TBWA HAKUHODOの年収は? 転職難易度や博報堂との違い・評判を徹底解剖

博報堂とTBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された、株式会社TBWA HAKUHODO。

今回はそんなTBWA HAKUHODOの転職を検討する中での不安や疑問について、業界経験者が解説していきます。

・事業内容

・博報堂との違い

・待遇面や将来性

よくある「博報堂との違いは?」「実際の口コミが知りたい」という疑問についても解説していくので、転職前の情報収集にぜひご活用ください。

株式会社TBWA HAKUHODOへの転職は当サイトデジレカ経由でもサポートが可能です。転職相談はこちらhttps://digireka.jp/lp002/)ご相談フォームに転職希望の旨をご記載ください。

株式会社TBWA HAKUHODOってどんな会社?

【株式会社TBWA HAKUHODO 企業情報】

企業名株式会社TBWA HAKUHODO
代表者今井 明彦
設立2006年
本社東京都港区
従業員数400名
事業内容総合広告事業全般

(参照:株式会社TBWA HAKUHODO 公式HP)

TBWA HAKUHODOは、日本を代表する広告代理店である博報堂とTBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして2006年に設立されました。

アディダス・ハーゲンダッツ・三井不動産など大手企業で様々な取引先へサービスを提供しています。

エージェンシーオブザイヤーなどの数々の賞を受賞

TBWA HAKUHODOは、設立後から数多くの実績を残し、近年では次のような受賞歴を持っています。

・「Campaign Asia Pacific」主催「Creative Agency of the Year」受賞

・ADFEST2018年にて「Agency of the Year」受賞、第98回 ADC賞では「Advertising Agency of the Year」に輝く

・Cannes Lions、One Show、CLIOにて金賞

その他にも、日本広告業協会(JAAA)「Creator of the Year」にて10年連続でメダリストを排出するなど、国内外での需要履歴を持ち、世界的にも評価を受けていることがわかります。

博報堂との違いは?

TBWA HAKUHODは、博報堂とTBWAワールドワイドのジョイントベンチャーであるため、それぞれの企業が株式を所有し資本形成しています。

第一株主は博報堂グループである「博報堂DYホールディングス」で、株所有の割合は博報堂が6割・TBWAが4割です。

出資しているといえども、待遇面や福利厚生をみるとTBWA HAKUHODは独立している内容となっているため、博報堂とはまたちがったものになると言えるでしょう。

株式会社TBWA HAKUHODOの社内環境

社内の年齢構成・男女比

TBWA HAKUHODでは在籍社員の男女比がほぼ同率で、2021年度では女性45%:男性55%となっています。

業界的に男性の割合が多くなりがちですが、TBWA HAKUHODは社内の制度に産休育休や生理休暇などが充実しているため、女性社員も働きやすい環境が整っていることがわかります。

また、社内は30代の割合が最も多く、全体の37%を占め、その後に20代、40代と続く形となっていることから、活気のある和気藹々とした雰囲気が予想されるでしょう。

TBWA HAKUHODでは社内イベントや研修が多く設けられているので、社内コミュニケーションの機会が多数ありそうです。

株式会社TBWA HAKUHODOの待遇

次は、TBWA HAKUHODOの待遇面を確認していきましょう。

年収

【株式会社TBWA HAKUHODO 会社全体の平均年収一覧】

サイト名年収レンジ
キャリコネ537万円
Openwork690万円

TBWA HAKUHODOの平均年収は537〜690万円となり、日本国内の平均よりも高い年収レンジとなっています。

中には年収1200万円の退職者のコメントもあり、転職後の収入アップを目指すことも可能でしょう。

公式の募集には給料待遇の記載がなく、現職・前職を考慮となるようです。

特徴的なのが、賞与が年に一回の支給となるので、固定給が高めである・一回の賞与額が大きいことが予想されます。

【株式会社TBWA HAKUHODO 職種別年収一覧】

サイト名/職種営業職企画職エンジニア職広告制作
indeed764万円668万円782万円
ライトハウス817万円767万円1200万円

次にTBWA HAKUHODOの職種ごとの給料待遇を見てみると、全体として高い基準ではありますが、その中でもエンジニアや広告制作などクリエイティブ職の年収待遇が良いことがわかります。

