エムスリーの中途求人、転職情報、年収、業績、口コミ、選考難易度-

エムスリー株式会社の求人情報についてまとめました。

医療×IT分野のパイオニア~猛進を続ける一部上場企業~

エムスリーは、医療×IT分野のパイオニア的存在で、医師・医療従事者向け医療情報専門サイト m3.comを運営しています。医療分野で幅広く事業参入しており、中でも医師向けに医療用医薬品情報を提供する「MR君」は、日本の医師の9割が登録する巨大プラットフォームです。直近では、市場の成長が期待されるゲノム分野へも事業展開を進めています。

元マッキンゼーのパートナー谷村氏により200年に創業され、2004年には東証マザーズへの上場を果たしています。※2007年に上場一部に指定替え

その成長スピードは他に類を見ず、時価総額は約1.4兆円、アメリカ、イギリス、インド等でのグローバル展開、子会社数35社と驚異的です。 2017年には米フォーブス誌による、世界で最も革新的な成長企業ランキングにおいて世界5位(日本企業では1位)に選出されています。

エムスリーではなお新規サービスの開発とリリースに精力的に取り組んでいます。エムスリーはプラットフォームサービスだけに事業範囲を絞ることなく、新しい取り組みも次々に進めるようになりました。2020年には医療用画像解析ソフトウェアとして、COVID-19排煙検出プログラムのAli-M3の医療機器製造販売承認を取得し、販売を開始しています。また、エムスリーでは企業へのコンサルティングを通してサービスの導入をするケースもしばしば見られるようになりました。2020年にはアステラス製薬でリモートディテーリングサービス「my MR君」の利用が開始されるなど、製薬メーカーのデジタルトランスフォーメーションにも貢献しています。

エムスリーは他社との業務提携やオープンイノベーションにも力を注いで事業展開や社会貢献を図っています。2020年には「my MR君」をベースにして医師コミュニケーションプラットフォームを構築する共同開発事業を武田薬品工業と開始しました。クラウド電子カルテサービスでは2021年にStripeとの連携によって「エムスリーデジカルスマート支払い」の提供が開始されています。キャッシュレス決済を医療機関でも推進する目的でリリースされたサービスで、時代の潮流に合わせた事業展開です。

2021年にはソニーとの協力によって、新型コロナウイルス感染症入院患者に対してエンターテイメントロボの「aibo」を100台無償提供をするといった社会貢献にも取り組んでいます。ソニーとはオープンイノベーションの「COMPASS Project」も2020年に開始し、医療・ヘルスケア領域での新しい価値の創出を進めています。

M&Aの積極的な推進も続けられていて、2021年にはMICメディカル、2018年にはWake Researchを子会社化しています。いずれも治験関連企業なのが特徴で、治験の効率化のためのサービスを展開していく基盤を着実に整えてきています。

このような形でエムスリーでは今後も積極的に新規事業創出、グローバル展開、M&Aを展開していく予定です。

エムスリーの業績について

■2016年
【売上】646億6000万円
【営業利益】200億2200万円
【純利益】134億9300万円

■2017年
【売上】781億4300万円
【営業利益】250億5000万円
【純利益】169億3800万円

■2018年
【売上】944億7100万円
【営業利益】297億1300万円
【純利益】207億8300万円

■2019年
【売上】1130億5900万円
【営業利益】308億円
【純利益】213億4600万円

■2020年
【売上】1309億7300万円
【営業利益】343億3700万円
【純利益】241億5300万円

■2021年
【売上】1691億9800万円
【営業利益】579億7200万円
【純利益】411億9800万円

エムスリーの強みは圧倒的なメディアパワーとM&A戦略にあり

エムスリーの強みは、圧倒的なメディアパワーとM&A戦略にあります。エムスリーの運営する m3.comやMR君は、医療従事者であれば知らない人はいない、医師の大半が登録をしているプラットフォームです。

このデータを活用し、シナジーを創出することで、様々な事業を展開しています。実際、エムスリーの成長を支える子会社「エムスリーキャリア」においても、同社の持つデータを利活用することでシナジー効果を生み、医療従事者向けの人材紹介事業で圧倒的なナンバーワンへと成長を遂げています。

