日本全国に対応する国内最大級のプライマリ・ケアのプラットフォームを運営している株式会社Fast Doctorについてご紹介します。
同社は医療とテクノロジーを融合し、独自のAIを活用しながら医療DXを推進しているヘルステック企業です。
テクノロジーを用いることで、救急往診時の移動時間を34%短縮することを実現しています。今後も、独自のAI活用でさらに医療DX推進し生産性向上が期待できるでしょう。
本記事では、株式会社Fast Doctorの基本情報に加え、転職時の採用フローや企業の強みについて紹介します。転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
株式会社Fast Doctorってどんな会社?
(引用:株式会社Fast Doctor 公式HP)
【株式会社Fast Doctor 企業情報】
企業名 | ファストドクター株式会社 |
代表者 | 代表取締役 菊池 亮(医師)代表取締役 水野 敬志 |
設立 | 2016年8月 |
本社 | 〒150-6032 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー32階 |
事業内容 | 医療プラットフォーム「ファストドクター」の運営救急往診 ・オンライン診療事業医療機関支援事業 ・医療分野での自治体支援事業企業連携支援事業 |
(参照:株式会社Fast Doctor 公式HP)
ファストドクター株式会社は、医療DX(デジタル・トランスフォーメーション)を通じて、地域医療の効率化と救急医療インフラの構築を目指す企業です。
高齢化や健康意識の変化に伴い、医療需要は急速に高まっていますが、医療業界では規制や業界の体質によるデジタルシフトの遅れが課題となっています。ファストドクターは、この課題を解決し、医療へのアクセスを容易にするため、RPAやAIなどのテクノロジーを活用して効率的な医療提供を実現しています。
全国10都府県で夜間や休日の救急相談・オンライン診療・救急往診を可能として、1,500名の医師と200名の看護師がネットワークされている状態です。
1日あたり2,000件の医療相談や、1日500名の患者と医師のマッチングを最短30分で行うといった、効率的な診療業務を実現しました。
スマートフォンを使って24時間いつでもアクセスできるシステムは、突然の病気や怪我を恐れる利用者にとって革新的と言えるでしょう。ファストドクターは、医療DXを推進することで、患者と医療従事者の双方にとって効率的で便利な医療体験を提供し、未来の救急医療インフラを築くことを目指しています。
独自AI活用による移動経路最適化を実現
医療DXの一貫として、AIを活用した経路最適化により、救急往診が必要と判断された患者に対し迅速な医療提供を実現しています。
独自のAIを活用することで、早急な受診が必要かつ通院困難性の高い患者に、効率的な往診経路を策定することが可能となりました。本取り組みによって、救急往診時の総移動時間が平均34% 短縮(引用 株式会社Fast Doctor 公式HP)されています。
今後もさらなるAIの実装で医療DXを推進し、テクノロジーによる生産性向上に貢献していきたいとのことです。
大手企業から受託業務を受けている
ファストドクターは、愛媛県や救急安心センターなどから受託業務を受けています。
受託先には、ファストドクターの医師や看護師が常駐し、相談者の状態を見て救急搬送や医療機関の案内などを行っています。
行政や大手企業から仕事を受けているため、案件規模が大きく企業には安定性があると言えるでしょう。
株式会社Fast Doctorの待遇
年収
【株式会社Fast Doctor 会社全体の平均年収一覧】
口コミサイトから分かる株式会社Fast Doctorの平均年収は、300万円〜400万円となっております。
東京都の平均年収を求人ボックスで見てみると、正社員は約426万円となるため、平均年収よりやや低めの水準であると言えるでしょう。
給料には45時間の固定残業代があることから、月収は高めに設定されているとの口コミがありました。なお、部門の業績賞与は0.3〜0.5カ月ほどとのことです。
福利厚生
- 通勤手当
- 住宅補助なし
- 退職金なし
