ギブリーへの転職を検討しているなら、一度は「ギブリー 炎上」というサジェストを目にしたことがあるはずです。過去に炎上があったのは事実で、その内容を知らずに応募するのはリスクがあります。この記事では炎上の経緯と現在の実態を正面から説明したうえで、年収・就職難易度・AI事業の将来性まで整理します。
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株式会社ギブリーってどんな会社?

【株式会社ギブリー 企業概要】
| 企業名 | 株式会社ギブリー(Givery, Inc.) |
| 代表者 | 井出高志 |
| 設立 | 2009年4月28日 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル8F |
| 事業内容 | AIイネーブルメント事業(MANA・DECA・Track・Givery AI Lab) |
ギブリーは2009年創業のテクノロジーカンパニーで、「世界で最も必要とされるテクノロジー企業群をつくり、デジタル大国として日本を再生させる」というビジョンを掲げています。日清食品・日産自動車をはじめとした大手企業のDX・AI化を支援してきた実績があります。
現在の事業はAIイネーブルメントカンパニーとして4本柱で展開しています。MANAは生成AI導入・業務効率化支援、DECAはAIを活用したマーケティングDX、Trackはエンジニア採用・育成のHRテックプラットフォーム、Givery AI LabはAI共創開発です。2025年4月にはギブリーコンサルティング・ギブリーテクノロジーズの2社を新設し、コンサルティング・テック開発の機能を強化しています。
ギブリーの炎上とは?経緯と現在の実態
「ギブリー 炎上」と検索する人が多い理由は、過去に実際に起きた炎上事件があるからです。炎上は2018年頃に発生しました。
炎上の経緯
ギブリーはエンジニアの採用・育成プラットフォーム「Track」を展開しており、「エンジニアを育てる」ことをビジネスの核に置いていた会社です。しかし代表の井出氏が投稿したブログ記事の内容が、エンジニアに対する偏見・軽視が感じられるとしてエンジニアコミュニティから激しく批判されました。記事はSNSで拡散し、炎上は経営にも影響を与える深刻な事態に発展しました(参考:リクナビNEXTジャーナル・リクルートエージェント X投稿(2018年7月))。
炎上後の対応と信頼回復
炎上後、代表は誠実な謝罪と反省を公表しました。その後ギブリーは東京大学との連携など、エンジニア育成・デジタル人材への投資を本格化させる取り組みに舵を切り、批判の多かった「エンジニアとの向き合い方」を根本から見直しました。炎上から7年以上が経過した現在、ギブリーはAIイネーブルメント事業を急拡大させており、信頼回復は一定程度実現していると評価できます(参考:antenna「7年間の軌跡」)。
現在のギブリー
2025〜2026年時点のギブリーは、生成AIブームを追い風に事業を急拡大しています。みずほ銀行主催「Mizuho Innovation Award」選定・PwCコンサルティングとの協業・セキュアサイクルの子会社化など、炎上当時とは別の会社と言えるほど事業の幅・規模が変わっています。「炎上した会社だから敬遠する」という判断は、現在の実態とズレている可能性があります。転職先として検討する際は、炎上の事実を踏まえつつ現在の事業・組織で判断することをすすめます。
株式会社ギブリーの年収事情
OpenWork・就活会議のデータや求人票をもとに整理すると、ギブリーの年収はポジション・成果によって大きく開く構造です。
職種別年収レンジ(求人票ベース:2026年時点)
Webマーケティング:720万〜1,200万円
IT法人営業:720万〜1,200万円
Web系ソリューション営業:600万〜1,500万円
Webサービス・PM:500万〜1,000万円
人事(採用・教育):420万〜720万円
最大年収はソリューション営業の1,500万円で、成果に応じた評価が機能しているポジションでは高額報酬も現実的です。ただし、スタートアップとしての水準であるため大手企業との単純比較は禁物です。3ヶ月に1回・年4回の評価機会があり、昇給スピードが速い点はベンチャーとしての魅力です。インセンティブ制度(Stay Goldインセンティブ)も導入されており、成果が給与に直結しやすい仕組みになっています。デジタルマーケティング職種の年収相場と比べると、マーケ職は業界平均をやや上回る水準です。
