アラテという会社について聞いたことがないかもしれません。デジタルマーケティング業界に2020年に参入した合同会社だからです。スタートアップベンチャーで働いてみたい人には魅力がある企業でしょう。アラテはどのような会社なのでしょうか。この記事ではアラテの企業情報と、中途募集の状況について詳細に説明します。
アラテってどんな会社?
【アラテ 企業情報】
会社名 | 株式会社アラテ |
代表者 | 田中 康寛(代表取締役社長) 岩井 亮(代表取締役副社長) |
設立 | 2020年4月1日 |
従業員数 | – |
本社 | 東京都港区西新橋1丁目1番1号 |
事業内容 | ・インターネット広告事業 ・デジタル広告のプランニング、運用やWebコンサルティング、データソリューションを提供 |
アラテは2020年に生まれた「デジタルに、あらたな手を」差し出すジョイントベンチャー
アラテは東急グループを代表する総合広告会社の東急エージェンシーと、クレディセゾングループのデジタルマーケティング会社オムニバスが生み出したジョイントベンチャーです。両社が培ってきたノウハウとデータをつぎ込み、以下の三つを軸としてデジタルコミュニケーションに革新を起こすことを目指しています。
・デジタル広告
・WEBコンサルティング
・データソリューション
デジタル広告ではリスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などの全般的なプランニングと運用をします。WEBコンサルティングでは顧客体験のためのプランニングから施策の実行までを担います。
この二つは典型的なネット広告サービスですが、その根拠となるデータベースとデータ分析力が充実しているのがアラテの特色です。データドリブンのマーケティングソリューションの立案が主流になりつつあるのが現代のデジタルマーケティング業界です。時代の潮流の中で東急エージェンシーとオムニバスの協力により、アラテが革新の担い手として生み出されたと言えるでしょう。
アラテの強みは二大大手の持つ消費者データとインサイトの活用を推進できること
アラテが何を武器にしてデジタルコミュニケーションにイノベーションをもたらすのかはまだ明確にはなっていません。しかし、東急エージェンシーのコミュニケーションデータ、オムニバスのカスタマーデータを最大限に活用することができるのは強みです。
アラテは数字や流行を重視して展開するデジタルマーケティングに対する疑問から生まれたジョイントベンチャーです。お客様の体験の価値を重視するソリューションを提供することによるイノベーションの実現を目指しています。
ビジネスを通して消費者に笑顔や感動が生まれるようなソリューションを創出し、誰もがワクワクして生きていけるようにするのがアラテです。そのためには莫大な量のデータに基づく分析が必要で、実現可能性も決して高いわけではありません。東急エージェンシーとオムニバスはジョイントベンチャーを通して協力し、デジタルコミュニケーションの挑戦をする企業としてのアラテを設立したと考えられます。
このビジネスのあり方が世の中に受け入れられるかどうかが今後の注目点です。
アラテで働くメリット
アラテで働くメリットは「デジタルに、あらたな手を。」のミッションに基づき、革新的なデジタルコミュニケーションによるマーケティングに貢献できることです。ユーザーエクスペリエンスを大切、データドリブンのマーケティングが重要といった考え方は広まっています。しかし、結局は目の前の数字に追われ、流行に合わせて施策を実行するのが主流です。
アラテでは顧客体験の戦略を第一とするコンサルティングやマーケティングに取り組むことができます。新しい試みなので発想力を生かし、自由のある働き方ができると期待されます。スタートアップベンチャーなので少数精鋭で、自分自身の強みを最大限に引き出して働けるのもメリットです。常識を変える大きな仕事に挑戦したい人にとってアラテはうってつけの企業でしょう。
アラテの年収
アラテはまだ設立して間もない企業なので年収情報がほとんどありません。中途採用の求人情報では以下のように予定年収が掲載されています。
統合メディアプランナー:500万円~1,000万円
アカウントプランナー:450万円~700万円
アカウントアシスタント:400万円~450万円
400万円~1000万円程度の年収になっていますが、役職がつけばさらに高くなる可能性もあります。人事評価制度なども整えられていない可能性が高いものの、昇給制度は取り入れられています。一般的なインターネット広告事業と同様に成果が上がれば昇給を期待できるでしょう。
アラテに転職するためには?
アラテに転職するには中途求人の情報にアンテナを張り、興味のある求人があったらすぐに応募することが重要です。まだスタートアップ段階のベンチャーなので、いつどのような形で採用があるかはわかりません。適材が見つかったらすぐに求人が取り下げられてしまうでしょう。希望職種をイメージしておき、必要な経験を積んで応募の準備を整えておくのが大切です。
スタートアップベンチャーでは適材を迅速に獲得するために人材紹介を利用するケースも多々あります。転職支援サービスに登録してアラテを志望していることを伝えておくと、非公開求人があった場合にも紹介を受けられるでしょう。
Vorkers、転職会議、カイシャの評判から読み解くアラテの評判
Vorkersや転職会議などの転職関連の口コミサイトでは、まだアラテの情報が上がってきていません。スタートアップの段階で1年少々しか経過していないことから、入社した人は若干名いても、退職して口コミを書いているケースがないのでしょう。
アラテの福利厚生や制度は?
アラテでは福利厚生は必要最低限のものしか整えられていません。スタートアップベンチャーではよくあることで、予算が潤沢にはないので法的に与えなければならない待遇だけ用意しています。今後、大きな成功を遂げれば東急エージェンシーやオムニバスに倣って福利厚生も整えられていくでしょう。現状としては以下の内容になっています。
・通勤手当(全額支給)
・完全週休二日制
・年次有給休暇
アラテの求人一覧
アラテでは以下の中途採用枠を設けて募集しています。2021年7月時点での求人情報なので、最新情報を見てみると状況は変化しているかもしれません。
・統合メディアプランナー
・アカウントプランナー
・アカウントアシスタント