代理店から事業会社への転職|志望動機と選考を通過するエピソードの作り方

広告代理店での日々に充実感を感じながらも、「もっとひとつの事業に深く関わりたい」「自分の手がけた施策の成果を長期的に見届けたい」そんな想いを抱いていませんか。代理店から事業会社への転職を考える方にとって、志望動機は選考突破の最重要ポイントとなります。なぜなら採用担当者は、あなたが代理店での経験をどう活かし、事業会社でどんな価値を生み出せるのかを見極めようとしているからです。

この記事では、代理店経験者が事業会社の選考を通過するために必要な志望動機の作り方と、説得力のあるエピソードの構築方法を詳しく解説します。転職市場の現状を踏まえながら、面接官の心に響く志望動機の組み立て方、そしてあなたの経験を最大限にアピールする具体的なエピソードの作り方まで、実践的なノウハウをお伝えしていきます。代理店での経験は、実は事業会社が求める貴重なスキルの宝庫です。適切な伝え方を身につければ、きっとあなたの転職活動は大きく前進するはずです。

この記事の監修者
監修者情報
マーケティング戦略・広告運用のスペシャリスト
鹿熊亮甫
東証グロース上場企業 デジタリフト でCOO(最高執行責任者)を2024年まで務め、広告運用・SEO・SNSマーケティングを軸に事業成長を牽引。現在は事業会社でマーケティング戦略の策定から実行、データ分析まで幅広く手がけ、企業の売上向上に貢献。
マーケティング業界の転職市場やキャリア形成に関する情報を発信。広告運用・SEO・SNSの知見を活かし、次世代マーケターの育成に取り組む。

志望動機の重要性

代理店から事業会社への転職を考えているあなたにとって、志望動機は選考の成否を分ける最も重要な要素です。

なぜなら、事業会社の採用担当者は「なぜ代理店を離れるのか」「なぜ当社なのか」という2つの問いに対する明確な答えを求めているからです。代理店での経験は確かに価値がありますが、それだけでは転職理由として不十分です。事業会社側は、あなたが自社のビジネスに本気で向き合い、長期的にコミットできる人材かどうかを見極めようとしています。

実際の選考では、志望動機の説得力が面接通過率を大きく左右します。表面的な理由では「どの会社でもいいのでは」と思われてしまいますし、代理店への不満だけを語っても後ろ向きな印象を与えてしまいます。大切なのは、代理店での経験を通じて得た気づきと、その企業で実現したい具体的なビジョンを結びつけることです。

したがって、志望動機の作り込みには十分な時間をかける必要があります。あなた自身のキャリアストーリーと企業の方向性が重なる点を丁寧に言語化することで、採用担当者の心に響く志望動機が完成します。

エピソードの作り方

志望動機を語る際、最も説得力を持つのが具体的なエピソードです。代理店から事業会社への転職では、あなた自身の経験を通じて、なぜ事業会社で働きたいのかを明確に伝える必要があります

エピソードの構成法

効果的なエピソードを作るには、まず代理店での実務経験から、事業会社への転職を考えるきっかけとなった具体的な出来事を振り返りましょう。たとえば、クライアント企業の事業成長に深く関わった案件で、単なる施策実行ではなく事業そのものに貢献したいと感じた瞬間はありませんでしたか。その時の状況、自分が感じたこと、そこから得た気づきを時系列で整理することで、採用担当者に伝わるストーリーが生まれます。重要なのは、単に「やりがいを感じた」という抽象的な表現ではなく、どんな課題に直面し、どう考え、何を実現したかという具体性です。

実際のエピソード例

実際のエピソードでは、たとえばこんな構成が効果的です。ある化粧品メーカーのデジタルマーケティングを担当していた際、短期的な広告成果だけでなく、ブランド全体の認知向上という長期的な視点でクライアントと議論を重ねた経験があるとします。この時、事業全体を見渡せる立場で戦略を考えることの面白さに気づいたという流れです。さらに、その後も複数の企業と関わる中で、一つの事業に深くコミットし、長期的な成果を追求したいという想いが強くなったと続けます。このように、単発の出来事ではなく、複数の経験を通じて徐々に志望が固まっていった過程を示すことで、転職理由に一貫性と深みが生まれます

