デジタルマーケティング領域、特に広告主のダイレクトマーケティング事業を支援する代理店やコンサル会社にとって
LP(ランディングページ)は商品のCV率を左右する大事な要素です。
本記事ではデジタルマーケティング領域におけるランディングページにフォーカスしてまとめました。
LP(ランディングページ)とは、各サイトにユーザーが訪問した際、最初に遷移するページの事
LP(ランディングページ)とは、各サイトにユーザーが訪問した際、最初に遷移するページの事を指します。
ユーザーの遷移元によって、TOPページがLPになる事もあれば、商品説明ページがLPになる事もあります。
デジタルマーケティング業界では一般的に、インターネット広告をクリックした後に資料請求や商品購入などを促す独立したwebページの事を「LP」と呼んでいることが多いです。
ランディングページのデザインによって、CV率やその後のユーザーエンゲージメントが大幅に変わる事も多く、ユーザーの実行動(滞在時間や離脱率など)を元に、細かな改善運用が必要とされています。
LP(ランディングページ)の目的は集客ではなく、見込み顧客を購買などのアクションにつなげること
LPはあくまでも集客したユーザーを購買や申し込みに促進する事であり人を集める「集客」の部分はユーザーの流入口であるネット広告の部分で行ってもらうことが一般的です。
ネット広告をクリックしてLPに到達した時点である程度の興味・関心は持ち合わせているので興味喚起のみならず、最終の目的になる購買に繋がるようなライティングやデザインを考えましょう。
LP作成において効果の高いデザインの特徴
①購買までのストーリーが明確である
どんなに魅力的な商品であっても、LP上でいきなり「この商品買ってください」と言ってもユーザーは購入してくれません。
リアルの営業の場でもセールストークがあるように、Web上でも顧客を購買に導くストーリーが存在します。
そのストーリーは商材などにより様々なパターンがあると思いますが
現在、LPをデザインする上で有効な法則と言えば「PASONAの法則」があります。
大きく分けると以下の3つの要素を取り入れています。
●問題提起
●煽り
●解決策の提示
まずは自社商品を出さずに問題提起し、その問題に対し、顧客を煽る事によって不安感を演出したあとに
、商品を提示すると購買に繋がりやすくなる、というものです。
②CTAがはっきりとしている
CTAとは「Call To Action」略であり、コンバージョンに繋がる具体的なアクションを促すボタン等のことです。
ランディングページ内であれば「○○円で申込む」や「無料で相談」、「セミナーに参加する」などの
アクションをボタン等で促す、コンバージョンに直結する重要な要素です。
ユーザーにとっては「ボタンを押すと何が起きるか分からない」
といった心理を持ち合わせているので、「その後に何が起きるのか」や「費用がいくらかかるのか、それともかからないのか」等も
ハッキリとユーザーが視認しやすいように記載する事が重要です。
③余計なリンクを入れない
基本的にLPは1つのサービスや商品を説明するページになっており、縦長のページになっています。
そのため、本来の広告出稿の目的にそぐわない「会社案内」等のリンクをコンテンツの途中に埋め込んでしまうと、
LPを読み進めている最中にユーザーがクリックしてしまいコンバージョンする前に離脱してしまう可能性が高くなります。
じっくりと読み進めてもらうためにも外部に飛ぶリンクは極力削除した方が良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
LPを手直ししただけで申込数が2倍も増えた事例もあり、デジタルマーケティングにおいて、LPの作り込みは非常に重要です。
常に、細かいABテストを繰り替えし最適なLPの構成やデザインを探していく事がネット広告代理店やデジタルマーケティングのコンサル会社には求められています。
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