ユーチューブ広告（YouTube広告）とは世界で20億人程度のユーザーが利用している最大級の動画配信サービスのYouTubeが提供している広告サービスです。需要が高騰している動画広告によるユーザーへのアプローチに活用できるサービスで、各種クリエイティブサービスとの連携や、Find My Audienceという独自の視聴者調査ツールの提供など、広告主にとって有用な仕組みがあります。
ユーチューブ広告は種類ごとに動画の表示方法や料金体系が異なります。ユーチューブ広告の種類は以下の6種類に分けられます。
・スキップ可能なインストリーム広告
・スキップ不可のインストリーム広告
・TrueViewディスカバリー広告
・バンパー広告
・アウトストリーム広告
・マストヘッド広告
スキップ可能なインストリーム広告はユーザーが動画を再生している最中や再生の前後に動画画面内で表示される広告です。ユーザーは5秒間経過すると広告をスキップできます。スキップ不可のインストリーム広告はユーザーが最後まで広告を再生しなければなりませんが、15秒以下の広告に限られます。スキップ可能な広告では料金をCPV単価制、CPM単価制、CPA単価制から選べますが、スキップ不可の場合はCPM単価制になります。
TrueViewディスカバリー広告は検索結果や関連動画の隣に表示されるのが特徴で、動画を探しているユーザーにアプローチできるのが特徴です。サムネイル画像とテキストを組み込み、一般の動画と同じような形で表示します。サムネイルクリックに基づくCPC単価制の料金です。
バンパー広告はスキップ不可で動画の再生中か前後に6秒以内で表示する短い広告です。CPM単価制での利用になります。
アウトストリーム広告はモバイル用サイトとアプリのみで表示される動画枠外の自動再生広告です。音声なしで自動再生され、ユーザーがタップすると音声も再生されます。2秒以上再生されたときだけ料金が発生するvCPM単価制になっています。
マストヘッド広告はホームフィードの上部で音声なしで自動再生される広告です。サムネイル画像やテキスト、CTAリンクなどを盛り込める効果的な広告です。完全に予約ベースでの利用となっていて、固定の日別単価制か固定CPM単価制になっています。
YouTube広告では複数の広告を組み合わせて依頼することも可能です。月額コストを固定して広告を出せるため、予算枠内での広告運用をしやすいのが特徴です。Find My Audienceによって広告の最適化を行えるので、コストパフォーマンスの高い広告を実現できます。