CM制作会社年収ランキング!仕事内容・年収・必要なスキル、採用、転職なども徹底解剖

今回は、CM制作会社の年収情報を一挙にご紹介していきます。

昔はテレビCMの映像制作がメインでしたが、最近ではWeb・SNS上などのメディア種類の増加により映像制作業務の需要が増加し、CM制作会社は人気の転職先となっています。

しかし未経験者や経験が浅い場合、年収は下がってしまうか気になる方も多いでしょう。

本記事では、転職先としてCM制作会社を視野にいれつつも年収を気にしている方のために下記内容をご紹介していきます。

・CM制作会社の平均年収
・高収入なCM制作会社情報
・転職で年収アップをさせる方法

「転職したいけど生活もあるし、年収が下がると困ってしまう…」

「職種ごとの平均年収ってどれくらい?」

このような不安や疑問を解決していきます。

CM制作会社への転職を考えられている方は、是非参考にしてみてください。

CM制作会社とは?

宣伝映像制作における専門会社

その名の通り「CM制作」を専門とするCM制作会社ですが、携わるのは私たちが想像するテレビCM映像だけではありません。

CM制作会社が携わる制作物としては

  • 企業HP上にアップする動画
  • YouTube・SNS用のCM映像
  • 企業内で利用する企業紹介動画
  • ミュージックビデオ製作

上記の様な【コマーシャル メッセージ =宣伝のための映像】において幅広く関わる企業です。

これまではテレビCMが主体でしたが、最近ではCMメディアが増えたことで需要が高まりつつある事業の一つだと言えるでしょう。

広告代理店とタッグを組んで仕事を行う

仕事は広告代理店とタッグを組んで行う仕事がほとんどです。

CM制作会社の仕事は主にCM動画の制作までがほとんどとなり、企画の立案は広告代理店が行い、CM制作会社はその企画書を元に動画を制作します。

CM制作を依頼する企業は基本コンペにより企業を選定するので、CM制作会社は広告代理店とタッグを組んで提案し案件受注に結び付ける動きとなります。

例外として企画まで行う企業もある

CM制作会社の中には、企画から映像制作まで一貫して対応する企業もあります。

基本的に企画は広告代理店の行う仕事ですが、CM制作にあたる業務を一貫することで顧客から直接案件を受注できるようになるのです。

しかしCM制作の多くは広告代理店を経由して依頼されることがほとんどであるため「一貫した仕事に携わりたい」という場合は狭き門となるでしょう。

転職先として狙うのであれば、まずはCM制作専門の企業が狙い目です。

【総合】CM制作会社の平均年収

CM制作会社全体の平均年収を以下の表にまとめました。

サイト名年収レンジ
求人ボックス460万円(映像制作業界)
doda381万円(広告業界)

CM制作会社だけの年収データを公開しているサイトはないため、業界視点の平均年収で言うと、映像制作業界は460万円・広告業界は381万円となります。

CM制作会社も業務内容により広告寄りなのか映像寄りなのかにわかれるため、上記2つはあくまで参考直とするのがおすすめです。

次では職種ごとの平均年収を解説していきましょう。

【職種別】CM制作会社の平均年収

CM制作会社で働く場合は、次の3つの職種に分かれます。(今回は事務職・総合職・営業職除いています)

  • プロダクションマネージャー
  • プロデューサー
  • ディレクター

職種ごとの仕事内容と年収についての情報をひとつずつ解説していきましょう。

プロダクションマネージャー

プロダクションマネージャーはCM制作現場でディレクターやプロデューサーのアシスタントで、いわば現場の実働部隊です。平均年収は340万円程度と3つの役割では1番下になります。

業務内容は、外部交渉、スタジオ手配、キャスティング、関係者のスケジュール調整や予算管理、はたまた昼ご飯の発注など、現場業務のほとんどを担うことになります。

仕事の割に年収が少なく感じるかもしれませんが、ディレクターやプロデューサーになるためには通らなければならない道であり、経験していく必要があります。

またCM制作の裏側を知ることもできるため、上を目指す方には勉強できる機会に多く巡り合えます。

ディレクター

ディレクターは、映像制作現場で撮影の進行役を担ういわば現場監督です。

気になる年収は平均420万円前後とプロダクションマネージャーから大きく上がることはありません。

但し企業により振れ幅が大きく、低い人だと200万円台後半から高い方で700万円超と大きく開きがあることもあります。

これは会社規模や業績、本人の経験年数や実績によって大きく変動がでます。

プロデューサー

プロデューサーとは、映像制作全体を統括するのが仕事です。

顧客や広告代理店の要件確認を行い、ディレクターやプロダクションマネージャーの指示、進捗管理、予算管理をする、いわば映像制作全体のPMのような役割を果たします。

また、プロデューサーの平均年収は500万円弱ですが、プロデューサーは世の中の知名度や評価により大きく年収に開きがあるため年収1,000万円以上を狙うことも可能です。

CM制作会社で年収アップを考えるなら目指すべき職種だと言えるでしょう。

CM制作会社の転職で年収をアップするには?

