デジタルマーケティング業界出身者から異業界出身者まで幅広く人気のある企業といえば、リクルートです。ポジションやカンパニーにもよりますが、リクルートグループの中途採用は鬼門です。とにかく倍率が高い。
実は弊社には、筆者含めリクルート出身者が複数名在籍しています。また、リクルートグループへの紹介実績も多数ございます。そこで今日は、リクルートグループの書類選考通過の為のポイントをお伝えします。
リクルートグループの書類選考通過の為に大事なポイントって?
二つあります。
・SPI対策を全力でしておく事
・募集ポジションを把握し、適性や要綱を理解して応募する事
「たったのこれだけ?」「基本中の基本じゃん」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、順に説明していきます。
SPI対策を全力でしておく事
こちらに関してですが、リクルートグループはSPI試験の生みの親(リクルートキャリアが開発、販売をしています)です。その為、書類選考の際、SPIをとても重視します。
実際、スキル、学歴ともに申し分ないから通るだろうと思っていた求職者様でも、SPIで足切りをされてしまったことが何度もあります。SPIの例題を沢山解いておきましょう。
募集ポジションを把握し、適性や要項を理解して応募する事
リクルートグループは事業毎にカンパニー制(リクルートキャリア、リクルートライフスタイル、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルート住まいカンパニー、リクルートコミュニケーションズetc)を採用しており、募集ポジションも様々、入社難易度も様々異なります。
リクルートへの転職を希望される方のおよそ半数は、社風や条件などに魅力を感じ、「リクルートに行きたい!」と考えています。しかし、リクルートでも各カンパニー各ポジション毎に募集要件・業務内容・雇用形態・勤務条件などが大きく異なります。
しっかりと説明してくれるエージェントであれば良いのですが、そうでない場合の方が多いように感じます。※個人的な体感です。 また、一度他のポジションで書類選考を提出してしまうと、他のポジションへは1年経過してからでないと応募できません。
その為、
・自分のやりたい事や希望条件を整理する
・各カンパニーのポジションと募集要件を網羅的に確認
・希望と要件が満たされているか確認して、書類選考に通す
これだけで、書類選考通過率は大きく変わると思います。
企画職の場合
リクルートの企画職の書類選考は、ほぼほぼ「スキルマッチしているかどうか」で判断されます。ポテンシャルで書類が通った話はほとんど聞きません。
仮に書類が通ったとしても、企画職の場合、面接の場でかなり詳細まで職務内容や知識について聞かれますから、面接通過率は高くないはずです。その為、リクルートグループで最も最難関ともいえます。その分諸条件も良ければ、業務内容も魅力的です。
「リクルートは20代までしか応募出来ない」といった噂もありますが、企画職に関しては、そのような事は一切ありません。30代前半を求めているケースも多いです。※さすがに35歳を超えると厳しいです。
営業職の場合
リクルートの営業職の書類選考は、ほぼほぼ「ポテンシャルがあるかどうか」で判断されます。具体的には、
・年齢(20代前半~中盤が理想)
・学歴
・前職の仕事内容と実績
・SPI成績 が評価基準です。
リクルートの中でも、ゼクシィやスタディサプリを展開しているマーケティングパートナーズは、転勤の可能性が低くエリア毎に採用を行う「営業総合社員」としての採用を実施しています。
営業総合社員は、数年単位でレイヤーをあげていきます。この場合、初回提示の給与額は他のカンパニーの総合職や同社の企画・総合職と比較すると低めの設定となっております。その分、書類選考の通過率も高めです。
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