スピードが上がります。
ただし、一方で動画を見ても、答えがわからない問題もあるのが少し大変です。
字幕を付けて視聴する
おにいさんとおねえさん出てきて、口頭のみで説明をする時間が結構あるのが、デジタルワークショップの特徴です。
初めてのことを学んでいるのに、口頭だけだと理解しにくいという方は、字幕表示がおすすめです。
まとめ
無料であることも大きいですが、デジタルマーケティングの基本的な事項を体系的・網羅的に学習することができるので、入門書として『デジタルワークショップ』は非常におすすめです。
デジタルマーケティングは何から勉強すればいいかわかりにくいですが、そんな時にこそ、ぜひ活用してみてください。