データマートとは-その意味と構築メリット、デメリットについて-

データマートという言葉をご存じでしょうか?ビッグデータを保有する会社のシステム部門の方や、ITコンサル企業に在籍されている方にとっては、馴染みのある言葉かもしれません。マーケターの方にとっては馴染みの薄い言葉かもしれませんが、デジタルマーケティングにおけるデータの利活用の重要性は高まっています。そのため、マーケターの方にとっても、耳にする機会が多くなってきている言葉かもしれません。今日はデータマートについてまとめました。

データマートとは、DWHに保管されたデータの中から抽出したデータのこと

データマート (Data Mart) とは、データベースの一種で、データウェアハウス(DWH)に保管されたデータの中から、目的に合わせて取り出したデータのことです。データ容量が小さくなるので、即座の集計や細かい分析などに役立ちます。

扱うデータ量が多くない企業であれば、データマートがデータウェアハウスを兼ねることもあります。また、同時アクセスユーザが少なかったり、強力なDWHの元ではデータマートを作成しないこともあります。

逆に同時アクセスユーザが多い場合は、データマートを導入することでデータベースを小型化し、レスポンスをよくします。データウェアハウスとの違いは、データウェアハウスが「データの倉庫」だとすれば、データマートは、倉庫の中にある「データの用途に応じて分類された棚」と考えると分かりやすいです。

データマート構築のメリット・デメリット

メリットとして挙げられるのは、分析に際するレスポンス向上です。
ビッグデータを保有する企業にとって、その活用用途は部門や目的によって異なります。
異なる用途毎に、あらかじめ集計されたデータを活用することで、データ容量が小さくなり、都度集計を計算する必要がなくなる為、
分析に際するレスポンスを高めることが出来ます。
デメリットとして挙げられるのは、並列処理で構築されるが故、バッチ処理時にアベンド(異常終了)した際のリカバリが大変である点です。

まとめ

如何でしたでしょうか?データベースは、扱う用途やデータ量などを検討の上、最適な仕様で構築を行う必要があります。加えて、ビッグデータの活用においては、データベースの知見は必ず必要になる為、データ周りの専門領域でスキルアップしていきたいマーケターの方にとっては、確実に理解しておきたい内容です。

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