【新社会人向け】webマーケティング業界で、配属前に学んでおきたい必須スキル5選

4月ももう2週目を終えようとしています。新社会人の皆さんの初々しいスーツ姿がみられるのもあと少しですね。既に現場に配属されてバリバリ仕事をこなしている新社会人の方もいらっしゃるかと思いますが、多くの新社会人の皆さんは、研修まっただ中!ではないでしょうか?

筆者は、アドテクベンダーに新卒入社した身ですが、その時感じた「これ勉強しておいたら良かった!」をまとめました。

webマーケティング業界で、配属前に学んでおきたい必須スキル

■Excel関数

はい、まず定番のエクセルです。定番だからと言って侮れません。学生時代、少なからずエクセルを使用する機会もあったため特に抵抗はない状態で業務に入ったのですが、想像以上の活用頻度で、正直戸惑いました。

web広告に関わる業務であれば、レポート分析資料の作成、広告キーワード策定、入稿フォーマット作成など、多岐にわたりエクセルを使用します。その際、関数を知っていて活用できるのと、出来ないのとでは、業務処理速度に大きな違いがあります。

学んでおきたい関数

VLOOKUP関数

VLOOKUPは、別のシートにあるデータを、指定して紐づける事が出来る関数です。レポート作成で、とある項目の指標データだけを引っ張ってきたい!などの際に活躍します。レポート作成の際には必須で使用する事になるのではないでしょうか?

 

IF関数

IF関数は、条件を指定して「もし~の場合は~にする」という設定をおこなう関数です。例えば、「もし表示回数が100回以下であった場合、対象のキーワード広告は一時停止する」などの設定を行う事も可能です。広告運用で著しく表示回数が少ないキーワードを一時停止指定する際など使用できます。

 

SUMIF関数

SUMIF関数は、条件付きで集計する際に使える関数です。「特定のキーワードを含む広告の表示回数を集計する」する際などに活躍します。こちらもレポート作成時に活用します。

 

COUNTIF関数

COUNTIF関数は、対象カテゴリの数を個数を知る事が出来る関数です。SUMIFは対象カテゴリの数値の集計ですが、COUNTIFは対象カテゴリの数になります。重複キーワードを探す際などに活躍します。

ちなみに、エクセル関数に関して素人だった筆者は、下記サイトを見ながら、また教習本を買いながら学習しました。

初心者のエクセル(EXCEL)学習・入門

■パワーポイント

またしてもMSオフィスですが…パワーポイントは、webマーケターにとって必須のスキルです。クライアントへの企画書作成は勿論の事ながら、社内外の勉強会や、サポート資料作成時など、広く活用機会があります。

パワーポイントに関しても、「触ったことがない人」は少数派だと思います。しかし、ここで言うパワーポイントスキルとは、「限られた時間内で、クオリティの高い資料を完成させる」ためのパワーポイントスキルの事を指します。これが案外難しいんですよね。。。

筆者の場合は、作り始めの初期段階で細かいデザインにばかり気を配って、結果すごく時間がかかるっていうのを繰り返していました。

こちらのページなど参考にされると良いと思います。非常に分かりやすくまとまっています。

参照:)web担当者Forum「通る企画書のデザインルールはコレだ! 挫折せずにパワーポイントを書き上げるコツを紹介」

■専門用語や広告商品に対する概念理解

CPA、リスティング広告、ビュースルー、webマーケティング業界は毎日がカタカナとの戦いです。これらの専門用語を覚える事は当然大切になってきますし、研修でも座学が用意されているはずです。しかし、案外言葉やなんとなくの意味は理解していても、「構造的に概念を理解する」というのは、難しいものです。

現場に入らないとイメージがつきづらいんですよね…ただ、この概念理解が既に出来ている状態と、そうでない状態であれば、スタート時点で大きく差が開きます。筆者は大変苦労しましたし、「出来る同期」は、入社までに教本を購入して、徹底的に勉強してきていました。

同期入社の中でも圧倒的なスピードで現場配属されていましたね。

■タグ実装や管理、パラメータ設計に関する理解を得ておく

少し、上級レベルの話になりますが、タグ実装や管理、パラメータ設計に関する理解を持っていれば、間違いなく現場配属後のパフォーマンス向上に寄与するはずです。

タグ実装や管理

webマーケティング業界では、htmlタグからコンバージョンタグ、アクセス解析などのツール系制御タグなど、とにかくタグを沢山使用します。これらは主に、アクセス解析ツール・web広告の効果測定、ターゲティング広告配信の際に必要になります。

複数タグを管理するためのタグマネジメントツールも複数存在しています。そしてこのタグが、意外と曲者だったりするんですね。実は現場では「タグ起点」のトラブルが頻発しています。具体的には、タグの埋め込みの不具合や、タグ管理者が不在で進捗歩留まりが発生するなどです。

明らかに計測結果の不具合が起きていて、原因を探るも分からず、結果タグの埋め込み不具合によるものだった…なんていうのはよくある事です。その際に、タグに関する知識をしっかりと持っておくことで、二次対応を円滑に進める事が出来ます。

パラメータ設計

サードパーティの計測ツール(アクセス解析ツールや広告の効果測定ツールなど)は、遷移先のURLに計測用のパラメーター(識別子)を付与する事で初めて計測が可能になります。

先程のタグと同様に、パラメータが起因して起きるトラブルも多いのです。

パラメータ設計に不備があったために、クライアントの遷移先のLPがリンク切れしてしまったりなんて恐ろしい事も起こり得ます。タグにしろパラメータにしろ、意外と盲点になりやすい地味な要素ではあるものの、そのノウハウや知識を持つことはwebマーケターにとって重要と言えるでしょう。

何より、新卒社員が現場に配属されて、タグやパラメータに対する正しい知識を持っていれば、驚きです。先輩社員を驚かしましょう。

■マルチタスク処理能力

最後は、マルチタスク処理能力です。現場に配属されれば、徐々にではあるものの、自然とマルチタスクにひっ迫していきます。プロジェクトは勿論一本ではありませんし、社内外問わず、様々なタスクに忙殺されます。

webマーケティング業界は、常に納期に追われる業界です。複数のプロジェクトに複数の納期が存在し、マルチタスク処理能力がないとそれだけでパンクしてしまいます。今では、タスク管理ツールも無料で使えるものが沢山出ているので、それらを活用しながら、配属直後からマルチタスク処理に耐えうる準備をしておくことは必須です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?どれも、実際に筆者が経験して「もっと準備しておけばよかった!!」と準備不足を痛感した予習項目になります。webマーケティング業界は覚える事が沢山あって大変な業界ですが、現場に配属されれば途端に多くのステークホルダーとが登場し、プロジェクトが動き出します。そうなれば、手足を動かしながら覚えていくしかありません。

しかし、今時間に余裕があるうちに事前予習をしておくだけで、現場配属後の負荷が軽減されるはずです。同時にスタートダッシュもかかりやすくなって、同期の中でも突き抜けた存在になれるのではないでしょうか?webマーケティング業界の新社会人の皆さん、是非本記事を参考に、事前予習に励んでみてください!

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