今回は不動産業界のITコンサルタント事業を担う「株式会社THIRD」の転職情報を解説していきます。
不動産管理システムである「管理ロイド」など、さまざまなITツールの開発を行う株式会社THIRDは、現在転職先としても注目が集まる企業です。
ここではそんな株式会社THIRDの評判や年収など、気になる情報をまとめていきます。転職の参考にぜひご覧ください。
年収や福利厚生などの待遇面
転職のポイントと
株式会社THIRDへの転職は当サイトデジレカ経由でもサポートが可能です。転職相談はこちら(https://digireka.jp/lp/)ご相談フォームに転職希望の旨をご記載ください。
株式会社THIRDってどんな会社?
(引用:株式会社THIRD 公式HP)
【株式会社THIRD 企業情報】
企業名 | 株式会社THIRD |
代表者 | 井上 惇 |
設立 | 2015年 |
本社 | 東京都新宿区 |
従業員数 | 130名 |
事業内容 | ・不動産/建築に特化したコンサルティング ・建築技術コンサルティング ・不動産/建築×ITの開発運用(不動産管理業務の効率化システム等) |
株式会社THIRDは不動産業界に特化した事業を行っており、2015年に設立後、「Clear Deal , Clear World」のビジョンを掲げ、目まぐるしい成長を遂げているスタートアップ企業です。
主な事業としては、不動産/建築に特化したコンサルティング・建築技術コンサルティング・不動産/建築業界のIT開発と運用ツールを提供しています。不動産業界を営んでいた経験とノウハウから、事業の質の高さに定評があることが特徴です。
看板商品となるのは、不動産業界の業務改善を行うSaaS型ルールの「管理ロイド」であり、紙媒体が中心となっていた業界の業務オペレーションを改善するに欠かせないソフトです。その他にも、不動産業界の業務改革を行うべく、日々躍進しています。
代表サービスであるAI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」
「管理ロイド」は、AIを活用した不動産管理業務の業務効率化を目指すSaaS型ソフトウェアです。2019年のリリース後から、約1,500社へ導入され。最大で66%の業務改善を可能としています。
- 建物管理の計画作業
- 検針・点検・清掃・警備補助
- 履行管理
- 不具合報告
- 報告書作成
管理ロイドには、上記のような不動産管理における業務補助を行う機能が搭載されています。
不動産管理業務は、書類作業を標準化する難易度の高さからDX化が進んでおらず、これまで全て目視や紙媒体を使うことが多い中で、革命的な開発となりました。
ソフトウェアの機能の中では特に、AI機能を使ったメーター読み取り自動化が特許を取得しています。
めずらしいメーター機器でも数あるデータを参照するため、海外メーカーも対応が可能で、その精度の高さと導入のしやすさはユーザーからも好評を得ています。
2022年にはシリーズBラウンドでの資金調達を実行
株式会社THIRDの経営状況として、直近のニュースを散り上げると、2022年にシリーズBラウンドで総額26億円の資金調達を実施しています。
スタートアップ企業の資金調達の段階のひとつ。エンジェルラウンドから始まり、難易度や金額によって段階が分けられている。「シリーズB」は、ビジネスが軌道にのりはじめ、数十億円の資金調達ができる信用性を持つことが条件となる。
投資企業はジャフコ グループ株式会社をリード投資家とし、2022年では新たに、東急不動産ホールディングス株式会社が出資するCVCファンド(GP: SBIインベストメント株式会社)・SBIインベストメント株式会社などを加え、増資を成功させています。
投資会社・ラウンド段階・増額資金の金額から株式会社THIRDの将来性の高さが感じられる内容です。
今後はAI技術の向上と新規事業展開を予定
株式会社THIRDの今後の展開としては、AI事業のさらなる発展が予想されています。2022年の投資段階では下記の様な事業展開を公開していることが事実です。
- 管理ロイドの開発力強化/AI技術への投資、導入支援人員の拡充
- 工事ロイドの提供開始
- 入居テナント向け、物件オーナー向け機能の提供開始
(参照:PRTIMES)
今後はコストを最適化しつつ、現場に業務改善に留まらない建物管理の実現化や不動産業界のさらなる向上に貢献することを目指していくようです。
株式会社THIRDの働く環境
株式会社THIRDの特徴や将来性がわかったところで、働く環境について解説していきます。
在籍社員数の推移
(参照:株式会社THIRD 採用情報)
