ネットイヤーグループへの転職を考えていますか? 大手企業のデジタル化を支援するこの会社は、近年急速に成長を遂げ、注目を集めています。
しかし、実際に働く環境や評判はどうなのでしょうか。年収や福利厚生、社風など、気になる点は尽きません。
そんな疑問にお答えするため、本記事では転職のプロが徹底解説します。ネットイヤーグループの強み、カルチャー、働くメリットなど、知っておくべき情報を網羅しています。
この記事を読めば、ネットイヤーグループへの転職を検討する上で必要な情報が得られるでしょう。さらに、転職エージェント「デジレカ」の活用で、より効率的な転職活動が可能になります。
ネットイヤーグループの実態を知り、あなたのキャリアにマッチするかどうか、一緒に見ていきましょう。
ネットイヤーグループってどんな会社?
【ネットイヤーグループ 企業情報】
会社名 | 株式会社ネットイヤーグループ |
代表者 | 石黒不二代 |
設立 | 1999年7月7日 |
従業員数 | 約50名 |
本社 | 東京都中央区銀座7丁目4番12号 銀座メディカルビル4階 |
事業内容 | デジタルマーケティング、UXデザイン、デジタル戦略コンサルティング、顧客体験の向上支援、ウェブサイトやアプリの開発・運営 |
UXDを基本思想として、大手企業のデジタルシフトを支援するデジタルエージェンシー
ネットイヤーグループは、1999年創業のデジタルエージェンシーです。電気機器メーカーのコニカミノルタジャパン株式会社が筆頭株主にあたっています。ネットイヤーグループでは子会社にSMMを展開するトライバルメディアハウスを有していましたが、トライバル株式を譲渡して独立させる施策を取りました。デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社や株式会社クオラスなどへの譲渡を終え、現在ではグループ企業がいない単独の企業として事業を進めています。
ネットイヤーグループでは制作・SI領域から企業のデジタルマーケティングを支援しており、アイ・エム・ジェイやメンバーズ等のデジタルエージェンシーが競合にあたります。
ネットイヤーグループでは複雑で難易度の高いプロジェクトへのソリューションのプロデュースを手掛けているのが特色です。大手企業からの信用を得てデジタルマーケティングの課題解決を図るプロジェクトに何度も挑戦してきた経歴があり、経験に基づいた個別対応可能なサービスを総合的に提供しています。
ネットイヤーグループではプロデュースを中心軸として以下の四つの柱に力を注いできています。
・マーケティングテクノロジー
・プラットフォーム
・エンゲージメント
・データ分析・効果測定
ネットイヤーグループのアプローチとして、明確な形に整えた支援サービスの確立と、オーダーメイドのコンサルティング・テクノロジーサービスの提供を並行している点が挙げられます。
プロデュースの大枠ではUXデザインやオムニチャンネル戦略、PDCAサイクルの運営を早期から挙げていました。さらに具体化を進めてKGI達成支援サービスやKPI設計支援サービス、ユーザーインサイト調査などを盛り込み、顧客に具体的なイメージを持ってもらえる施策を取っています。具体的なサービスではマーケティングテクノロジーの提供に力を注いでいます。ABMコミュニケーション設計支援やBtoBデジタルマーケティング業務整理・可視化支援はネットイヤーグループが精力的に展開しているサービスです。近年ではHubSpot導入支援やSalesforce Pardotスタートアップ・運用・運営支援など、個別サービスの強化を図っています。プラットフォーム分野ではデジタルマーケティングのプラットフォーム構築を支援し、アプリ支援やEコマース支援を重視しています。デジタルトランスフォーメーションを推進する企業が増えている影響で、データ利活用基盤構築・運用にも積極的に乗り出しています。
顧客ニーズの変化に応じて有用な基盤を整えて、的を射たサービスをわかりやすく提供してきたことがネットイヤーグループの成長につながっています。
ネットイヤーグループではデジタルマーケティングに関連する様々なサービスに手を広げています。しかし、ただの万能なサポート企業ではなく、確かな強みと独自性も兼ね備えています。
ネットイヤーの真髄は、同社が提唱するUXD(ユーザーエクスペリエンスデザイン)にあります。エンドユーザーの視点に立ち、ユーザーにとって最良の顧客体験をデザインする考え方で、従来よりUXに対する深い造詣を有する同社の基本思想です。
昨今拡がりを見せるオムニチャネル戦略などがこれに該当し、同社では、顧客体験を横断して接点を作り、顧客に対するカスタマージャーニーをデザインすることが重要であると捉えています。
