転職を考えている皆さん、博報堂テクノロジーズという会社名を聞いたことはありますか?
実は、この会社は広告業界で注目を集めており、年間売上高が1000億円を超える博報堂グループの一員なのです。「でも、具体的にどんな会社なの?」「評判や待遇はどうなんだろう?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、博報堂テクノロジーズの企業概要から、年収、社風、さらには転職のポイントまで徹底解説します。 大手企業への転職を目指す方にとって、貴重な情報源となるでしょう。会社の実態、待遇、そして転職のコツを知ることで、あなたのキャリアプランをより具体的に描けるようになります。
この記事を読めば、博報堂テクノロジーズへの転職を検討する上で必要な情報が得られ、自信を持って次のステップに進むことができるでしょう。
!
CyberACEへの転職は当サイトデジレカ経由でもサポートが可能です。転職相談はこちら(https://digireka.jp/lp002/)ご相談フォームに転職希望の旨をご記載ください。
株式会社博報堂テクノロジーズってどんな会社?
(引用:博報堂テクノロジーズ 公式HP)
株式会社博報堂テクノロジーズの企業情報は以下のようになります。
【株式会社博報堂テクノロジーズ 企業情報】
企業名 | 株式会社博報堂テクノロジーズ |
代表者 | 代表取締役社長米谷 修 |
設立 | 2022年4月1日 |
本社 | 東京都港区 |
従業員数 | 300名 |
事業内容 | 得意先の課題解決に向けての各種テクノロジー戦略の立案、実施及び各種テクノロジー戦略のプロダクト・ソリューション・サービス開発 |
博報堂テクノロジーズ 会社概要
博報堂テクノロジーは、2020年4月に博報堂DYホールディングスのテクノロジー戦略会社として誕生しました。
博報堂DYグループのマーケティングとテクノロジーの融合により、コロナ禍の影響でますます必要となるデジタル化に向け、生活者や企業に新しい価値を提供していきます。
博報堂グループのプロフェッショナル集団として設立された企業であるため、即戦力を中心とした採用を行なっています。
2023年4月時点で従業員は300名程度で、クライアントの課題解決を図るテクノロジー戦略の立案・ソリューションやサービス開発が主な事業です。
設立まもなく、非上場ではありますが、博報堂という大企業が母体であるため、取引先企業や案件の獲得は今後急速に拡大していくのではないかと見受けられます。
そういった面では将来性も高く、企業経営や待遇も安定性の高い環境であると言えるでしょう。
博報堂グループがわからない人必見!組織図を解説
博報堂テクノロジーズは、博報堂DYグループ内の企業ですが、そもそも博報堂グループについて棲み分けが定かでない方も多いのではないでしょうか。
「博報堂と博報堂DYメディアパートナーズの違いは?」
「そもそも博報堂って他にどんな事業をしてるの?」
博報堂系列への転職にあたり、このような疑問もあわせて解決していきましょう。
日本国内での博報堂の立ち位置
そもそも博報堂とは、日本国内でトップ3に入る規模の広告代理店です。
ライバル企業としては最大手である電通やサイバーエージェントが並んでいますが、取引先企業や代表する案件規模は他の企業に引けを取りません。
広告代理店としてさまざまな事業を担う博報堂ですが、中でもメディア領域に関するマーケティング戦略の策定やWebマーケティングには強みを持っていることが特徴的です。
1895年に設立され、100年以上の歴史を持つ現在では、国内に止まらず海外へ幅広い活躍を見せる大企業です。
博報堂グループの全体図
(引用:博報堂DYホールディングス 公式HP)
「博報堂」と聞くと、そのトップとなる企業は株式会社博報堂と勘違いする人も少なくありませんが、株式会社博報堂は博報堂DYホールディングスの子会社となります。
そもそも博報堂のグループ構造として、まずトップには「株式会社博報堂DYホールディングス」という純粋持株会社が存在しています。
株式会社博報堂DYホールディングスは広告事業を行っておらず、博報堂グループ全体の方針を決定するなどが主な事業であり、博報堂グループを代表して東証プライム市場に上場しています。
そして、株式会社博報堂DYホールディングスの傘下に100%の子会社として「株式会社博報堂」・「株式会社大広」・「株式会社博報堂DYメディアパートナーズ」・「株式会社読売広告社」の4つが存在し、各4社の傘下に子会社・持株会社・出資会社が存在するような形となっているのです。
もちろん、博報堂DYホールディングス株式会社の傘下には、上記4社以外にも連結子会社や関連会社が多数存在するため、その企業数は400社以上にものぼります。
今回ご紹介している株式会社博報堂テクノロジーズも、株式会社博報堂DYホールディングス直下の子会社でグループ専門のテクノロジー会社として設立されているのです。
博報堂グループは非常に子会社や関連会社との棲み分けを理解するのはむずかしいため、代表となる4社と、転職希望の企業の系列を把握しておくとよいでしょう。
株式会社博報堂テクノロジーズの待遇
博報堂グループの構成や、博報堂テクノロジーズの立ち位置がわかったところで、企業内の待遇面の情報を解説していきましょう。
年収
博報堂テクノロジーズはまだ設立されて日も浅く、情報量が少ない傾向にあります。そのため今回は募集要項などを参考に、年収待遇を解説していきます。
【株式会社博報堂テクノロジーズ 会社全体の平均年収一覧】
サイト名 | 年収レンジ |
エンジニア | 年収 426万円 〜 2000万円 |
PdM | 年収 660万円 〜 1800万円 |
PM | 年収 660万円 〜 1300万円 |
事業開発 | 年収 840万円 〜 1800万円 |
