スマホが普及し、大規模通信が可能になった事により、アプリ市場の拡大が進んでいます。
ダウンロードの大半を占めるアプリストアのランキングはアプリ開発会社にとって重要な指標です。
そこで本日はリワード広告についてまとめました。
リワード広告とは成果報酬型広告の一種で、CVしたユーザーに対して媒体側が媒体で使えるポイントなどを付与する仕組みの広告のこと
リワード広告とは、アフィリエイト広告(=成果報酬型広告)の一種で、通常のアフィリエイトと同じ成果報酬型の報酬形態を採用している事に加え、
CVに至ったユーザーに対して媒体側が「媒体内で使えるポイント」などを還付与する仕組みを持つ広告です。
主にスマートフォンアプリのプロモーションに活用されるケースが多く、「このアプリに登録してくれたらアプリ内で使用出来るアイテムを付与します」といったアプローチでユーザーCVを誘引します。
ダウンロードするユーザーにもメリットがある広告なので、インセンティブ目的のCVも発生し、インセンティブが無い成果報酬型広告よりもCVが増加しやすい傾向にあります。
アフィリエイト広告との違い
アフィリエイト広告との明確な違いはなく、一般的な成果報酬型の広告の中でも、以下2つの特徴を持つ成果報酬型広告をリワード広告と呼ぶ事が多いです。
・成果を発生させた際に媒体だけでなく、ユーザーにも「サイト内で使えるポイント」などを付与
・主にアプリをインストールする時に成果が発生する、CPI(インストール課金型)形式
ブースト広告との違い
ブースト広告とはリワード広告の一種ですが、リワード広告の中でもアプリランキングを一時的に上位表示させることを目的としている広告のことです。
アプリマーケティングの一環でブースト広告が使われていましたが、Apple・Googleから「アプリのランキングを不当に操作している」と問題視され、現在ではブースト広告の使用が原則禁止になっています。
しかしながら、アプリの普及によりブースト広告の需要は高まるばかりで、提供する企業が未だに存在するのが現状です。
配信方法自体はリワード広告と同じですが、その”使い方”によってブースト広告かリワード広告に分けられます。
AppleやGoogleが否定しているのは、「リワード広告をブースト広告として配信する事」です。
インセンティブ目的でのアプリインストールによって、ダウンロード数が短期間で急増する事により不当なランキングが表示されてしまう為です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大手のアプリ開発会社になると、ゲームタイトルごとに収益を最大化させるマーケッターが存在します。
現在はブースト広告の使用が制限されているので、今後はダウンロードしてくれたユーザーに対して、どれだけ長くアプリを使用してもらえるかを考えていくことが重要になりそうです。