「株式会社メンバーズ やばい」というサジェストを見て不安になっていませんか。結論から言うと、法的・倫理的な問題がある会社ではありません。「やばい」の実態は年収が上がりにくい・配属先による差が大きいという点への不満であり、それを理解した上で入社すれば十分に活躍できる職場です。この記事では、転職エージェントの視点から年収・評判・難易度を正直に解説します。
株式会社メンバーズってどんな会社?

会社概要・事業内容
| 企業名 | 株式会社メンバーズ |
| 代表者 | 髙野 明彦 |
| 設立 | 1995年6月26日 |
| 従業員数 | 3,087名(2024年9月末時点) |
| 本社所在地 | 東京都中央区晴海1丁目8番10号 |
| 事業内容 | デジタル人材の伴走によるDX現場支援事業 |
| 上場市場 | 東証プライム |
株式会社メンバーズは1995年創業、東証プライム上場のデジタルマーケティング専業企業です。「広告代理店とは違うの?」とよく聞かれますが、メンバーズはクライアント企業に自社のデジタル人材を常駐させてDXを支援するモデルが中核で、広告枠の売買はしません。1チームが1社のクライアントに専任で入り込むため、クライアント業務を深く理解した上でデジタルマーケティングを回していくのが特徴です。
連結売上収益は204億6,700万円(2024年3月期)。大手メーカー・金融・小売など幅広い業界の大企業がクライアントに並びます。「デジタルマーケティングを外注から内製化したいが人材がいない」という大手企業の需要を取り込んでいる企業です。
博報堂DYグループとの関係
メンバーズは独立した企業であり、博報堂DYグループの傘下ではありません。ただし、博報堂DYグループ各社がクライアントになるケースがあり、メンバーズの社員が博報堂系の広告案件のデジタル運用を担うという形での関わりはあります。広告代理店グループへの転職を考えている方は、メンバーズを「デジタル実務専業の独立系」と捉えておくと整理しやすいでしょう。
株式会社メンバーズの年収は?職種別データで解説
平均年収は430万円(OpenWork 510件集計)です。デジタルマーケティング業界の平均より低め、という印象を持つ方もいるかもしれませんが、職種によって幅が大きいことが特徴です。
平均年収と職種別一覧
| 職種 | 平均年収 |
|---|---|
| プロデューサー | 502万円 |
| アナリスト | 462万円 |
| マーケター | 450万円 |
| クリエイター | 437万円 |
| ディレクター | 427万円 |
| 営業 | 407万円 |
| 全体平均 | 430万円 |
(参考:OpenWork、2026年集計・510件)
年収レンジは240〜850万円(エン カイシャの評判・331人回答)。プロデューサーとディレクターで100万円近い差があることからもわかるように、担当する業務の難易度と責任範囲が年収を左右します。未経験に近い状態から入社した場合は最初の数年は300〜350万円台になる可能性もあります。
年収の上がり方・グレード制の実態
メンバーズは独自のグレード制を採用しており、グレードが上がるたびに月給が1〜2万円上昇します。年に1度の評価で昇格が決まる仕組みです。
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「年収が上がりにくい」と言われる理由は?
グレードアップの幅が小さく(月1〜2万円)、かつグレード認定がクライアント先でのパフォーマンス評価に依存するため、配属されたプロジェクト次第でスピードに差が出ます。実力があっても「配属先の案件規模が小さい・評価者との相性」で昇格が遅れるケースが口コミで報告されています。
30代でマーケターとして500万円以上を目指すには、プロデューサーかアナリスト職へのキャリアシフトが現実的な選択肢です。ディレクターやクリエイターのまま昇給だけに頼るルートでは、業界水準を超えることは難しいという評価が多いです。
株式会社メンバーズの評判・口コミ:良い点と課題
良い評判:成長環境・DX専業の強み
OpenWork(1,348件)・転職会議(1,650件)の口コミで繰り返し登場する良い評価は、大きく3点に集約されます。
ひとつ目は「1クライアント専任のため業務が深掘りできる」という点。広告代理店のように複数クライアントを掛け持ちするのではなく、1社のクライアントに腰を据えてデジタルマーケティングの運用・改善を続けるため、「数字が動く実感」を得やすい環境です。デジタルマーケティングの実務力を確実に積みたい人にとっては理想的な学習環境と言えます。
ふたつ目は働きやすさ。リモートワーク・フレックス制が定着しており、口コミでも「柔軟に働ける」という評価が目立ちます。子育て中の社員が多い職場でもあり、ライフイベントに対応しやすい文化が育っています。
みっつ目は「DX専業で市場価値が高まりやすい」という点。大手企業のDX現場で働くことで、デジタルデータ活用・マーケティング自動化・CX改善といった領域のスキルが積み上がるため、転職市場での評価が高まりやすいです。
気になる評判:年収・部署ガチャ・クライアント依存
一方、口コミで目立つ課題は以下の3点です。
吹き出し
配属されたクライアント次第で仕事のやりがいも年収アップのスピードも全然違う。「部署ガチャ」という表現がリアル。(転職会議より)
「部署ガチャ」問題は、クライアント常駐型ビジネスモデルの構造的な課題です。大手企業の魅力的な案件に入れれば成長が速い一方、小規模案件・マンネリ化したクライアント先に長期間在籍すると、スキルも年収も停滞します。入社後にどこに配属されるかは、完全にコントロールできません。
年収が上がりにくい問題は先ほど解説した通り。グレード制の刻みが細かく、大幅な年収ジャンプが起きにくい仕組みです。「30代で600万円以上を目指したい」という方にとっては物足りなさを感じる可能性があります。
