電通で働きたいと思っている方は多いのではないでしょうか。マーケティングに詳しくなくとも電通は大手なので転職先としての魅力があると思うのが当然です。ただ、正社員として受け入れてもらうのは難しいのではないかと思っている方もいるでしょう。この記事では電通に契約社員として入社して働く魅力を紹介します。年収がどのくらいなのか、中途採用の募集はどのようにしておこなわれているのかを説明するので、今後のキャリアを考える上でぜひ参考にしてください。
株式会社電通ってどんな会社?
【株式会社電通 企業情報】
会社名 | 株式会社電通 |
代表者 | 佐野 傑(代表取締役社長)および永井 聖士(代表取締役副社長) |
設立 | 1901年7月1日 |
従業員数 | 5,502名 |
本社 | 東京都港区東新橋1-8-1 |
事業内容 | ・広告代理業 ・マーケティング ・コンテンツビジネス ・デジタルソリューション ・顧客体験のデザインなど |
電通は国内最大手のマーケティング・コミュニケーションデザイナーとして広告業界を牽引する企業
電通は1901年に創立し、現在では電通グループとして国内最大手の広告代理店としての地位を獲得しています。世界的にもトップクラスの事業規模を持っていて、世界の広告業界を牽引しているのが電通です。
電通は「Integrated Communication Design」を事業コンセプトとして取り上げ、マーケティングにおけるコミュニケーションを重視しています。メディアでコンテンツを発信すれば良いのではなく、広告主と顧客のコミュニケーションを実現するマーケティングを展開できるようにソリューションの提供をしています。
事業領域は以下のようにマーケティングに関連する全てに及んでいます。社外企業との共同プロジェクトにも積極的に取り組み、かつてない価値を生み出すために意欲的に取り組んでいます。
・マーケティング
・デジタルマーケティング
・クリエイティブ
・プロモーション
・メディア
・コンテンツ
・PR
・グローバル・ビジネス
・ラボ/プロジェクト
電通の強みは創造できる「人」と「データ」と「技術」を揃えて革新を続けていること
電通の強みは歴史とネットワークの広さ、世界から注目される企業ブランドの価値と考えるかもしれません。しかし、世界的な大手としての立場に安住することなく、革新を続けてきていることこそ電通の企業価値を高めている要素です。
電通は「People Driven Marketing」をデジタルトランスフォーメーションの時代に欠かせない考え方として積極的に推進しています。新しい価値の創出には人を基点にする必要があると考え、人材成長を重視した取り組みを展開しています。必要な人に、必要な場所で、タイムリーに情報を提供しようという方策を立てているのが特色です。
また、歴史にとらわれずに常に新しいナレッジとデータを生かす気概があります。日本と世界の広告費調査をしたり、媒体別の広告量を分析したりするなど、広告業界が成長する方向性を考える上で欠かせない情報を収集・発信しています。貴重なデータを外に出したとしても、独自の技術から革新を遂げられる自信があることは明らかでしょう。
電通で働くメリット
電通で契約社員として働くのは広告業界のトップクラスの環境で重要なプロジェクトに携わる経験を積めることがメリットです。挑戦をしたいという人にうってつけで、今まで積んできた経験や磨いてきたスキルを全力で発揮する機会を得られます。規模が大きいプロジェクトを成功に導くと達成感も大きいでしょう。厳しい状況になる場合もありますが、契約社員は期間が限られています。この期間は全力を費やそうという気持ちを持ちやすいのも契約社員を選ぶメリットでしょう。
電通の年収
電通の正社員の年収は平均すると1100万円くらいあります。契約社員の場合には実力による違いが大きく、年俸制なので年収がやや低めです。職種や経験による違いが大きく、400万円~1000万円程度のオファーを受けられるのが一般的になっています。
電通では契約社員からの正社員登用の道もあります。狭き門ではあるものの、毎月2~3名くらいの登用をしているので、実績を作り上げれば正社員になってもっと稼げるようになる可能性もあるでしょう。
電通に転職するためには?
電通に契約社員として転職するためにはタイムリーに必要なスキルセットを整えて用意しておく必要があります。営業職が募集されることが多いですが、他の職種の募集もおこなわれる可能性があるでしょう。契約社員は即戦力を求めるのが基本です。マネジメントスキルが求められることが多いので、マネジメント経験を積んでおくのが効果的です。
Vorkers、転職会議、カイシャの評判から読み解く電通の評判
電通ではブランドネームの高さと教育体制の充実度の高さが称賛されています。契約社員からは特にブランドを生かした大きな仕事ができる点の評判が良くなっています。
収入面に関しては正社員に劣ってしまうのが難点です。口コミでもやや評判が良くない点ですが、他社に比べると高い給与水準だという意見もあります。契約社員として働く道を選ぶなら電通は収入面でもメリットがあると考えられるでしょう。
電通の福利厚生や制度は?
電通では業界を牽引する立場として社員への要求が高いのは確かです。その負担をできるだけ軽減し、前向きに働けるように福利厚生や制度が整えられています。契約社員でもほとんどは踏襲されています。休暇などの規程は契約に依存するので、雇用契約を結ぶ際に注意しておきましょう。
・完全週休2日制
・有給休暇
・積立休暇
・時間休制度
・未就学児看護休暇
・家族看護休暇
・母体保護休暇
・不妊治療休暇
・勤務時間内の通院時間
・育児時間
・育児勤務
・すくすくえいど
・保活コンシェルジュ
・フレックスタイム制度
・インプット有休奨励日
・ボランティア休暇
・団体長期障害所得補償保険
・借り上げ社宅
・リモートワーク制度
・22時以降残業禁止
・健康管理センター
・電通会
・契約施設
・八星苑・八星スタジオ
・ハラスメント窓口
・家族の相談窓口
・一人ひとりの成長支援「INPUT! 365」
電通の求人一覧
2021年7月時点では電通では公式サイトでの契約社員の募集をおこなっていません。契約社員は期間限定で特定のスキルがある人を獲得する際の常套手段なので、いつ募集が出るかは予測が困難です。転職支援サービスを利用して最新の情報をいち早く手に入れるようにしましょう。