また、エムスリーネットワークともいえる38社の連結子会社の多くは、M&Aにより買収することで子会社化された企業です。創業から11年経過した2011年より、「ネットを活用した業界特化型プライベートエクイティ」に戦略を転換し、企業買収を繰り返してきました。

社外で開発された医療分野のプロダクトを買収し一気に垂直統合と水平統合を推し進めることで、参入障壁を築いていく戦略です。上場企業で時価総額が高く、潤沢のキャッシュを供給できるエムスリーだからこそ、とれる戦略です。今後も積極的なM&A戦略を進め、規模の拡大を目指しています。

エムスリーの代表サービス

エムスリーでは医療従事者や医療機関、製薬メーカーや医療機器メーカーを中心として医療・ヘルスケアに関連するサービスを多数提供しています。代表サービスを分類すると以下のようになります。

【人材・求人系プラットフォーム】
・m3.com
・m3.com CAREER
・m3.com 開業・経営
・薬キャリ
・薬キャリ職場ナビ
・薬キャリ1st

m3.comはエムスリーがシェアを獲得した基盤プラットフォームです。その後、医師だけでなく薬剤師のための薬キャリに事業を横展開し、医師の開業や経営もサポートするようになっています。

【医療事業サポート】
・MR君
・QOL君
・治験君
・M3 Patient Support Program
・国内医療従事者対象リサーチ
・グローバル医療従事者対象リサーチ
・医療関連自主企画データ・調査レポート
・調査パネル提供サービス

エムスリーが近年最も力を注いでいるのが医療関連企業のサポートサービスです。現場のニーズに応えてアップデートを繰り返してきているため、定評があるサービスが多くなっています。

【医療・ヘルスケア情報共有サービス】
・Web講演会
・Doctors Community
・AskDoctors

医療における情報共有基盤の不足を補ったのはエムスリーだったとも言えるほど情報共有サービスが充実しています。m3.com医師会も30万人以上の会員数になり、医療関係者間でのコミュニケーションを橋渡しする役割を果たしています。

【その他】
・AIプラットフォーム
・地域連携ビジネス

エムスリーではデジタルマーケティングのノウハウや、そのサービス提供のプロセスで構築されてきたネットワークを生かしたビジネスも展開しています。AIの活用も地域再生も重要な社会課題で、エムスリーでも精力的に参入しているのが現状です。

エムスリーのカルチャー

エムスリーは、国内外から非常に優秀な人材が集っています。外資系コンサルティングファームや外資系金融機関、製薬メーカー、ITベンチャーなど様々なバックボーンを持つ優秀人材による、「合理性が重視されるカルチャー」が形成されています。また、上下関係が強くなく、フラットな社風でも知られています。

若手人材が活躍できる仕組み作りにも熱心で、30代前半で子会社の社長が誕生した事例もあります。

同社では、カンパニー制と呼ばれる体制が採用されています。これは、2~30人程度のメンバーで構成された各カンパニーが独立して意思決定を行う仕組みで、独立したベンチャー企業のような運営がなされています。これにより、若手人材は組織に飲まれることなく、裁量を持って働くことが出来ます。

エムスリーの所在地・オフィス

エムスリーは赤坂にオフィスを構えています。
最寄り駅は溜池山王駅です。駅徒歩2分とアクセスは良好です。

【エントランス】

エムスリーの所在地:東京都港区赤坂1丁目11−11番44号 赤坂インターシティ

画像引用元:エムスリー株式会社(外資就活)

エムスリーで働くメリット

エムスリーで働くメリットは、優秀な人材とともに働ける点にあります。エムスリーの人材の質は非常に高く、国内IT企業の中でもトップクラスです。若手で活躍している人材が多く、そのように優秀な人材と切磋琢磨できる環境にあることは非常に魅力的です。また、縦割り組織であることから、実際に仕事をともにするメンバーの数は少なくスタートアップのような環境である為、セルフスターターである事を求められます。数字で可視化された成果が重要視される為、徹底的に成長出来る環境です。逆に、セルフスターター型人材でない人にとっては、つらい環境になるでしょう。

エムスリーの年収

事業会社の平均年収と比較すると相当高い年収です。新卒の初年度年収が500万円です。中途採用の場合は、前職考慮のうえ、400~1000万円までのレンジで募集が行われていることが多いです。ただし、交通費の支給がありません。とはいえ、差し引いても高い給与設定になっています。査定は年二回あり、年齢関係なく、実力で評価されます。

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エムスリーに転職するためには?