独立やコンサルでないエンジニア職で1000万円台を目指すことは難易度も高いため、転職でハイキャリアを目指すのであれば狙い目であると言えるでしょう。

離職率と有給消化率

TBWA HAKUHODOの最新の有給消化率は80%となっており、日本平均の56%(就労調査参照)を大幅に上回っています。

有給消化は管理職や役職者が取りづらく、割合を下げてしまう傾向にありますが、TBWA HAKUHODOでは比較的取得しやすい環境であることが見受けられます。

また離職率は最新で7%となり、コロナ禍で転職がしづらい状況であったとしても、かなり低い割合となっています。在籍しやすい環境がととのっていると言えるでしょう。

福利厚生・研修制度

TBWA HAKUHODOの福利厚生は次のようになっています。

社会保険完備

会員制福利厚生サービス

団体定期福祉保険/医療保険

確定給付企業年金

財形貯蓄制度他

通常の福利厚生に加え、財形貯蓄と確定給付年金がそろっており充実していることがわかります。またTBWA HAKUHODOでは、多数の研修制度がそろっています。

・Disruptionを理解し使えるようになるためのDisruption研修

・OJT

・管理職向けのマネージャー研修

・ジュニア向けの企画・プラニング研修

・DEIやジェンダーについて理解し考える社内イベント

・グローバルビジネススキル研修

・社内の各種ツールやシステムの利用説明研修

・海外のTBWAネットワークの研修。

・博報堂グループの研修

・社内のメンバーが自発的に行う社内講座。(企画書/プロジェクトマネジメント/AI / ジェンダー 等)

・成長・リスキルのための費用補助制度。

・コンプライアンス/ハラスメント研修全般

・情報セキュリティ研修

常に情報交換を行い、新しい知識をインプット・アウトプットできる環境であるといえるでしょう。

研修に備え準備や時間確保も必要であるといえますが、切磋琢磨できる環境に身を起きたい方にはやりがいを感じられる職場です。

株式会社TBWA HAKUHODOの評判

ではTBWA HAKUHODOの評判をOpenworkを参考に解説していきます。

社内全体のクリエイティブ力が高い

職場環境が充実しているため在籍年数は多い

評価制度や給料待遇には賛否両論が見られる

では、悪い評判と良い評判に分けてみていきましょう。

悪い評判

社内評価のタイミングが少ない
部署により残業や休日出勤がある
半分が外資系なので合う合わないがある

悪い評判として多かったのは、昇給・社内評価に関してでした。

TBWA HAKUHODOでは昇給は年に1回に対し、社内評価面談は年に4回実施されます。

面談回数に対し昇給の機会が少ないと感じる方が多いようでした。さらに昇給も部署のトップにより難易度が分かれてしまうといった点が懸念になるようです。

また、残業や休日出勤がつらいといった内容もありましたが、広告業界はクライアントワークであるため、時期によっては致し方ない部分があります。

特にクリエイティブ職は臨機応変な対応や納期があるため、残業があることは事前に理解しておいた方がいいでしょう。

転職後のギャップを避けるためにも、転職エージェントに企業の詳しい残業時間や昇給率について確認しておくのが良策であるといえます。

良い評判

業務の自由度が高い
他の同業と比べ給料が高め
グローバルな企業を相手にできる

良い評判として多かったのは、業務の姿勢や進め方に関する内容でした。

TBWA HAKUHODOでは在職者がクリエイティブ性の高い方が多く、業務を進める中で発想力や提案力を求められ、やりがいや楽しさがあるとのことでした。

オフィスも個性的であり、これまでよりも幅広い視野を持って仕事に望める環境であると言えるでしょう。

また、平均年収でも解説したように、他社と比較しても年収は高めであるようです。年収アップを目指したい方には、業務内容に興味を持った上で検討しても間違いはありません。

株式会社TBWA HAKUHODOへの転職方法は?

最後はTBWA HAKUHODOへの転職方法をまとめました。

採用フロー

TBWA HAKUHODOの採用フローは正式に公開されていませんが、書類選考・数回の面接後に最終面接という流れになります。

職種によって適性検査の実施、役職者ポジションになると面接回数も増えることが予想されます。

転職のポイント

TBWA HAKUHODOでは、採用の94%が中途採用であり即戦力を求めていることがはっきりとわかります。

そのため、まず書類選考に通過するためには、経験とスキルが面接すべき人材であるとアピールできることが大切です。

転職難易度は正社員だと高めとなるので、応募の際に未経験での転職は難しく、即戦力として活躍できるスキルを持った職種を目指すことが得策です。

また、クライアントが海外企業であることも多いため、英語スキルを持っていると歓迎されやすいでしょう。それに加え、広告代理店(できれば中小〜大手)での経験があるとベストです。

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