給料が高水準の企業を狙う

CM制作会社は平均年収が380〜460万円程度と出ていますが、企業によって受ける案件や待遇は異なります。

そのため、元々給料レンジが高い企業に転職した方が同じ業務内容でも年収アップできる確率は高いと言えるでしょう。したがって転職前の年収レンジは必ず調べるべき情報です。

企業ごとの平均年収を調べるには、口コミサイト・公式HPの求人情報・転職エージェントを参考にし、複数の情報を比較し、相互がないか情報を正しく選び取ることが大切です。

また、年収情報を調べるときは目先の数字をみるのではなく、みなし残業代込みか・企業の給料上限がどの程度かも確認しておきましょう。

年収スタート額は高いが昇給がない企業では、数年後に不安を抱き、結果として早期退職になる可能性もあるので要注意です。

管理職・役職者ポジションの求人に応募

CM制作における経験があるのであれば、マネジメントポジションの求人を狙うのもおすすめです。

経験考慮と管理職設定で年収レンジが比較的高く、企業によれば元々の年収を考慮してくれる場合もあるでしょう。

もちろん年収に応じた業務内容の多さ、難易度の高さは否めません。

自分自身のスキルをよく検討して、チャンスを掴みましょう。

ハイキャリア向け転職エージェントを利用する

ハイキャリア向け転職エージェントなら、高額求人の取り扱いが多数あるため、高確率で年収アップを狙えるでしょう。

転職エージェントでは求人を探す前に年収希望を伝えるため、紹介される求人もマッチしやすく、自己で探すよりも短期間で転職を成功させることができます。

もちろん転職エージェントでは、面接対策や転職後のフォローアップも行っているため、総合的に見て転職活動には必須のツールと言えるのではないでしょうか。

CM制作会社年収ランキング

最後は、高収入のCM制作会社ランキングをご紹介していきます。

第1位:AOI Pro inc.

(引用:AOI Pro inc. 公式HP より)

AOI.Incは1963年に設立された老舗CM制作企業です。テレビCMだけでなくデジタルコンテンツにも積極的に進出しており、2020年の売上は187億円(連結)と非常に好調なです。

平均年収は702万円と業界内では比較的高めで、特に45歳以上になれば800万円以上の平均年収と高いレベルを維持しています。CM制作会社としてはトップクラスの企業と言えるでしょう。

また別会社としてAOI TYO Holdingsがありますが、今回は分けて記載しています。

AOI TYO Holdingsはテレビ CM 制作大手の AOI Pro.とティー・ワイ・オーが経営統合に伴い 17 年 1 月に設立した共同持株会社。経営統合により業界トップに躍進。

「動画広告事業(旧、広告映像制作事業)」を主力に、「ソリューション事業」では、広告主との直接取引による複合的なメディア展開や、動画を活用したウェブプロモーションなど支援しています。

第2位:東北新社

(引用:東北新社 公式HP より)

東北新社と言えばテレビ局として有名な企業ですが、CM制作会社としての機能もあります

企業が大きいだけに自社で放映するCMなどの業務などもあり、安定して仕事があることでも有名です。

また、東北新社はデジタルコンテンツ分野にも進出しており、CMだけでなく配信コンテンツの動画制作も行っており、幅広い事業展開が特徴でもあります。

東北新社の平均年収は500万円強と業界内では比較的高めで、45歳以上であれば700万円強の年収を得られることが予想できます。

さらにはテレビ局とのつながりが強いため、有名になればテレビ局のディレクター職などに転職できる機会もあるため、キャリアアップを図りたい方には最適の企業と言えます。

第3位:株式会社ティー・ワイ・オー

(引用:株式会社ティー・ワイ・オー 公式HP より)

株式会社ティー・ワイ・オーは1982年に設立された企業で、テレビCMやプロモーションビデオなどの仕事を中心に活動しています。

有名なところでは、マイナポイント・JR東海の「そうだ京都、行こう」のCM・さらにはKing Gnuの「白日」のプロモーションビデオなど、ここ最近注目の動画の制作を手掛けた実績を持っています。

ティー・ワイ・オーの平均年収は500万円強、45歳以上で600~650万円強となっています。

ただ最近注目されているCMを多く手掛け成長が著しい企業でもあるため、今後さらに年収が増加することが期待できる企業とも言えます。

第4位:株式会社ギークピクチャーズ

(引用:株式会社ギークピクチャーズ 公式HP より)

