株式会社小田急エージェンシの年収は?中途採用、転職•就職難易度や激務度•口コミ•評判を徹底解剖

今回は小田急エージェンシーの転職情報についてご紹介します。

関東在住であれば一度は耳にしたことがある「小田急線」。小田急エージェンシーはそのグループ会社である広告代理店です。

ネームバリューが高い企業であるため、広告代理店への転職先としても非常に人気な企業ではありますが、その待遇や転職難易度は実際どうなのでしょうか。

本記事では、中途採用として小田急エージェンシーへの転職を狙う方へ以下の様な内容を解説していきます。

  • 小田急エージェンシーの基本情報
  • 実際に働いていた人の口コミ
  • 小田急エージェンシーへの転職成功方法

転職を成功させるには情報収集が何より大切です。内定率アップのためにもぜひ参考にしてみましょう!

株式会社小田急エージェンシーってどんな会社?

株式会社小田急エージェンシーは、設立後から30年に渡り小田急のグループ企業や他社の宣伝・販売を行ってきた広告代理店で、企業情報は以下の様になります。

【株式会社小田急エージェンシー 企業情報】

会社名株式会社小田急エージェンシー
代表者山口 淳
設立1990年2月15日
従業員数189名(2022年6月現在)
本社東京都渋谷区
事業内容・データ収集・分析(CRM分析・エリア分析、商圏分析・生活者行動・意識分析・コミュニケーション調査分析)

・マーケティング戦略(・エリアマーケティング・事業開発(商業施設等)、製品・サービス開発およびコンサルティング・ブランド開発、コンサルティング・商業施設運営のマーケティングサポート)

・マーケティング・コミュニケーション(コミュニケーションプランニング・CRMダイレクトマーケティング・キャンペーン・ツール、広報ツール、カタログ、パンフレット・広告クリエイティブ・デジタル、その他)

・スペースデザイン(建築設計・監理、各種申請業務・鉄道・商業施設、公共施設などのサイン・店舗などの施設プラン、内外装デザイン)

・小田急線および小田急グループ広告媒体の販売・管理(小田急線交通広告・小田急グループ各社交通広告・小田急グループ各社施設屋外広告)

小田急エージェンシーは「ハウスエージェンシー(広告代理店)」という名目ですが、実際の事業としては広告事業以外にも商業施設のデザインなども行っているため、社内外問わず幅広く事業展開を行っています。

その多方面に及ぶ事業展開により、小学校・自治体・メーカー・レジャー施設など、クライアントも多種多様な業種とのつながりを持っており、公式HPを見たところどちらかと言うと公共団体や大手企業をクライアントとしている印象があります。

「これまで培ってきたノウハウをいろんなクライアントへ試してみたい」「公的なクライアントとの経験も欲しい」と言うような方の転職先としてぴったりな職場だと言えるでしょう。

また企業内外からの対応・待遇を見ても、そのネームバリューの高さがメリットの一つとして感じられる企業です。では実際に、社内の待遇である雇用条件はどうなっているのか見ていきましょう。

株式会社小田急エージェンシーの待遇

次は株式会社小田急エージェンシーの待遇についてです。

中途採用の募集要項を見たところ、広告代理店勤務だが安定性が高く、長く勤められる環境が整っている印象です。では詳しく見ていきましょう。

平均年収

openworkを参考にした平均年収は以下の通りです。現在中途採用で募集があるのは【営業職・企画職】のみの様なのでその2つに絞った解説を行っていきます。

【株式会社小田急エージェンシー 平均年収】

職種/在籍年数〜5年目5年目〜
営業職350万円〜450万円450万円〜700万円
企画職550万円データ無し

株式会社小田急エージェンシーは大幅な昇給などがないため、入職後の年収の変化はそこまで大きくありません。したがって20代〜30代であれば満足できるが30代後半以降は厳しいと感じる可能性もあります。

