転職活動をしていると、自己分析が必要になる事が多々ありますよね。普段から絶えず自己分析を行っているわけではないので、改めて「自己分析しないと」と考えた際に、何から考えて良いか分からなくなりますよね。そんな時にオススメしたい性格・適職診断ツールを厳選してご紹介します。
自己分析をするメリット
自己分析をすることで、面接時の応答パフォーマンスを高める事が出来ます。
また、自分自身の価値観や強みを言語化して再定義する事で、企業とのミスマッチを防ぎます。
主に、「どんな会社に行くべきか」「どんなキャリア選択をするべきか」悩んでいる人に有効です。転職活動では、どうしても給与やワークライフバランス、職務内容に目が行きがちですが、それらの諸条件を叶えることは前提として、企業カルチャーや価値観とのマッチングも重要です。
どれだけ良い給与、やりがいのある職務内容であったとしても、人間関係で悩んだり、組織のカルチャーが肌に合わず不満を抱えていては心身ともにストレスがかかり早期退職に繋がります。
自己分析を通し、自分自身の価値観や強み、弱みを理解する事で、「どんな環境、組織であれば中長期的な就業が可能かどうか」を知る事が出来ます。
編集部厳選の自己診断ツール
①ストレングスファインダー
ストレングスファインダーは、米国ギャラップ社が開発したオンライン才能診断ツールの事で、「自分の強み」が何かを知る事が出来ます。キャリア開発において「弱みを補完する」のではなく、「強みを突出させる」ことを前提の考え方としています。
人の才能を34の資質に定義し、その中で最も特徴的な要素を5つ診断結果として提示してくれます。診断方法は、書籍を購入し、付属しているアクセスコードを使用する、もしくはギャラップ社のHPより直接アクセスコードを購入、・スマホアプリをダウンロードするのいずれかになります。
②16Personalities性格診断テスト
16Personalities性格診断テストは、ありのままの自分とは?なぜ自分がそのように行動するのか?について、巨匠、論理学者、建築家など16の人物タイプに分類して提示してくれます。おおよそ12分で終了する無料の診断ツールになりますが、診断結果の正確さに驚かされます。
一時期web上でもとてもよく診断されていると話題になりました。別サイトでより詳細に該当タイプなどについて記載しているブログなども存在しています。
③エニアグラム診断
人間を9つのタイプに診断する、著名で歴史ある診断方法です。9つの性格タイプに優劣はありません。人材研修などに導入する企業も増えており、互いにチームメンバーの特性を知る事が出来ます。
そうすると、今まで不満に思っていたことも、「このタイプの人だ」という相手を受け入れる前提が発生するので、よりよい解決法やコミュニケーションスタイルを築く事が出来ます。全部で90問の設問に答えていきますが、おおよそ10分程度で完了します。
④能力診断 SKIT
能力診断を無料で行う事ができます。方向性としてはストレングスファインダーと似ていて、強みを理解するために使用します。ストレングスファインダーは有料の為、気後れする、、、といった方にオススメです。
質問が多く、60分程度かかります。課題発見能力、想像力、基本的思考力 などそれぞれの項目に得点が出ます。また、フレンドリータイプや、アナライザータイプ、コントローラータイプなど自身のタイプを特性毎にカテゴライズしてくれます。時間がかかりますが、その分良質なフィードバックを得る事が出来ます。
性格・適職診断ツールまとめ
如何でしたでしょうか?ご紹介したツールはいずれも心理テストや占いではありません。アカデミックなアプローチで開発されたツールになるので、きっと自己分析に役立つフィードバックが得られるはずです。もし、自己分析にお悩みであれば、入り口として是非活用してみてください。