株式会社ギークピクチャーズは、2007年に設立、CM制作会社としては比較的新しい企業です。

CM制作以外にデジタルコンテンツや映画制作、ミュージックビデオ製作なども手掛けており、今延びているCM制作企業の一つだと言えるでしょう。

実績として有名なところではKINTO(トヨタ自動車)のCM・ソフトバンク・NTTドコモなど、映画ではザ・ファブルなどを手がけています。

ギークピクチャーズの平均年収は500万円前後、45歳以上で600万円~650万円程度となっています。

この企業もティー・ワイ・オーと同じく発展途上な部分があるため、今後の給与アップが期待できる企業です。

第5位:太陽企画株式会社

(引用:太陽企画株式会社 公式HP より)

太陽企画株式会社は1968年に設立、CM制作会社としては老舗企業の1つです。

特徴としては、CMの企画から制作までを一貫して行っており、手掛けたCMの中にはエステーのムシューダ・花王アタックZERO・UNIQLOなど誰もが目にしたことのある有名どころが多数あります。

また、太陽企画の平均年収は450万円前後、45歳以上で550万円~650万円と平均を大きく上回ります

何より老舗の安定した企業を望まれる方におすすめの企業です。

第6位:博報堂プロダクツ

(引用:博報堂プロダクツ株式会社 公式HP より)

博報堂プロダクツは博報堂グループのCM制作・プロモーション会社であり、映像・写真・デザイン・デジタル・イベント・プロモーションなど12の事業本部と3つの支社を持つ大手制作会社です。

2005年に博報堂プロマークと博報堂インセンティブプロモーションズなどの他の関連会社と統合したこし、現在の形となりました。基本的に代理店である博報堂がクライアントを繋ぎ、その実行部隊として博報堂プロダクツが制作を行っているイメージです。

そんな博報堂プロダクツの平均年収は、約350万円 〜712万円 と職種により大きく差があります。クリエイティブ職が平均レンジは高め・プロデューサーは低めという認識となるでしょう。

第7位:株式会社 電通クリエーティブX(クロス)

(引用:株式会社 電通クリエーティブX 公式HP より)


株式会社 電通クリエーティブXは、日本初のテレビCMを制作した電通映画社をルーツとするク、電通グループのクリエーティブコンテンツ制作会社です。CM・Web動画・MV・グラフィック・Web制作・インタラクティブなど幅広い領域の企画・制作がメインの事業となります。

キヤノン・NTTコミュニケーションズ・森ビル・JR東海・東芝などの数多くのCM制作に関わり、映像だけでなくグラフィックの実績も豊富でクオリティーが高いと業界でも評判です。

そんな株式会社電通クリエーティブXの平均年収約390万円 (イラストレーター) 〜693万円と言われており職種によって異なります。

電通グループという大企業を背にキャリアアップを図りたい方へはピッタリの転職先だと言えるでしょう。

CM制作会社で年収アップをねらえる転職エージェント

最後はCM制作会社への転職の中でも、年収アップを狙えるおすすめの転職エージェントをご紹介していきます。

転職エージェントは2〜3社の利用で比較しながら自分に合うものを探し、効率よく活用するのがおすすめの使い方です。

【大手企業+業界特化】や【高収入+大手企業】など特徴ごとに組み合わせて幅広く求人情報を網羅できるようにしましょう。

ではご紹介していきます。

ビズリーチ

ビズリーチのおすすめポイント

✓ 年収1000万円以上の求人数が全体の3割を占める
✓ スカウト機能もあるので仕事をしながらの転職活動でも利用しやすい
✓ 3000人の在籍エージェントから質の高いサポート

ハイキャリアの転職といえば「ビズリーチ」の登録が必須です。

在籍3000名のエージェントの中から、転職の悩みや性格に合うサポートを受けることが可能。これまで転職エージェントに対して悪いイメージがあった方でも満足のいくサポートが期待できます。

サイト内では自身で求人検索もできますが、スカウト機能で企業と直接やり取りをすることも可能です。

コンサルタント業界で確実に年収アップを狙いたい方は、ぜひビズリーチを利用してみましょう。

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リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント

✓ 企業からの直接スカウトで効率的に活動できる
✓ 在籍コンサルタントが2500名、コンサルタントとのアンマッチの可能性が低い
✓ 大手リクルートグループの安心したサポート体制

リクルートダイレクトスカウト(旧「キャリアカーバー」)」はリクルートが運営するハイクラス特化の転職サイトです。

在籍コンサルタントは2500名と非常に多く、自身の性格や希望にマッチしたコンサルタントから専門性の高いサポートを受けることが可能でしょう。

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転職サイト未経験社やエージェントにあまりいいイメージのない方でも、リクルートダイレクトスカウトであれば、満足した転職を叶えられるのではないでしょうか。

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      まとめ

      今回はCM制作会社の年収情報についてでした。CM制作会社は全般的に一般企業に比べ年収が低い傾向にあります。

      しかしながら、待遇次第で年収1000万円以上を狙えるような企業もあります。

      年収レンジが高い企業選びを重視しつつ、転職エージェントも上手に活用しながら、いまより高い水準の年収を叶えましょう。

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