実際にdodaの業種別平均年収と比べると広告代理店の40代の平均年収は562万円となっていますので、株式会社小田急エージェンシーへの転職は生活環境を判断すべきポイントとするのもおすすめです。

5年目以降の年収700万円は高い様に感じますが、これは残業代の影響が大きいと予想されるので注意しましょう。

株式会社小田急エージェンシーでは、以前は残業代に上限はなく、残れば残るほど月給が上がっていた様ですが【コンプライアンスの厳格化】【コロナでの在宅勤務の増加】などにより、残業代による給料増加は少なくなりつつあります。

給料希望が高い方は選考中・入職前にはしっかりと雇用条件のすり合わせを行うことが大切です。そのためにも前職の年収を把握しておくと良いでしょう。

福利厚生

株式会社小田急エージェンシーの福利厚生は非常に整っています。

基本的な社会保険完備・産休育休制度はもちろんですが、独自の福利厚生としては以下の様なものがあります。

グループ会社として様々な企業を持つので、系列店の割引利用ができたり、専門性向上のため、内部外部研修が充実しています。

他にも特徴的な福利厚生として「保存休暇制度」というものがあります。

これは有効期間が過ぎ消滅してしまう年次有給休暇を、介護や通院などの理由で使用するため一定の上限日数を保存して取得することができる制度です。

通常有給は初年度のものが2年目以降まで残っていると自動浄化されてしまいますが、株式会社小田急エージェンシーでは余った有給を効率的に利用できるので、有給を使いきれない場合も安心です。

産休制度に関しても対象者に対し100%の取得の実績があります。(マイナビ参照

広告代理店と聞くとやはり多忙・入退職が激しいなどのイメージがありますが、株式会社小田急エージェンシーではメリハリを持って働くことができる環境が整っています。

株式会社小田急エージェンシーの評判

では次は株式会社小田急エージェンシーの評判をopenworkを参考に見ていきましょう。

口コミを総括すると、社会的信用・将来性が安定した環境だがスキルを伸ばしたい人には少し不向きな環境の様です。では詳しく解説していきます。

悪い評判

悪い評判として挙げられていたのは以下の内容です。

【株式会社 良い評判】

契約社員から正社員になる難易度が高い
・向上心やチャレンジ精神が低い人が多い

多かったのが大手企業ならではの理由ですが、クライアントが安定しているため新規開拓の必要が少なく企画・業務内容がも流動化されているという口コミです。固定のクライアントを担当することが多いので「新しい企画を通したい」「スキルの幅を広げたい」という人は少し物足りなさを感じる様です。

また、年功序列な部分が大きいので出世欲がある人にも少し厳しい環境と言えるでしょう。年収の伸び代が少ないと言う評判もやはり多く、管理職や責任者にならないと

「責任のある仕事をたくさん任されたい」「新しい企画をどんどん通したい」と言う方は転職後のギャップを感じやすいため、もう一度転職の希望ややりたいことの分析をしてから選考に臨むことをおすすめします。

良い評判

良い評判として挙げられていたのは以下の内容です。

【株式会社 悪い評判】

大手企業のためクライアントからの扱いが良い
・経営・待遇の安心感が高い
・男女共に安定して働きやすく社員同士の仲も良い

やはり「安定性」の面は高評価であり「広告代理店で勤めながら家庭も大切にできる」といったライフワークバランスの良さについての評判が非常に多くありました。

給料面の伸び代が少ない点がネックですが、多忙と言われる広告業界で「出産後もこの業界で働きたい」「家庭も大切にしたい」といった願望を叶えられる企業はあまり多くはありません。大幅な給料アップを希望しないのであればぴったりの職場でしょう。

またコロナ禍での給料カットが少なかったのも大手企業ならではの安心できる点です。

やりたいことを叶えながら、生活も充実させたい方はぜひ株式会社小田急エージェンシーに応募してみることをおすすめします。

株式会社小田急エージェンシーの転職方法

最後は小田急エージェンシーの転職方法についてです。

採用フロー

中途採用の採用フローの情報が少ない為、今回は新卒の情報を加味して予想していきます。

  • 書類選考
  • 筆記試験
  • 面接(1次〜3次)