クライアント依存の問題は、プロジェクト終了やクライアント側の予算削減によってチームが解散・再編されるリスクです。自社内の異動とは異なる種類の不安定さがあります。
「やばい」と言われる理由と実態
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「株式会社メンバーズ やばい」の検索は主に3つの不安から来ています。①年収が低い ②配属ガチャ ③新卒離職率が高い(22.0%・就活会議調べ)。いずれも存在する課題ですが、「詐欺的・ブラック企業」という意味の「やばい」ではありません。
新卒離職率22.0%(就活会議)は確かに高めです。ただし、これは「クライアント先で実務を積んだ後、より年収の高い企業へ転職するルート」として意図的に利用しているケースも含まれます。「デジタルマーケティングの実務力を身につけるためのファーストキャリア」としてメンバーズを選ぶ人が一定数いるということです。
メンバーズを長期で活躍の場にするには、プロデューサーやアナリストへのキャリアシフトを意識しながら入社するのが正解です。「ディレクター職のまま5年待てば年収が上がる」という期待は持たない方がいいでしょう。
株式会社メンバーズの就職・転職難易度
中途採用の難易度と求められるスキル
新卒採用の倍率は5.2倍(就活会議)ですが、中途採用は職種と経験によって難易度が異なります。デジタルマーケティング経験者(SEO・Web広告・SNS運用など)は引き続き求人ニーズが高く、経験が2〜3年あれば書類通過は難しくありません。
クライアント先に常駐するビジネスモデル上、対人スキル・コミュニケーション力は特に重視されます。スキルは問題なくても「クライアントのオフィスに毎日出向いて仕事ができるか」という観点での見極めが面接で行われます。
求められる経験の目安:
職種別の求める経験
デジタルマーケター:SEO・Web広告・アクセス解析のいずれか2〜3年以上。Google Analytics・MAツール等の実務経験あれば尚可。
ディレクター:Webサイト・Webサービスの制作進行管理経験2年以上。クライアント折衝経験必須。
アナリスト:データ分析・BI ツール(Tableau・Looker等)の実務経験、またはマーケティングリサーチ経験2年以上。
クリエイター:Adobe Creative Suite(特にPhotoshop・Illustrator)での制作実務2年以上。バナー・LP制作の経験。
選考フロー・面接対策
一般的な選考フローは、書類選考 → 一次面接(人事)→ 最終面接(現場マネージャー)の3ステップです。
面接では「具体的にどんなデジタルマーケティングの成果を出したか」という実績の深掘りが中心です。数字で語れるエピソード(「CVRを〇%改善した」「月間PVを〇万に伸ばした」等)を3つ以上用意しておくと安心です。
また「クライアント先に常駐することへの抵抗感はないか」「チームで動く仕事に向いているか」という質問も頻出です。「クライアントとの関係構築が得意」という文脈で自己PRをまとめておくのが効果的です。
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株式会社メンバーズへの転職は当サイトデジレカ経由でもサポートが可能です。
ご希望の方は、こちらの「転職相談フォーム」から、お気軽にご相談ください。
メンバーズで活躍できる人・向いている人
デジレカが転職支援をしてきた中で、メンバーズで長く活躍している人には共通のパターンがあります。
向いている人:「一つのクライアントのデジタルマーケティングを深く理解したい」「大企業の現場で実務力を積みたい」「スキルを身につけてから次のステップに進みたい」という方です。広告代理店のように毎週異なるクライアントのプレゼンを回すスタイルより、腰を据えて一社の課題を解決する仕事が向いている人に適しています。
向いていない人:「30代で年収600万円以上を目指したい」「自社プロダクトを作りたい」「1〜2年で管理職に上がりたい」という方には物足りなさがあります。広告代理店・マーケティング職のキャリアパスを広く検討した上で、メンバーズとの比較をするのが賢明です。
株式会社メンバーズへの転職はデジレカへ相談を
メンバーズへの転職を検討している方に、デジレカからお伝えしたいことがあります。
「配属ガチャ」を避けるためには、面接で配属先の希望をどこまで通せるかを確認することが重要です。職種・希望するクライアント業界・常駐形態(フルリモート可否等)を入社前に明確にしておくことで、入社後のギャップを大幅に減らせます。このような交渉は、一人で面接に臨むより転職エージェント経由の方がやりやすい場面も多いです。
デジレカはマーケティング業界専門のエージェントとして、メンバーズを含むデジタルマーケティング企業への転職支援実績があります。「自分のスキルでメンバーズに受かるか」「他にどんな選択肢があるか」を一緒に整理したい方は、まずは気軽にご相談ください。
→ マーケティング転職エージェントの選び方・比較ガイドも合わせてご参照ください。
まとめ
株式会社メンバーズは、「やばい」と言われるような問題のある会社ではありません。ただし、「年収が上がりにくい・配属ガチャがある」という課題は実在します。この点を把握した上で入社するかどうかを判断することが大切です。
平均年収430万円という数字は、スキルを積むファーストキャリアとして見ると妥当な水準です。プロデューサーやアナリストへのキャリアシフトを意識できる方なら、年収500万円台も現実的に見えてきます。「大企業のDX現場で実務力を積みたい」という目的意識がはっきりしているなら、メンバーズは有力な選択肢です。
一方、「転職して即年収アップしたい」「5年後に年収700万円を目指したい」という方には他の選択肢も見ておく必要があります。マーケター向け転職エージェントの評判まとめで、デジタルマーケティング職での転職活動のポイントを確認してみてください。

