タグマネジメントとは?ツールから導入メリットまで、解説します。

webマーケティング業界に身を置く人であれば、誰しも馴染みのある「タグ」ですが、ツールや広告施策の幅が広がれば広がるほどタグの数も増えていきますよね。そんな時、どうされていますか?膨大なタグを管理するタグマネジメントツールは活用していますか?今日は、タグマネジメントについて解説していきます。

タグマネジメントについて

そもそもタグとは?

タグマネジメントについて語る前に、そもそもタグとは何なのかについて解説します。タグとは、アクセス解析ツールやディスプレイ広告におけるリターゲティング配信など、特定の機能を対象のページに持たせるためにHTMLやJAVAなどの言語で構成された印の事を指します。決してwebマーケティング業界に限ったものではなく、例えば、サイトによく張り付けてあるFacebookのシェアボタンなども、タグを該当サイトに実装する事により、搭載させることが出来ます。

Googleアナリティクスで計測を行う際に必要なタグ。これをwebページに貼りつける事で、計測が可能になっています。

タグマネジメントとは

タグマネジメントとは、その名の通り、タグを一括で管理して日々の運用の効率化をはかり、且つ施策効果の最大化を目指すための取り組みを指します。概念図は下記の通りとなります。

なぜタグマネジメントが必要なのか

①日々の運用における工数削減

今では、タグの設置は日常茶飯事になり、一つのwebページにタグが数十個埋まっているなんて言う事すら、当然のように起こり得ます。毎回毎回、タグの管理者や開発担当にタグの設置を依頼するのも面倒ですよね。ページ数が多いポータルサイトなどになれば、気が遠くなる作業です。

これらの煩わしい作業効率を削減する事が必須です。また、タグが原因と想定されるエラーが発生した際に、数十個のタグが埋まっているページでは、そもそも作業が煩雑で工数をとられてしまいます。タグのテストを実施するのも、タグマネジメント内で実施出来るため、複雑かつ膨大な量のタスクが簡略化されます。

②ページのクオリティ維持

単純に、大量のタグをwebページに仕込んでいると、ページの読み込み速度が遅延します。複雑なタグを大量にロードする必要が生まれてしまう為です。ユーザビリティを踏まえても、GoogleのSEO対策を踏まえても、どちらにせよページの表示速度の遅延は防ぎたいですよね。

タグマネジメントツール一覧

■Googleタグマネ―ジャー

Google社提供の無料で使用できるタグマネ―ジャーです。Googleのサービスと連携できます。

https://www.google.com/intl/ja/analytics/tag-manager/

■Yahoo!タグマネージャー

Yahoo社提供の、こちらも無料で使用できるタグマネ―ジャーです。対応しているタグテンプレートの数も多く、安定性が魅力です。

https://tagmanager.yahoo.co.jp/

TAGエビス

広告効果測定ツールアドエビスを提供するロックオン社のタグマネジメントツールです。

https://www.ebis.ne.jp/function/tag.php

TagKnight

Fringe81社の提供するタグマネジメントツールです。

https://www.tagknight.jp/

エコタグ

CCI提供のタグマネジメントツールです。

https://www.eco-tag.jp/index.html

まとめ

如何でしたでしたでしょうか?タグマネジメントは、運用とサイトクオリティの維持、マーケティング施策効果最大化など、様々において重要です。無料で使えるツールもあり、導入も比較的スムーズに実施出来るため、多くのタグによって日々の運用が煩雑化してしまっている方はぜひ、タグマネジメントツールの活用をオススメします。

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