エムスリーへの転職を目指すなら採用活動の内容についてよく理解し、適切な対策を立てるのが大切です。エムスリーの採用活動について概要を確認した上で、何が求められているのかを考えてみましょう。

エムスリーの採用活動の概要

エムスリーは中途採用において、通年で複数ポジションで募集をおこなっています。エムスリーではマーケティングプロデューサーやエンジニア、データアナリストやストラテジープランナーなどの様々な職種の募集をしています。職種が多角化され、具体的に担当業務がわかるように募集要項が記述されています。そのため、今まで培ってきた経験を活かせる職種を見つけ出せる可能性が高いでしょう。
多くの職種については未経験者、経験者ともに応募可能ですが、専門性の高い職種については経験が求められます。採用プロセスでは書類選考の後、テストを受けてから面接へ進むのが基本原則です。職種に応じた専門テストをオンラインで受ける場合が多いですが、SPIの受験を求められる場合もあります。
面接は3回を原則としていますが、職種によっては2回のみのこともあります。同じ職種のスタッフによる面接、管理職による面接、代表取締による面接というのが通常の流れです。

エムスリーが力を注いでいる募集職種

エムスリーでは特設サイトを設けて特定の職種の募集に力を注いでいます。2021年時点柄はエンジニア、プロダクトマネージャー、データサイエンティスト、デザイナーの募集が盛んです。さらにメディカルマーケティング支援事業を展開するSPBUのスタッフを幅広く募集しています。
エムスリーの特設サイトを見てみると募集が活発な職種や業務がわかります。求めている人材像もわかるので、転職の際にはきっと役に立つでしょう。

エムスリーの選考で重視されていること

エムスリーの採用活動では論理性と実行力が重視されています。コンサルティングをする上で欠かせない人間性や倫理観についても選考の際に見られていることを押さえておくのが肝心です。
特に論理性についてはどの職種に応募するときにも欠かせないポイントです。社内でディスカッションをするにも、クライアントに説明をするにも論理的思考ができることが不可避だからです。エムスリーの選考ではフェルミ推定の質問を通して論理的思考能力の有無を判断することが知られてます。フェルミ推定は確実に出題される可能性が高いので、模擬面接を解いたり、苦手な人は反復して練習したりして対策を講じておくようにしましょう。基本的に自頭を問う質問が中心で、「自分が起業するならどの市場でするか?」「自分の長所を10個あげてください」など、ユニークな質問が多くあります。

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Vorkers、転職会議、カイシャの評判から読み解くエムスリーの評判

比較的優秀な人が入社しているとコメントからも読み取れます。

コンサルティングファームや製薬会社の事業企画部門出身の方も多く、ロジカルな判断を求められる傾向にあると言えます。
その為、ドライ・冷たいと感じる方も多いみたいです。
皆で助け合いながら会社を大きくしていこうと考える、いわゆるベンチャー気質な会社に魅力を感じている人には厳しい環境かもしれません。

また、面接内容に関してコメントされている方が多く、フェルミ推定等を用いた面接やその後のフィードバックまで行ってくれるとコメントしています。

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エムスリーの福利厚生や制度は?

・MVP/イノベーション賞
目覚ましい成果を出した人やチームを、月1回MVPとして選出(自薦・他薦)します。受賞者は全社員の前で表彰されます。
また、今までにない新しい取り組みを行い成果を出した人やチームについては、イノベーション賞が用意されており、「INV賞ゼミ」で社内にノウハウ共有します。

・社内公募制度
自分でキャリアパスを考え、エムスリーの他ポジションに応募できる制度です。
公募の場は常に募集しています。

・Tech Talk
エンジニアチームは、月2回社内技術発表会として「M3 Tech Talk」を開催します。

・新規ビジネス提案制度
エムスリーでこんなビジネスをしたい!という意志をかなえる制度です。
現在の所属・業務と関わらず、プロジェクトチームを組んで新規ビジネスの提案・相談ができ、軌道に乗ったら組織的に独立することも可能です。

・借上社宅制度

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エムスリーの選考難易度

論理的思考力:9
熱意:6
スキル:6
学歴:8
カルチャーフィット:6

総合難易度:7.5

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