選考を通過するためのポイント

代理店から事業会社への転職では、選考対策の方向性を正しく理解することが合格への近道です。事業会社は代理店とは異なる評価軸で候補者を見ているため、その違いを押さえた準備が欠かせません。

選考を通過するために最も大切なのは、事業会社が求める人材像を正確に把握することです。代理店では複数のクライアントを同時に担当するマルチタスク能力が評価されますが、事業会社では一つの事業に深くコミットする姿勢や、長期的な視点での戦略立案能力が重視されます。この違いを理解した上で、自分の経験をどう活かせるかを明確に示す必要があります。

また、「なぜ代理店ではなく事業会社なのか」という問いに説得力のある回答を用意することも重要です。単に「安定したい」「一つの事業に集中したい」といった表面的な理由では不十分です。代理店での経験を通じて気づいた事業会社の魅力や、自分のキャリアビジョンと事業会社での働き方がどう結びつくのかを、具体的なエピソードを交えて語れるようにしましょう。

面接での注意点

面接では、代理店時代の実績を事業会社の文脈に翻訳して伝えることが成功の鍵です。代理店での華やかな実績をそのまま語るだけでは、面接官の心には響きません。

事業会社の面接官が知りたいのは、あなたが自社の事業成長にどう貢献できるかという点です。例えば「月間10社のクライアントを担当していました」ではなく、「複数の事業課題に向き合った経験から、市場分析と課題抽出のスピードが身につきました。御社の新規事業でもこの力を発揮できます」と言い換えることで、あなたの価値が伝わりやすくなります。

また、面接では謙虚さと学ぶ姿勢を忘れないことも大切です。代理店での経験に自信を持つのは良いことですが、事業会社のビジネスモデルや文化は代理店とは大きく異なります。「代理店で培ったスキルを基盤に、事業会社ならではの知見を吸収したい」という前向きな姿勢を示すことで、面接官に良い印象を与えられます。

書類選考を突破するための工夫

書類選考では、職務経歴書の構成を事業会社向けに最適化することが突破の鍵となります。代理店での職務経歴をただ時系列で並べるだけでは、あなたの強みは伝わりません。

効果的な書き方は、「実績」→「プロセス」→「学び」の順に整理することです。まず数字で示せる実績を記載し、次にその実績を出すためにどんな工夫や努力をしたのかを説明します。そして最後に、その経験から何を学び、応募先の事業会社でどう活かせるかを結びつけます。この流れで書くことで、採用担当者はあなたの思考プロセスと成長意欲を理解しやすくなります。

また、志望動機は応募先企業ごとにカスタマイズすることを忘れないでください。同じ事業会社でも、業界や事業フェーズによって求める人材は異なります。企業研究を深く行い、その会社が今直面している課題や目指している方向性を理解した上で、自分の経験がどう役立つかを具体的に記載しましょう。この丁寧さが、書類選考通過率を大きく高めます。

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まとめ

代理店から事業会社への転職を成功させるには、志望動機とエピソードの作り方が鍵となります。なぜなら、採用担当者はあなたの代理店での経験が自社でどう活かせるかを見極めたいと考えているからです。

志望動機では、代理店で培った提案力や数値分析のスキルを、事業会社でどのように発揮できるかを具体的に示しましょう。単に「腰を据えて働きたい」という動機だけでは不十分です。あなたが担当したプロジェクトの成果を数字で示し、その経験を事業会社の課題解決にどう結びつけるかを語ることが大切です。

選考では、面接官の質問の意図を正しく理解し、あなた自身の言葉で経験を語ることを心がけてください。書類選考の段階から一貫性のあるストーリーを作り上げることで、事業会社での活躍が期待できる人材として評価されるはずです。

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