2015年設立当時は4名だった従業員も、7年で18倍の72名へとなり、企業成長へ向け大幅な採用活動を行っていることがわかります。
また採用活動は現在も新卒・中途含め積極的に行っており、今後ますますの発展が期待される成長過程のスタートアップへ転職できるのは今がチャンスであると言えます。
在籍社員の職種割合
(参照:株式会社THIRD 採用情報)
株式会社THIRDの職種割合をみていくと、セールス・事業開発スタッフの割合が全体の4割にものぼり、コンサルティング事業へ力を入れていることがよくわかります。
また、割合は少ないですがPdM(プロダクションマネージャー)も導入しているようです。製品開発のマネジメントを行うPdMを導入している企業は国内でめずらしく、転職を検討している方はぜひチェックしてみましょう。
株式会社THIRDの待遇
次は株式会社THIRDの待遇面をみていきましょう。
年収
株式会社THIRDの平均年収は現在情報が少なく、今回は公式ホームページの求人情報を参照に解説していきます。
【株式会社THIRD 職種別年収一覧】
職種名 | 年収 |
セキュリティエンジニア | 500~800万円 |
Webエンジニア | 600〜900万円 |
フィールドセールス | 400〜700万円 |
カスタマーサクセス | 500〜700万円 |
ソリューションコンサルタント | 400〜600万円 |
フィールドセールス | 400〜700万円 |
経営コンサルタント | 800〜1500万円 |
AIエンジニア | 500〜1000万円 |
(2023年8月時点/参照:株式会社THIRD 採用情報)
現在株式会社THIRDで募集されているのは上記の職種になります。
平均年収は比較的高めであり、最大年収は経営コンサルタントの1500万円となっています。
月額給料には30時間分の残業代込み、住宅や扶養手当などは含まれていません。中途採用の場合は前職の経験や面接時に判断したスキルを踏まえ、待遇が決定されるようです。
エンジニア職は特に扱える言語やこれまでの実績によって差が出るため、スキルシートの作成は念入りに行う必要があるでしょう。コンサルタント・セールス職は、これまでの実績と将来性をアピールできるかが重要となりそうです。
福利厚生
株式会社THIRDの福利厚生は下記のようになっています。
- 社会保険完備
- PC貸与
- 交通費支給
- 本購入時の経費補助あり
- 賞与:年収に含むため、なし
- 昇給タイミング:年1回/4月
- 書籍購入費の補助
- リファーラル採用における経費支給
基本の福利厚生に加え特徴的なのは「リファラル採用における経費支給」があります。
社員である知人や友人などの紹介を介して転職する方法。取り入れを行っているかは企業次第であり、転職者は採用過程がスムーズになる・企業側はある程度の信用性やスキルを保証した採用ができるといったメリットがある。
リファラル採用のための飲食費用などを負担するような制度は企業ではめずらしく、それだけ採用活動に力をいれていることがわかります。
株式会社THIRDへの転職方法は?
転職のポイント
株式会社THIRDの転職のポイントとしては、応募職種に求められるスキルをよく理解しておくこと・企業が求める人物像に沿った対策を行うことが重要と考えられます。
応募職種に求められるスキルとは、実績はもちろん営業職であればコミュニケーション能力や0から1を生み出すためにどのような行動が取れるかなど、経験に基づいた具体的な内容を考え話せるよう準備しておきましょう。
また、企業が求める人物像に関しては、募集要項の「求める人物像」から読み取っていきましょう。株式会社THIRDが求める人物像は次のような条件があるようです。
- 立ち上げフェーズのスタートアップ企業にチャレンジしたい方
- 以下当社CREDOに共感いただける方
- 圧倒的当事者意識を持って事業に取り組め
- チャレンジし続けられる
- 常に顧客を考え、期待値を超えていく
- 素早く行動できる
- チームに協調性をもたらす
全体を通してみると、スタートアップ気質(成長過程や高い向上心)についていけるか・主体性をもって積極的に行動できるかなどが重要視されるようです。
上記全てではなく、いくつかの条件にあてはまりそうなエピソードを考え、そこからスキルに棚卸ししてアピールするとスムーズな対策ができるのではないでしょうか。
いずれにせよ、面接や書類対策には客観視した視点が必要であるため、転職エージェントを上手に活用しながら、効率のいい効果的な対策を行いましょう。
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