株式会社Fast Doctorの福利厚生は手厚くはないとの口コミがありましたが、その原因は通勤手当の支給が考えられます。
正社員の方には通勤手当が支給されているようですが、上限が低く、家からオフィスまで距離がある人は注意する必要があります。
一方で、パート社員の方へ通勤手当は支給されていないとの口コミがありました。また、住宅補助や退職金制度は現在のところ設けられていないようです。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、福利厚生に関しては応募前や面談時にしっかり確認するようにしましょう。
株式会社Fast Doctorの評判
株式会社Fast Doctorの総評としては、シフト調整の行いやすさや、マニュアルの変更頻度による確認の大変さについての評判が多く見受けられました。
希望のシフトに入りやすいことで、自分の予定を合わせやすいことについては、働きやすいとの口コミがありました。
しかし、業務のマニュアルは頻繁に変更がかかるようで、頭に入れるためには休日に確認しないと間に合わないことが実態のようです。
良い評判、悪い評判に分けて詳しく解説していきます。
悪い評判
部署によりけりだが休みの日でも容赦なく連絡が来る
本格的な業務をする前の研修と、実際の業務ではかなり業務に必要な知識に差があり、実務中に習得しなければならない技術が多かった
マ二ュアルがよく変わるので、勤務日にまとめて確認することも可能でしたが、量が多いとその分大変なので、休みの日にも随時チェックしたりすることもあり
平日と休日では、忙しさが違うにもかかわらず、土日祝のインセンティブが時給プラス 100円しかない
悪い評判として、土日祝の忙しい時期の手当てや、休日の連絡に関する内容が見られました。
医療プラットフォームであるため、休日の利用者は増加することから、急な連絡が入ることがあるようです。他にも、忙しいにも関わらずインセンティブの低さに関する内容も確認されました。
さらに、日々更新の必要性があるマニュアル作成業務の特性上、常に最新情報を入れて業務に取り組む必要があります。
内容が多いことから、出勤時間のみでの確認は困難で、休日を使って習得しなければ追いつかないようです。
また、基本はシフトをだせば通るようですが、実態は少し異なるようです。仕事を選ぶ条件として、希望通りの休日取得への優先順位が高い方は、自身の中で念入りな適性確認が必要となるでしょう。
良い評判
希望していたシフトに入れることが多く、仕事とプライベートのオンオフはつけやすかった
部署によってはフレックス制で、自身のタスク状況に問題がなければ休みが取りやすい
現在は残業に対して厳しく管理する様になってからは、残業が減り定時退勤が習慣化された
良い評判としては、シフトの調整が行いやすく、急な出勤や休暇の取得が行いやすい>との内容でした。
ファストドクターでは残業に対して厳しく管理を行っており、定時退社が習慣化されているようです。シフトの希望はアプリから行えるとのことで、前日であっても申し込めるとの口コミが見られました。
さらに、社員が少ないことから裁量の大きな仕事を任せられるまでが早いようです。立場や年齢に関係なく、実力に応じた仕事を求める方にはやりがいの大きい環境と言えるでしょう。
株式会社Fast Doctorへの転職方法は?
株式会社Fast Doctorの採用フローを紹介します。なお、この記事ではコーポレート部門のフローを解説します。
- 工ントリ ー ・書類選考
- カジュアル面談 or1次面接
- 個別プロセス
- 最終面接
- 内定・オファ ー 面談
(参照:株式会社Fast Doctor 公式HP)
書類選考後に最低でも面接を2回実施する採用フローとなっています。面接の事前対策は必ず行いましょう。
1次面接〜最終面接まで平均的には10日〜1ヶ月程度のスケジュールを見ているとのことです。こちらのついては、候補者の状況によって柔軟に対応できるとのことなので、調整が必要な場合は事前に相談しましょう。
また、Fast Doctorはチームとして気持ちよく仕事ができる環境づくりを進めたいと考えているため、大人数で力を合わせながら仕事をしてきた事を一例に、協調性をアピールできるとよいでしょう。
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