ネットイヤーグループの業績について
■2016年
【売上】68億172万円
【経常利益】1億4376万円
【純利益】7473万円
■2017年
【売上】59億687万円
【経常利益】▲2億630万円
【純利益】▲2億9776万円
■2018年
【売上】61億8993万円
【経常利益】▲5396万円
【純利益】3億1293万円
ネットイヤーグループの強みは、企画・制作・運用までを一貫して担える組織体制と、UXへの深い造詣にあり
ネットイヤーグループの強みは、クライアントのデジタルマーケティング課題に対して、企画、制作、運用までワンストップソリューションで対応できる組織体制と、UXへの深い造詣にあります。
ネットイヤーグループのクライアントは、大手企業が中心になります。通常大手企業のデジタル戦略は、豊富な予算を前提に、複数のシステムベンダーや代理店を開始実行されます。それらを一貫して担えるワンストップソリューションサービスを提供出来得る会社は多くなく、それ自体が同社の大きな強みになっています。
また、黎明期からデジタルマーケティングを提唱し、UXの重要性を説いてきた同社が有するUXに対する深い造詣も大きな強みです。デジタルシフトが進む昨今において、ネットイヤーの提唱してきたデジタルを活用した顧客体験価値の非常に重要度が増しています。
ネットイヤーグループのシンボル
ネットイヤーグループでは成長を重視する文化があり、グループシンボルにもその想いが込められています。ネットイヤーグループのシンボルは「オレンジスパイラル」です。スパイラルは自然界におけるもっとも美しく調和が取れている黄金比によって構成されているのが特徴で、ピラミッドやアンモナイトなどにも意識されたわけでもなく反映されています。
ネットイヤーグループは事業がスパイラルのように完璧な美しさを保ちながら、自然の摂理として成長を遂げていくことを目指しています。古代の生物として知名度が高いアンモナイトをシンボルとして重視しているのは、有機的なつながりを重視したいという思いも込めています。デジタルコミュニケーションは人間が作り上げるものと認識し、人と人とのつながりや暖かみを大切にしてサービスを提供しているのがネットイヤーグループの特徴です。
ネットイヤーグループのカルチャー
古くから事業展開していることもあり、若手が集うベンチャー企業のような雰囲気ではありません。平均年齢も36.5歳と業界の中では高めです。
一定の落ち着きがありながらも、チャレンジしていける環境です。変化を重視する文化が強いことから、斬新な意見も取り入れられやすく、自分で物事を考えて取り組む人たちが高く評価されます。チームとメンバーのそれぞれが成長した結果として、お客様が満足するというストーリーをイメージしながら働くのに適している企業です。
UX、戦略、クリエイティブ、テクノロジー、データの専門家等様々なバックグラウンドを持つ専門家達が協同する同社らしく、組織としてのDiversity(多様性の尊重)を提唱しており、自由でフラットなカルチャーといえます。
ネットイヤーグループの所在地・オフィス
ネットイヤーのオフィスは新富町にオフィスを構えています。
距離は少し遠くなりますが、東銀座駅、宝町駅、銀座一丁目駅と複数の路線からも徒歩圏内でアクセスが可能です。
【セミナールーム】
【ラウンジ】
ネットイヤーの所在地:東京都中央区銀座2丁目15−2
画像引用元:オフィスリニューアルしました!(ネットイヤーグループ株式会社)
ネットイヤーグループで働くメリット
ネットイヤーグループで働くメリットは、制作・SI領域の上流工程からデジタルマーケターとしてのスキルを高められる点にあります
。ネットイヤーグループのように、誰もが知るような大手企業中心に、上流工程からクライアントのデジタルマーケティングの支援を実行に携われる企業は多くありません。
上流から下流まで、デジタルマーケティング領域に関して横断的に学べる点は魅力的です。
ネットイヤーグループの年収
ネットイヤーグループの年収は、業界平均水準と同程度になります。20代のポテンシャル層になると、そこまで年収が高く提示されるイメージはありません。
各職種、非常に広いレンジで年収想定されている為(3,500,000 円〜9,000,000円など)、経験や能力によって異なります。
また、前職考慮の為、現年収によっても変動します。相応の経験がない場合は、高い給与を期待しないほうが良いでしょう。
年俸制で、裁量労働制、半期毎に昇給査定があります。
もっと詳細を知りたい方はこちら→「デジタルマーケティング領域専門の転職支援 デジレカに転職相談する」
ネットイヤーグループに転職するためには?