株式会社ギブリーの就職・転職難易度
難易度は中〜高程度です。AIスタートアップとして採用基準は高めですが、実務スキルがあれば年齢・学歴よりも経験で評価される傾向があります。
求めるスキル・経験
ポジションによって求められる経験は異なりますが、共通して重視されるのは実務での数値実績です。Webマーケティング職ではコンサルティングファーム・デジタルマーケ支援会社での2年以上の経験、PM職ではWebサービス開発・運用の3年以上の経験が応募要件に設定されています。14ヶ国以上のメンバーが在籍する多国籍環境のため、グローバル案件担当ポジションではビジネスレベルの英語力も求められます。
選考フロー
標準的な選考は「書類選考 → 一次面接 → 最終面接(役員)」の流れです。面接では実務スキルへの質問に加え、ギブリーのDNAである「Give&Give精神(与え続ける姿勢)」との文化的フィットも見られます。成長意欲・自走力・積極性をアピールできるエピソードを準備しておくことが選考通過のポイントです。
株式会社ギブリーの激務度・ワークライフバランス
スタートアップとしての働き方の実態です。OpenWork・就活会議の口コミを見ると、「実力主義のため本人の裁量によって残業が多くなりやすい」という声が複数あります。固定残業代は月45時間分(超過分は追加支給)が設定されており、裁量を持って仕事に取り組む人ほど業務量が増えやすい構造です。
一方、コアタイムなしのフレックスタイム制・リモートワーク相談可・育休後復帰率100%など、制度面での柔軟性はスタートアップとしては整備されている方です。経営判断のスピードが速く、方針が変わりやすいという点はネガティブな声として挙がっています。変化に対応するのが苦手な人には向かない環境といえます。
株式会社ギブリーの口コミ・評判
就活会議の口コミ92件・OpenWorkから、リアルな声を整理します。
口コミ
「評価基準が明確なので、頑張りが給与に反映されやすい。成長意欲がある人にとっては最高の環境」
ポジティブな声として目立つのは、スピード感のある昇給・昇格チャンス・明確な評価制度・経営陣との近い距離感です。「退職後に自分のレベルが上がっていることがわかる」という声もあり、成長環境としての評価は高いです。経営陣の判断が速く、社員の提案が2日でフレックス制度導入につながった事例もあります。
ネガティブな声には、経営判断の速さゆえの方針転換・裁量が大きいぶん業務量が増えやすい・受け身な人には仕事が割り振られないといった内容が挙がります。「自己判断・自走力がない人には向かない」という声が複数あり、主体性を求められる環境であることは入社前に理解しておく必要があります。
株式会社ギブリーの将来性
生成AIの企業導入ニーズが急拡大している2025〜2026年は、ギブリーにとって追い風の局面です。富士キメラ総研の予測によればDX国内市場は2030年に6兆5,195億円規模に達するとされており、AIイネーブルメントを事業の核に置くギブリーはこの成長の恩恵を受けやすいポジションにいます。
2025年4月の新会社2社設立(ギブリーコンサルティング・ギブリーテクノロジーズ)は、AIコンサルティング・AI開発の需要増を取り込むための布石です。PwCコンサルティングとの協業・みずほ銀行Innovation Award選定など、大手企業との連携実績も積み上がっています。炎上からの回復という文脈だけでなく、AI事業の成長性という観点で評価できる段階に来ています。
まとめ:ギブリーへの転職に向いている人
炎上は過去の出来事であり、現在のギブリーはAIイネーブルメント企業として事業を拡大させています。「炎上があったから」という理由だけで候補から外す必要はなく、現在の事業・組織・文化で判断することをすすめます。
AI×マーケ・AI×エンジニアリング・AI×コンサルの領域でスキルを活かしたい人、スピード感のある環境で成果に応じた報酬を得たい人には向いています。逆に、安定した大企業の環境・指示を受けて動くスタイルを好む人・方針変更に対応するのが苦手な人には合わない可能性があります。
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