華やかなイメージがあるテレビ業界の中で、CM作成をメインとするCMディレクター。
一般の会社員と異なり求人情報も少ないため、その年収についてはあまり知られていない職業であるため、転職を検討されている方も知りにくい情報です。
そこで今回はCMディレクターの平均年収や、将来性についてご紹介していきます。
これから転職を考える方はぜひ参考にしてみてください！
CMディレクターとは？仕事内容は？
CMディレクターの主な仕事内容は、名前の通りCM制作を手がける職業です。
CM制作全体の管理を行い、現場の責任者と言える役割です。
主な仕事内容はCMの企画・スタッフの選定・スケジュール作成・業者への依頼・演出の確認や調整などの業務があり、CM制作全体の業務に関わります。
責任者として周りへ指示する立場になるため、CM制作においての知識や経験はもちろん、スタッフや業者とのコミュニケーション能力も求められる職業となるでしょう。
CMディレクターへの転職は全くの未経験での転職はかなりハードルが高く、下積みを行いCMディレクターへたどり着く場合がほとんどです。そのため、求人も少なく得られる情報があまりないと考えられるでしょう。
CMディレクターの平均年収は？
CMディレクターの平均年収は約410万円だと言われており、一般の会社員の平均よりも高い年収だと考えられます。（参照｜doda年収検索：https://jp.indeed.com/career/cmディレクター/salaries?from=top_sb）
しかし、これはあくまでも平均になり企業の規模や業績によっては平均300〜700万円と大きく差があります。
さらに個人の経験によっても差が出る職業であり、制作したCMが有名になれば名前が売れ、フリーランスでも年収1000万円を得る人も存在しています。
そういった意味では、自身の頑張りや能力次第でいくらでも高収入が期待できる職業だと言えるでしょう。
ただし、CMディレクターは制作過程により長時間労働や残業が多くなる職業のため、みなし残業代も含めて高い年収を設定している企業もあるため注意が必要です。
転職を検討する場合は労働条件をよく確認した上で面接に進みましょう。
地域別でも大きな差が出る
CMディレクターの平均年収を地域別に見ると、1位は東京都中央区で623万円・2位はさいたま市大宮区で531万円・3位は東京都渋谷区で529万円となっており、どれも平均年収よりも大幅に高い水準となっています。
物価の違いがあるためこちらもあくまで参考という形になります。
しかし関東エリアでない北海道が4位にランクインしており、平均年収500万円と全国よりも高い水準となっているため、物価の違いというよりは人材不足な地域は給料が高い傾向にある可能性も考えられます。
CMディレクターへの転職を検討されている方で年収アップを狙いたい場合は、地域ごとの求人を見比べて検討するのもおすすめです。
CMディレクターの将来性は？
近年SNSが主流となりつつ、YouTubeなどで独自のコンテンツを制作し名前を売り出す人も増えてきました。
テレビを見る人が減っていく中で、「CMディレクターへ転職しても大丈夫なのか？」という疑問をもつ方も少なくはないでしょう。
確かにCMを制作する機会としては、今後少なくなることが懸念されます。
しかしCM制作の技術さえ身につけていれば、SNS内での広告制作に携わることもできるため、ジョブチェンジが見込める将来性のある職業だと考えられます。
さらにCMディレクターは、技術面だけでなく、現場の責任者としての能力も身につくので、アピールポイントとしては十分な能力を得ることができるでしょう。
現在CMディレクターとして働いており、別の職場への転職を考えている方は、自身の経験と技術を売りにして、フリーランスの活躍を検討するのも一つの手です。
仕事内容としては十分に将来性を感じられる職業なので、あとは自身の技術の習得や周りとの人脈作りを視野に入れながら仕事をしていくことが重要と考えられるでしょう。
まとめ
今回は、CMディレクターの年収についてお話しました。
CMディレクターはテレビ業界に携わることができる華やかな職業です。
しかし、専門の知識や技術を習得するためにはある程度の時間が必要となるため、未経験の場合は下積みが必要隣、転職のハードルも高いと言えるでしょう。
すでにCMディレクターとして働いている方は、今の技術を活かしてフリーランスへの道やSNSでの広告制作に携わる道への転職を検討するのもおすすめです。
自身の頑張りで年収アップも期待できるCMディレクターへの転職は、これからのキャリアプランをよく検討し、満足のいく転職を実現しましょう！