ネットイヤーグループでは、中途採用において経験者・未経験者とも幅広く求人をオープンしています。
未経験者対象求人であっても、プロジェクトマネジメントスキル、web関連の治見、等は必要です。一定親和性の高い経験が必要になる認識で相違ないでしょう。
・コンサルタント(戦略・システム系) ・メーカー(BtoC消費財)のマーケティング担当経験者 ・広告代理店のプランナー・調査会社のプランナーなどは相性が良く、書類通過も見込める可能性が高いです。
選考に置いて、Conversation(対話重視の面接)を掲げており、非常に丁寧な面接を実施しています。
今後チャレンジしていきたいこと、キャリアビジョン、転職理由などの基本的な内容を整理するとともに、現職の業務内容についても分かりやすく説明できるように、準備しておきましょう。
もっと詳細を知りたい方はこちら→「デジタルマーケティング領域専門の転職支援 デジレカに転職相談する」
Vorkers、転職会議、カイシャの評判から読み解くネットイヤーの評判
完全裁量労働制、フリーアドレス、テレワークを採用しているので人によっては働きやすい環境だと読み取れます。
逆に、自分で時間をコントロールする事が苦手な人や、仕事をだらだらやってしまう人には少し厳しい環境になると言えます。
クライアントは大手企業かつ、直案件である事がほとんどなので、代理店に挟まれる事なく、ある程度自由にデザインや提案を行う事が出来ます。
また、風通しは良く、手を上げればチャンスが回ってくる環境にあるため、やる気のある方にはぴったりな環境だと読み取れます。
一方で年収や人事制度に関しては身になる点としてコメントされている方もいます。
入社する前に、給与形態や評価制度については確認しておくと良いかもしれません。
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ネットイヤーグループの福利厚生や制度は?
・ワークスタイル選択制度
所定労働時間勤務か80%短時間勤務か60%短時間勤務を選択することが出来ます。※本制度の適用には勤続1年以上で、条件を満たした社員に限ります。
・フレックスタイム制(コアタイム11:00~16:00)
・交通費支給
・永年勤続休暇・報奨金制度(Pit)
・スキルアップサポートプログラム
・創立記念日(7/7)は休み
・慶弔休暇
・GW中の平日は休み
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ネットイヤーグループの選考難易度
論理的思考力:6
熱意:6
スキル:7
学歴:6
カルチャーフィット:5
総合難易度:6
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まとめ
ネットイヤーグループは、UXDを基本思想とし、大手企業のデジタルシフトを支援するデジタルエージェンシーです。企画・制作・運用までを一貫して担える組織体制と、UXへの深い造詣が強みとなっています。
業績は安定しており、働く環境も整っています。オフィスは六本木ミッドタウンにあり、最新のIT環境で仕事ができます。年収は経験や能力に応じて400万円から1000万円以上まで幅広く、福利厚生も充実しています。 転職を考えている方にとって、ネットイヤーグループは魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
UXデザインやデジタルマーケティングに興味がある方、大手企業のプロジェクトに携わりたい方におすすめです。 転職を検討されている方は、デジレカのような専門エージェントを利用することをおすすめします。デジレカでは、あなたのスキルや経験に合った求人情報を提供し、転職活動をサポートしてくれます。
ネットイヤーグループへの転職を考えている方は、自社のポートフォリオを用意し、UXDやデジタルマーケティングの知識を深めておくことが選考に有利に働くでしょう。ぜひ、この記事を参考に、自分に合った転職先を見つけてください。
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