MAの普及により、メールマーケティング・CRMの重要性が叫ばれています。既存顧客向けのメールマーケティングは昔と変わらず、それどころか、そのニーズは以前よりも高いのではないでしょうか。
ちなみに、「自社でもメルマガやろう!」までは良いのですが、「どんな構成でどんなデザインで送ればいんんだろう….?」とお困りになられた経験はございませんか?そんな時は、自分に届いているメルマガを参考にするのも良いですね。便利なHTMLメルマガのテンプレ・作成ツールなどを活用するのもオススメです。今日は、誰でも使える便利なHTMLメルマガのテンプレ・作成ツールをご紹介します。
HTMLメールとは
特徴
HTMLメールとは、HTMLで作成されているメールです。テキストに文字を打つ仕様のテキストメールと比較して、文字の色やデザイン、画像や動画の挿入まで可能な仕様になっています。
メールマーケティングを行ううえで嬉しい最大の特徴は、「開封率が計測できる」事です。開封率の計測と、リッチコンテンツの挿入により、リードナーチャリングとしての活用ニーズが高まっています。
一般的には、テキストメールよりも開封率が高いとされています。
HTMLメルマガの増加
まず、こちらの画像をご覧ください。
参照)日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2014(平成26年)」
これは、日本ビジネスメール協会によって、2014年に実施された「ビジネスメール実態調査2014(平成26年)」において、普段仕事で扱うメールの形式に関するアンケート結果です。
一方、最新版である2017年のアンケートで、同様の質問に対する結果は下記の通りになります。
参照)日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2017(平成29年)」
3年でおおよそ8パーセント、HTMLメールの使用頻度が高くなっていることが分かります。実際、企業のCRM活動の活性化に伴い、筆者個人的にも受け取るHTMLメールの増加を体感しています。HTMLメルマガでホワイトペーパーのダウンロードリンクとか送られてきたら、ついついダウンロードしちゃいます。
便利なHTMLメルマガ作成時に注意すべきポイント
レスポンシブ対応にしておくこと
せっかく時間をかけて作ったHTMLデザインも、受信者の画面で閲覧した際にサイズがいびつだたり、画面からはみ出てしまっていたりすれば本末転倒です。
それどころか、開封ハードルの高いメルマガで、せっかくユーザーが開封をしたにも関わらず、見づらかったり、不備が合ったりすれば、二度とユーザーはメルマガ開封しないでしょう。
レスポンシブ対応で、スマホ、タブレット、PCいずれのデバイスで閲覧されても問題ないように対策しておくことは、必須です。
HTMLメルマガテンプレート・作成ツール8選
ZURB
https://zurb.com/playground/responsive-email-templates
定番の無料テンプレートです。基本的なテンプレートが5種類、ダウンロードできます。勿論全てレスポンシブ対応です。
BeeFree
無料で利用できるテンプレツールで、8種類のテンプレートをダウンロード出来ます。ブラウザ上で自由にデザインをすることも可能で、オリジナリティのあるHTMLメールの作成が可能になっています。
Antwort
https://internations.github.io/antwort/
こちらも無料でダウンロードできるレスポンシブデザイン対応のテンプレートです。様々なメールクライアントに対応している点が魅力です。
Free newsletter templates
https://templates.cakemail.com/category/business
デザインセンスにこだわった50種類以上のテンプレートがダウンロードできるサイトです。豊富なデザインの中から、目的に沿ったテンプレートを探せるため、非常に便利です。
Free Psd/html Responsive Email Template by Marco Lopes
https://dribbble.com/shots/1506390-Free-Psd-html-Responsive-Email-Template
無料でダウンロードできるテンプレートです。個人制作のものですが、お洒落で落ち着いたデザインが良いですね。
Campaign Monitor
https://www.campaignmonitor.com/
ブラウザ上で簡単にテンプレートが作成できるサービスです。日本語対応はしていませんが、ドラック&ドロップで操作する事が出来るので、簡単に操作できます。
Free Mail Templates
https://freemailtemplates.com/
全て無料でダウンロードできるテンプレートを集めたサービスです。70種類以上のテンプレがあるので、最適なデザインを選んで、あとはダウンロードするだけです。便利なサイトです。
Benchmark
https://www.benchmarkemail.com/jp/
こちらは月額1,800円で利用できるHTMLメールエディターです。ドラッグ&ドロップで直感的な操作が可能です。何より、日本語対応なのが嬉しいですね。
まとめ
如何でしたでしょうか?HTMLは需要が拡大しており、開封率の向上・開封率計測が可能など、多くのメリットを持ちます。
一方で、受信相手の環境などを十二分に考慮しておかないと、マイナスの結果を生むことにもつながりかねません。
ご紹介したテンプレートなどを活用しながら、効果的なメールマーケティングを目指し、是非実践してみてください。