アプリストアのランキングにおいて、聞いたことのないアプリが総合ランキングの上位にランクインしているところを見たことがありますでしょうか。
これは今回説明するブースト広告によって、もたらされた結果であります。
そこで本日はブースト広告についてまとめました。
ブースト広告とは、目的を持ってリワード広告を短期間に集中投下させること
ブースト広告とは、App StoreやGoogle Playのランキングを急上昇させるために、
リワード広告を短期間に集中投下させる手法の事です。
アプリランキングを意図的に釣り上げる手法で、健全なアプリストア体質を担保するという観点で、問題視される事も多い手法です。
リワード広告との違い
リワード広告とブースト広告との違いについては、使い方の違いです。
リワード広告の使い方の一つにブースト広告が存在し、ブースト広告は目的を持ってリワード広告を短期間で集中投下することです。
対して、リワード広告はアフィリエイト広告の一種であり、あらかじめ決められた成果が発生した際、成果を発生させたメディアだけでなく、成果を起こしたユーザーに対しても自社ポイント等の特典を付与する形式の広告です。
その「成果」に関しては、一般的にアプリのダウンロード(=CPI)を指す場合がほとんどです。
アプリマーケティングの今後について
Appleがリワード広告(=ブースト広告)を禁止したことにより、アプリマーケティングの手法が大きく変わってきました。
いままでのアプリマーケティングは、ブースト広告を使ってアプリダウンロード数を増やし、アプリランキングの上位にランクインさせる手法が一般的でした。
しかし、プラットフォーム側がリワード広告を禁止し、iOS11のアップデートでApp storeのランキングタブが消えたことにより、一層リワード広告の存在感が薄れてきています。
最近ではASO(App Store Optimization)対策がアプリマーケティングの主流になっており、検索順位を改善することや、アプリ詳細ページのデザインの改善が重要になってきています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リワード広告が禁止になったように、アプリマーケティングの手法も日に日に変化しています。
今後もマーケティング手法が変わることが予想されるので、既存の手法に固執せず、柔軟に対応できる能力を持つことが重要になります。
【関連記事】
アフィリエイト広告とは
リワード広告とは
CPIとは