LINE Ads Platformとは
LINE Ads Platformとは、2016年6月よりLINE株式会社がサービス提供を行う運用型広告配信プラットフォームです。LINE内のタイムライン・LINE NEWS・LINE BLOG・LINEマンガ・LINEポイントに広告を配信する事が可能になります。
参照:LINE AD CENTER 公開資料「LINE Ads Platform 2018年4-6月期 媒体資料」
LINE Ads Platformの特徴
LINE Ads Platformの最大の特徴ですが、
・国内屈指のMAU(マンスリーアクティブユーザー)を持つ
・高い広告接触比率
・インフィード型の広告配信
の3点が挙げられます。詳しく説明していきます。
国内屈指のMAU(マンスリーアクティブユーザー)を持つ
LINEのMAUは、タイムライン:約6,300万人以上 LINE NEWS:約6,000万人以上 と国内最大規模です。また、ユーザーの男女比率4:6、年齢層は10代~60代までと、多媒体にはない莫大且つ広い層のユーザーにリーチする事が可能です。
参照:LINE AD CENTER 公開資料「LINE Ads Platform 2018年4-6月期 媒体資料」
高い広告接触比率
LINEのタイムラインには、FacebookやTwitterを使用せず、LINEのみを使用しているユーザーが多く存在しています。その分、LINEのタイムライン上のユーザーのエンゲージメントは高く、広告接触比率も高くなります。新規のユーザー獲得率が高いのにも納得です。
タイムラインユーザーの行動パターン
参照:LINE AD CENTER 公開資料「LINE Ads Platform 2018年4-6月期 媒体資料」
インフィード型の広告配信
LINEの媒体特性として、ネイティブ型の広告配信アプローチと非常に相性が良い事が挙げられます。ネイティブ広告とは、広告を自然にコンテンツと溶け込むように配信する広告形式を指します。LINE Ads Platformで配信される広告は、全てネイティブ型で配信されます。広告である事をユーザーに強く意識させることなく、アプローチする事が可能になっています。
その他のオプションについて
直近、ブランド広告主へのオプションメニューの追加が進んでいます。
リーチ&フリークエンシー
ブランド広告主向けのサービスです。通常メニューでは利用できないフリークエンシー機能を使う事が出来ます。通常メニューのオープンオークションよりも優先的な配信を行う事が出来るため、短期間に大規模な広告配信を行う事が可能です。リーチ&フリークエンシーが可能な配信面は現状タイムラインのみになります。
ブランドリフトサーベイ
効果測定オプションであるブランドリフトサーベイへの実施が可能です。広告接触の有無でユーザーを分類抽出し、それぞれのユーザーに対して連携する調査会社によるブランドリフト調査が実施できます。これにより、広告認知度やブランド認知度など、ユーザー心理の理解が高まり、より効果的な広告施策の検討が可能になります。
ファーストビュー
1日1社限定で、自社の広告をタイムラインの最初に表示させる事が出来るブランド広告主向けの広告商品です。
参照:LINE AD CENTER 公開資料「LINE Ads Platform 2018年4-6月期 媒体資料」
1日最大24時間限定でタイムラインの広告掲載領域の最上部に掲載ができます。想定リーチ約1,800万人/日と、短期で莫大な数のユーザーにリーチさせる事が可能になります。1ユーザーあたりのフリークエンシー上限1回で、任意の時間から配信を開始できます。※終了時刻は同日の23:59
こんな広告主にオススメ
LINE Ads Platformの運用をオススメしたい状況について説明します。
新規顧客の獲得を目指している
先程もお伝えした通り、LINEには、FacebookやTwitterには登録していないけどLINEは登録している、LINEのみを活用しているユーザーが多く存在しています。その為、多媒体で獲得で来ていない新規ユーザーに対し、アプローチする事が可能です。
LINEほど広い世代にリーチできる媒体はそう存在しません。新規ユーザー獲得に悩みを抱えている広告主の方にオススメできます。
広告のブランディング効果を高めたい
直近LINE Ads Platformでは、ブランド広告主向けのオプションサービスが拡充されています。
通常メニューでも、勿論ネイティブ型の動画広告配信は可能ですが、ファーストビューやリーチ&フリークエンシーなどのオプションサービスを活用して、より高いブランディング効果、大規模プロモーションへの対応が可能になっています。
広告在庫の拡充もアップデートでされていることから、活用幅の広がりが感じられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?少し前まで、最低出稿価格が100万円~と小規模予算の企業には手が出しづらかったLINE Ads Platformですが、最低入札単価が24円~と引き下げになり、自社の予算に併せて活用する事が可能になりました。
オプションメニューやサービスの拡充などアップデートも進んでおり、ほかのディスプレイ広告やサーチ広告と比べても、今後一層の成長が期待されています。既存施策でお悩みのマーケターの方は、一度活用を検討されてみてはいかがでしょうか?