BIツール20選比較！価格や特徴などをまとめました。

本記事では、BIツールの活用を検討している方に向けて、おすすめのBIツール20選をまとめました。価格や特徴などを詳しく記載しておりますので、ぜひ比較検討の際の参考にしてみてください。

BIツールとは？

BIツールとは、ビジネスインテリジェンスツールの略で、企業に蓄積された膨大な量のデータを分析し、迅速な経営の意思決定に役立てるためのツールです。

会社で複数のツールを導入している場合、その分散しているデータを集め、簡単に集計、分析を行うことで、経営判断や目標設定を明確にすることができます。

近年、ビッグデータの活用が注目されている中で、BIツールを導入して経営の意思決定に役立てる企業が増えているのです。

BIツールの主な機能・使い方

ダッシュボード機能

ダッシュボード機能とは、BIツールの分析結果を視覚的に分かりやすく表示してくれる機能です。

円グラフや、棒グラフ、折れ線グラフ、ヒストグラム、レーダーチャートなどに対応しており、様々なデータを最適な図で表示することが可能です。

レポーティング機能

レポーティング機能とは、文字通り、社内外のデータを集約・集計し、レポートとして出力する機能です。

企業内のシステムからデータを取り出し、分析結果を定型レポートとして自動で出力できるため、資料作成の時間を大幅に短縮することが可能になります。

多次元分析機能(OLAP)

多次元分析機能はOLAPとも呼ばれます。OLAPはOnline Analytical Processing (オンライン分析処理) を略したもので、売上報告、市場分析、経営報告、予算作成、財務諸表作成等に活用されます。

蓄積されたデータを多次元的に扱って集計値の参照を行うことができ、分析することでさらにデータからの知見を深めて詳細にするものです。

データマイニング機能

データマイニング機能は、統計学、パターン認識、人工知能といった数理科学・情報処理技術を使うことで、人間が手動で作業しただけでは発見できないような傾向、パターン、知識等を、大量のデータから取り出す機能です。それをもとに様々な問題への対処のヒントを得ることができます。

BIツール20選比較

Tableau

・世界で50,000 社以上の導入実績

・専門的な知識がなくても簡単に操作可能

・エリアマッピング、時系列再生、フィルタリングなど、多彩な機能を搭載

Qlik Sense

・世界で50,000 社以上の導入実績

・シンプルかつ直感的な操作性

・複数データソースの統合も簡単

Google Data Portal

・Googleが提供する完全無料のBIツール

・GoogleアナリティクスやGoogle広告など、17種のデータソースを紐づけ可能

・折れ線グラフ、棒グラフ、地図などあらゆるアウトプット形式に対応

Microsoft Power BI

・マイクロソフトが提供するBIツール

・簡単操作で視覚的に分かりやすいレポートを作成

・様々なデータソースとの連携が可能

Yellowfin

・世界29,000社の導入実績

・誰もが簡単にデータを分析できる自動インサイト機能搭載

・ブログ感覚でデータを共有するコラボレーション機能搭載

MotionBoard

・社内の様々なデータを最適な形でシンプルに可視化可能

・リアルタイムでデータを可視化可能

・⾼度な専⾨知識がなくても、手軽にデータ分析が可能

DOMO

・500以上のデータソースと接続可能

・ドラッグ＆ドロップなどの直感的な操作性

・リアルタイムのデータ自動更新

Actionista!

・専門的な知識が無くてもWebブラウザ上で簡単に操作可能

・集計・分析結果のレポートを素早く共有可能

・1ライセンスの購入で企業内すべてのユーザーが利用可能。

MicroStrategy

・ダッシュボード、予測計算、アラート、配信など幅広い機能に対応

・ドラッグ＆ドロップなどの直感的な操作性

・セルフサービスBIは無料で利用可能

Oracle BI

・BIに必要となる機能を網羅

・簡単かつ直感的な操作性

・異なる機種のデータソースを仮想的に統合・分析可能

Dr.Sum

・6,400社以上の導入実績
・社内外のさまざまなデータをリアルタイムに収集・処理可能

・Excelインターフェースの利用により、データベースへの更新（追加・更新・削除）にも対応

Data Knowledge

・簡単な操作で高度なデータ抽出・加工・出力を実現

・データを社内で共有・評価ができる

・レポートの出力数が豊富

LaKeel BI

・ETL機能、データ分析機能、レポート・Webダッシュボード作成機能をすべて含んだオールインワンパッケージ

・Excelインターフェースに近く、ユーザーを選ばない使い勝手で自由な分析が可能

・豊富なテンプレートを用意

WebFOCUS

・社内外問わず誰もが簡単に使える操作性

・業務定型レポート、自由検索、モバイル連携、帳票出力などあらゆるユーザニーズに対応する便利な機能を搭載

・初期導入から運用まで高いコストパフォーマンスを発揮

Sisense

・大量のユーザーとデータを想定した圧倒的なパフォーマンス

・誰でも分析できるシンプル設計

・データ加工コストを最小限に抑えた設計とデータガバナンスの確保

PowerFolder

・データの整理・分析等が誰でも簡単にできるように操作性を追求

・ 3種類の仮想フォルダで用途に応じたデータ整理が可能

・複数の表を関連付けし、データを集計してグラフ化可能

Alteryx Designer

・直感的な操作性を実現

・データ準備・結合・加工集計を簡単に実行するための機能を数多く用意

・複雑な業務プロセスを可視化できるビジュアリティクス機能を搭載

Zoho Analytics

・Google DriveやMicrosoft OneDriveなどの大手クラウドドライブと自動で同期が可能

・チャートやウィジェットなどの図表類でデータを詳細まで視覚化可能

・スマート分析アシスタント「Zia」を搭載

軽技Web

・誰でも簡単に活用できるシンプルなBIツール

・スピーディーにデータ抽出が可能

・使い慣れたWebブラウザやExcelから直接データ検索が実行可能

GoodData

・現在までに70,000社以上の導入実績
・様々なデータを１ヶ所に統合して可視化

・直感的操作でダッシュボードが作成可能

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、おすすめのBIツール20選をご紹介しました。

ぜひ本記事を参考にしていただき、BIツールの比較検討にお役立ていただければ幸いです。