HR戦略 | 年収 660万円 〜 2000万円 |
テクノロジー戦略 | 年収 660万円 〜 1000万円 |
(2023年8月時点/参照:株式会社博報堂テクノロジーズ キャリア採用ページ)
全体の年収レンジとしては426〜2000万円とかなり幅が広く、スキル次第で差が出ることが見受けられます。
特にエンジニアは担当する領域・スキルによる待遇面が分かれ、インフラ・バックエンド・フルスタックは特に高待遇となっています。
Webアプリ開発などは最大でも500万円台の提示となるようなので、エンジニアとして志望する場合は募集要項をよく把握して上で応募しましょう。
他に特徴的なのが、まだ国内で募集の少ないPdMが最大年収1800万円で募集されている点です。
PdMはそもそもの募集が少なく、募集があった場合でも待遇が恵まれていないケースもあるため、PdMとしてキャリアアップを目指す方には魅力的な内容であると言えるでしょう。
また共通の給料待遇として、基本給の26%分の前払超勤手当と賞与が含まれた月収となります。
福利厚生
・15万円までの通勤交通費実費支給(会社規定による)
・ベストプレイス勤務(リモート勤務可)
・リモート環境手当(5,000円/月)支給
・副業制度あり
・書籍、資格取得などへの補助
・企業型確定拠出年金
・加入保険:雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険
・メンタル/ストレスチェックに、博報堂オリジナルヘルスケアソリューション導入予定
株式会社博報堂テクノロジーズの福利厚生は上記となり、通常の法定内福利厚生に加え、副業の推奨や確定拠出年金など、博報堂グループならではの安定感と独自性がのある内容が揃っています。
株式会社博報堂テクノロジーズの評判や社風
株式会社博報堂テクノロジーズの全体的な評判や社風として、若年層が多く活躍することが特徴的で、博報堂直下の子会社として自由な社風な傾向があります。
各々の意見は尊重されやすく、入社年次や経験を問わず、発言や質問をしやすい雰囲気のようです。
しかし、一部にはライフワークバランスについての酷評もありました。設立間もない点もあるため、残業や休日対応が病むなく、有給も少し取りづらいタイミングがあるようです。
リモートワークへの対応など、働き方改革に問題はないようなので、仕事とプライベートのメリハリをつけたい場合は事前の確認が必要であると言えるでしょう。
博報堂テクノロジーズは激務?
博報堂テクノロジーズは、博報堂グループの一員として、広告業界やマーケティング分野において先進的な技術を活用したサービスを提供しています。広告業界全般に共通する点ですが、博報堂テクノロジーズも例外ではなく、プロジェクトによっては多忙な業務が発生することがあります。特に、クライアントの要求や納期に応じたプロジェクト管理が求められるため、タイトなスケジュールで働くことがあるとされています。
一方で、同社では風通しの良い社風や上司とのコミュニケーションが取りやすい環境が整っており、社員の自主性を尊重した働き方が評価されています。挑戦する機会が多く、個々の成長が促進される一方で、安定的な働き方を望む社員にも対応できる柔軟性がある点が特徴です。
ただし、広告業界特有の繁忙期やプロジェクトごとの負担を考慮すると、業務のペースが速く、激務に感じることもあるため、ワークライフバランスに関しては各プロジェクトの状況によって異なる可能性が高いです。
株式会社博報堂テクノロジーズへの転職方法は?
採用フロー
(引用:株式会社博報堂テクノロジーズ キャリア採用ページ)
株式会社博報堂テクノロジーズの採用フローは書類選考、1次面接、最終面接となっています。
新卒採用は現在準備中で、採用は中途採用のみです。
1次面接時には適正テストもあり内容は職種によってことなるものがあるでしょう。最終面接は基本的に対面で行われるようです。
転職のポイント
博報堂テクノロジーズは若年層が活躍しており、年齢や経験を問わず意見主張できる・自分で考えて動くことのできる自主性の高さが求められています。
中途採用の場合、これまでの実績と共に、悩みやトラブルにあったときどのように解決してきたかを明確にしておきましょう。
それに加え、応募職種ごとに求められるスキルを理解し、自分自身のスキルの棚卸で求められるスキルにマッチする部分を探し出しましょう。面接官に「この人材が欲しい」と思ってもらえるような対策が立てられるはずです。
株式会社博報堂テクノロジーズへの転職はデジレカがおすすめ!
株式会社博報堂テクノロジーズへの転職は、業界特化の転職サポートを行う「デジレカ」がおすすめです。
まとめ:博報堂テクノロジーズの魅力と転職のポイント
株式会社博報堂テクノロジーズは、博報堂グループの一員として、デジタルマーケティングやITソリューションを提供する企業です。日本を代表する広告会社である博報堂の技術部門として、重要な役割を担っています。 待遇面では、年収は業界平均を上回る水準にあり、福利厚生も充実しています。社員の成長を支援する制度や、ワークライフバランスを重視した環境づくりが行われています。 社風については、チャレンジングで自由な雰囲気があり、新しいアイデアや技術に対して積極的な姿勢が評価されています。一方で、仕事のペースが速く、プレッシャーも大きいという声もあります。 転職を考えている方には、デジタルマーケティングやIT技術に関する知識やスキルを磨くことをおすすめします。また、博報堂グループの理念や文化に共感できるかどうかも重要なポイントです。 採用プロセスは複数の面接を含む段階的なものとなっており、自身の経験や能力をアピールする機会が多くあります。 最後に、博報堂テクノロジーズへの転職を検討している方には、デジレカを利用することをおすすめします。専門的なサポートを受けながら、自分に合った転職先を見つけることができるでしょう。