面接は最低でも2回、大手企業では中途採用でも筆記試験を行う場合が多いので、こちらもあらかじめ準備しておきましょう。基礎的な学力や企業の歴史などについての内容が多い傾向です。

面接内容は典型的な「強み弱み」「志望動機」以外に「電車に乗っているときの過ごし方」など電鉄会社ならではの質問もある様です。

面接対策としては一般企業の対策に加え、株式会社小田急エージェンシーだけではなく、小田急グループとしての取り組みを頭に入れておくと、面接の会話の糸口となるでしょう。

転職のポイント

株式会社小田急エージェンシーの転職のポイントとしてはまず一般企業の転職対策を堅実に行いましょう。

大手企業はまず「書類をちゃんと作成できるか」はどの職種の採用でもチェックポイントとなるので、誤字脱字はもちろん書き方のルールなどにもよく注意して作成し、簡潔にわかりやすい内容を目指すことがポイントです。

面接では「能力を活かしたい」「新しいことにどんどんチャレンジしたい」というよりも「既存顧客を大切にしつつ、できることを増やしていきたい」「家庭と両立しながら仕事も頑張りたい」といった姿勢である方がマッチしやすいのではと予測されます。

例えば営業職での応募だとしても「成果を上げること」をアピールしすぎると、面接官である既存社員が熱意に押されてしまう可能性もあります。

特に自身の経歴やスキルについて質問された場合は、相手の反応をチェックしながら臨機応変に話す内容を変えていきましょう。

「これまで大手企業への転職経験が少ない」「面接がそうしても苦手…」という方は転職のプロである転職エージェントをうまく活用し、内定率アップを狙うのがおすすめです。

株式会社小田急エージェンシーの転職にはデジレカがおすすめ

数ある転職エージェントの中でも、デジタルマーケティング業界に特化した「デジレカ」は、実際にマーケティングを経験しているコンサルタントからアドバイスを受けることが可能です。

【デジレカ で受けられる無料の転職サポート】

  • 希望にあった求人紹介
  • 現役マーケターからの書類添削
  • 企業の採用傾向を踏まえた面接対策
  • 入職手続き・企業への交渉

初回面談はオンライン・対面どちらでも可能のため、自分にあったものを選ぶことができます。

経験豊富なエージェントによる書類添削・面接対策で苦手をなくすことで内定率アップを狙えます。

また、転職エージェントは複数者利用することで比較対象ができるので少なくとも2社以上の利用がおすすめです。

デジレカのサポートをうまく使って、堅実な株式会社小田急エージェンシーの面接もクリアして理想の転職を叶えましょう。

まとめ

今回は株式会社小田急エージェンシーの転職情報についてでした。

大手ならではの安定した雇用待遇が整備されているため、「広告業界で勤めながらもライフワークバランスを整えたい」「男性でも育休を取りたい」などの希望がある方にはぴったりの職場だと言えるでしょう。

しかしその反面、給料昇給学・新しいことへのチャレンジ精神は少ないため、向上心の高い仕事を希望し「忙しくてもやりがいのある仕事がしたい」という方には少し物足りないかもしれません。

また株式会社小田急エージェンシーへの中途採用情報は少ないため、内定率アップを狙うには、転職エージェントの活用が必須となるでしょう。転職のプロから綿密な書類・面接対策を受けることが可能です。

もちろん自身でも【能力の棚卸し】【優先順位の整理】をしっかりと行い、うまく転職エージェントを利用しながらも後悔のない転職を叶えましょう。

【参考サイト】
株式会社小田急エージェンシー 公式HP
「openwork」
doda 平均年収ランキング」
「マイナビ 株式会社小田急エージェンシー採用情報

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